能勢町議会 > 2012-03-09 >
平成24年環境教育常任委員会(3月 9日)

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  1. 能勢町議会 2012-03-09
    平成24年環境教育常任委員会(3月 9日)


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    平成24年環境教育常任委員会(3月 9日)   ┌───────────────────────────────────────┐ │        環境教育常任委員会記録                    │ ├─────┬─────────────────────────────────┤ │     │平成24年 3月 9日(金) 午前 9時30分 再開       │ │会議日時 ├─────────────────────────────────┤ │     │平成24年 3月 9日(金) 午後 5時47分 延会       │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │場所   │能 勢 町 役 場 議 場                    │ ├─────┼────────────────┬────────────────┤ │     │委員長     原 田 健 志 │委  員    八 木   修 │ │出席委員 ├────────────────┼────────────────┤ │     │副委員長    谷   義 樹 │委  員    中 植 昭 彦 │ │出席7名 ├────────────────┼────────────────┤ │     │委  員    岡 本 ひとし │委  員    中 西   武 │ │欠席0名 ├────────────────┼────────────────┤ │     │委  員    岡 本 榮三郎 │                │ ├─────┼────────────────┼────────────────┤ │委員外出席│議  長    今 中 喜 明 │                │ ├─────┼──────┬─────────┼──────┬─────────┤
    │     │職    名│  名   前  │職    名│  名   前  │ │     ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │町長    │ 中   和 博 │教育次長  │ 瀬 川   寛 │ │     ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │説明のため│      │         │こども未来 │         │ │     │町長   │ 上 森 一 成 │      │ 渡 瀬 正 幸 │ │     │      │         │課   長 │         │ │     ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │出席した者│教育長   │ 前 田   滿 │教育総務係長│ 畑中  康 英 │ │     ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │      │         │子育て支援 │         │ │     │総務部長  │ 東 良   勝 │      │ 西 村 由紀子 │ │の職・氏名│      │         │係   長 │         │ │     ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │      │         │保育所総括 │         │ │     │総務部理事 │ 吉 井 淳 司 │      │ 古 嶋 富美代 │ │     │      │         │主   任 │         │ │     ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │環境創造部長│ 森 村   保 │学校指導課長│ 後 藤 るみな │ │     ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │      │         │学校指導課 │         │ │     │地域整備課長│ 上 安 敏 弘 │      │ 遠 藤 克 俊 │ │     │      │         │参   事 │         │ │     ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │      │         │学校指導課 │         │ │     │土木建築係長│ 馬 瀬 師 彦 │      │ 三 好 幸 松 │ │     │      │         │主   幹 │         │ │     ├──────┼─────────┼──────┼─────────┤ │     │地域整備課 │         │      │         │ │     │      │ 中   教 仁 │生涯学習課長│ 前 田 博 之 │ │     │係    長│         │      │         │ ├─────┼──────┴─────────┴──────┴─────────┤ │付議事件 │別紙のとおり                           │ ├─────┼──┬───────┬──┬───────┬───┬───────┤ │議会事務局│  │       │  │       │   │       │ │     │局長│ 中島吉章  │係長│ 岡 康一  │書記 │ 田中朋子  │ │出席者氏名│  │       │  │       │   │       │ └─────┴──┴───────┴──┴───────┴───┴───────┘     ───────────────────────────────               再 開 午前 9時31分 ○委員長(原田 健志君)  おはようございます。本日もよろしくお願いいたします。  定足数に達しましたので、環境教育常任委員会を再開いたします。  直ちに会議を開きます。  本委員会に付託されました議案第10号「平成24年度能勢町一般会計予算」に関し、環境教育関係を議題とします。  地域整備課関係につきましては既に説明が終わっておりますので、これから質疑を行います。  念のため申し上げます。質疑は一問一答方式で行います。質疑ありませんか。 ○委員(岡本榮三郎君)  おはようございます。  初めてやから1つだけ。いよいよし尿処理施設も17日の竣工式を間もなく迎えるわけですので、その点を1点だけちょっとお聞きします。  説明資料の116ページですか、し尿処理施設の運営事業費と、隣のページの事業費に関係して二、三お聞きしたいと思います。  この施設の運営事業費の中で、総処理量が7,400キロリットルとあるんですけど、これは1カ月の処理量なんですかね。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  年間処理量でございます。 ○委員(岡本榮三郎君)  それで生し尿が3,950と浄化槽汚泥が3,100、それから残留汚泥が350とあるんですけども、この生し尿と浄化槽汚泥の利用者戸数はわかりますか、現在。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  失礼しました。現在、くみ取り戸数で1,079件、内訳としましては定額制くみ取りが864戸、従量制、事業所等でございますけども、215件で1,079戸でございます。 ○委員(岡本榮三郎君)  浄化槽も。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  失礼しました。合併浄化槽の戸数でございますけども、これにつきましては従来から申していますとおり保健所に登録の件数しか把握しておりませんので、一応保健所に届け出をされています件数としまして1,943件というふうに把握しておるわけでございます。以上です。 ○委員(岡本榮三郎君)  それでこの残留汚泥、これは土日も運搬されているんですかね。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  土日につきましては、運搬しておりません。 ○委員(岡本榮三郎君)  それで脱水汚泥の運搬委託料が289万5,000円と、それから脱水汚泥の処分の委託料が236万9,000円あるんですけども、この運搬というのはどこまで運搬されているんですかね。また、年何回ぐらいなのかわかったら。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  汚泥の運搬でございますけども、年12回で岡山のほうに運搬しております。 ○委員(岡本榮三郎君)  のほうというのは、わかれへんの。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  岡山のクリーン発酵というところに。 ○委員(岡本榮三郎君)  そしたら、ちょっと右のページに行きまして収集事業費ですけども、先ほど何か定額制、利用者戸数の生し尿の中で定額が864件、それから従量制が215件と言われたんですけども、間隔的にはえらい従量制が少ないなという感じを受けてるんですけどね、ここで言う定額制の収集戸数が858戸、それから従量制が816戸とこう書かれてるんですけど、さっきの説明とは若干、従量制が非常に数字的には合わないように思うんですけど、その辺ちょっと説明お願いできますか。 ○地域整備課係長(中  教仁君)  この予算資料に記載しております816件いうのは、年間の延べ戸数でございます。先ほど課長が申しました二百十数件いうのは行ってる箇所ですね、それが216戸ありまして、そこから依頼を受けて延べに行く件数が816件ということで解釈いただいたら結構かと思います。 ○委員(岡本榮三郎君)  ちょっと理解できへんけどね。なぜ理解できへんかいうたら、私が知識不足なんかもわからないけれど、さっき生し尿で1,079戸、それから浄化槽汚泥が1,943ということで、生よりも浄化槽の方が倍ほど利用者戸数はあるわけですよね、お聞きしたところによればね、さっきの説明で1,079で浄化槽が1,943と。右のほうに行って定額制と従量制とおっしゃったんですけども、基本的には定額制というのはいわゆる水の流れないトイレを処理する場合計算する方法、僕の考え方ですよ。それで水の流れるトイレは従量制というような感覚で僕は理解してるんですけど、間違ってたらちょっと説明詳しくお願いできませんか。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  定額制といいますのは、一応4月1日現在の人数に応じてくみ取りをする便槽なんですけども、その便槽の中には普通の水の流れないぽっとんトイレと、あと特殊便槽、簡易水洗いうんですけども、コップ1杯程度の水で流す。結局はそれもタンクにたまる形なんですけども、それもくみ取りになりますので、それを合わせたものが定額制。  従量制といいますのは、各事業所とかにおきまして事業所なんかは人数に応じてじゃなくてくみ取った量に応じて料金をいただいている形になりますので、そういう点の違いでございます。 ○委員(岡本榮三郎君)  済みません、そしたら一応一般的に能勢の場合は合併浄化槽が多いわけなんですけども、感覚として生し尿そのものが多い。だから浄化槽はやっぱり相当水が入っていきますのでね、生活排水からすべて。そういう意味では、合併浄化槽のいわゆる利用者が従量制かなというふうに理解をしてたんだけど、それは間違いやね。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  従量制といいますのは、合併浄化槽は含みません。 ○委員(岡本榮三郎君)  そしたら、今のこのし尿処理の運搬委託料という形になってるんですけど、何社に、ごみの場合は若干本町の直営でなかったら被災があったときに困るいう話をこの間聞いたんですけど、このし尿の場合は全部委託されてると思うんですけどね、何社に委託されてるんですかね。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  し尿は2社でございます。 ○委員(岡本榮三郎君)  いわゆる収集運搬車でやってますやん、それは何社に委託。 ○地域整備課係長(中  教仁君)  お答えいたします。  し尿の収集運搬に係るところの委託業者は2業者ございます。そして、浄化槽の清掃に係りますところの業者は許可制の業者でございまして、3業者でございます。うち、2業者は生し尿の収集業者が含まれております。 ○委員(岡本榮三郎君)  もう既に稼働はされてると思うんですけども、し尿収集運搬車がしょっちゅう見かけていくと思うんですけども、先ほど土日は運搬されないということで、大体1日当たりどれぐらいこのし尿収集運搬車が、ざっと回数的に。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  1日大体12台ぐらいでございます。 ○委員(岡本榮三郎君)  わかりました。以上で結構でございます。 ○委員長(原田 健志君)  ほかに質疑はありませんか。 ○委員(中植 昭彦君)  おはようございます。よろしくお願いいたします。  私も余りないんですが、数点お聞きしたいと思います。  先ほどのし尿処理場のことなんですが、新しいし尿処理場がもう供用開始するということで、地元のほうとも協議されて一定理解を得られてるとは思うんですが、業者に対してきちっとこういうルートを通って地元に迷惑かけないようにというふうな、そういう指導はされてると思うんですが、その辺確認しておきたいと思います。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  し尿の運搬ルートにつきましては、地元とも協議をさせていただいた中で決定をさせていただいたところでございます。 ○委員(中植 昭彦君)  業者のことなので、なかなかその徹底ができるかどうかというところだと思うんですが、その辺徹底していただいて、地元に迷惑がかからないようにお願いしたいと思います。以上です。  次なんですが、凍結防止剤のとこですね、除雪事業費というところですね、これ本年度60万4,000円ということで上がってるんですが、この辺の理由についてお答えをお願いします。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  融雪剤のほうを増額しております理由につきましては、今年度につきましては300袋ということで例年どおり変わらないんですが、その前の年が600袋必要になりまして、いろいろなところから予算を流用しながら工面した経過がございます。いつ何どきやはり融雪剤のほうが、300袋そのとき用意してたんですけども、やはりすぐ要ることになりまして、私ども能勢町が融雪剤が要るときにはかなり北部のほうで融雪剤の需要が高くなることもございまして、やはりストックのほうを少し多目に持っとく必要があると考えまして増額をしております。 ○委員(中植 昭彦君)  そしたらストックもですし、実際に使われてる数が多くなっているということですよね。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  本年度につきましては、例年どおりいいますか300袋ぐらいで賄えておるんですが、やはり積雪ということで積もりますと、積雪が二、三回ぐらいではこの300袋で賄えるんですが、それ以上の日数等の積雪がありますとやはり今の300袋では賄えないと考えております。 ○委員(中植 昭彦君)  ことしは積雪が多くて、かなり凍ってるところも多かったんです。ですので、去年も言わさせてもらったんですけど、なかなかそれで対応できないだろうなというのはありましたので、これで600袋置いていただけるということで……。     〔「400袋」の声あり〕 ○委員(中植 昭彦君)  400袋ですか。600袋言うてはりましたやん。     〔「それは昨年度の」の声あり〕 ○委員(中植 昭彦君)  昨年度、はい。400袋ということで、これでもどうなんですかね、回り切れるんですかね。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  多少増額という意味で100袋増額したものなんですが、例年300袋のときにも積雪が1日2日の年も実際ございまして、そのときには配布しております融雪剤が余ってきてるような、回収している状況でございまして、それを倉庫に入れております。その数が大体100から150袋ぐらいが出てまいりますので、そういったところと合わせまして大体年間500袋ぐらいを考えていきたいなと思います。 ○委員(中植 昭彦君)  実際に通行どめにされたりとかそういうのもあろうかと思うんですけども、ほかから来られる方々、観光客もそうですし、ここに用事があって来られる方々は能勢の道はもう冬場は凍ってるんで怖いというふうな認識なんですよ。ことしなんかすごく寒かったので、もう全然ほかからの車が入ってきてないような状況でした。ですのでその辺もありますので、これ観光で交流人口をふやそうというときに道路がきちっとそういうふうな対応されてないと、やっぱりつらい面があろうかと思うんです。その辺の対応をしていただきたいというのと、あと通勤の方もかなりそういうふうなことをおっしゃってる方がおられます。通勤の方はそれなりに冬装備されてますので、それも少数かなとは思うんですが、その辺も総合的に判断していただいて対応をお願いしたいです。  あと、外部から来られる方がおっしゃっておられるのは、道路状況の情報をホームページなりで告知をしてほしい、提供してほしいというふうなことをおっしゃっておられます。というのも、行ってもう凍ってたら困るんで、だったらもう行かんとこうかとなるんですよ。ですので道路パトロールされてるのもあると思いますので、情報提供をホームページなりでしていただけたらかなり違ってくるんではないかなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  外部から能勢町へお越しになられる方と申しますと、基本的に能勢町と外部のつながってる道路と申しますと府道、国道等がもう多数を占めるわけです。そういった中で、能勢町内へ入ってこられたときに町道等の対応というのは我々の管理というところで考えられるんですが、能勢町全体として考えていくに当たりまして、池田土木事務所とそういった御意見等もあるということでございますいうことで、ちょっと池田土木のほうにお話をしていきたいというのが1点と、もう一つ、最近は池田土木さんのほうで道路標示というものを各所で、目的は多少違うんですがされております。そういったものを使いながら、そういう情報も発信できないかというところも池田土木と協議していけたらと考えます。以上です。 ○委員(中植 昭彦君)  観光とかで来られる方は、道路情報をインターネットで調べてはります。ですので、実際に道路で情報提供するだけではなくてその情報もホームページで見れるようにしないと、余り意味がないとは言いませんけども、効果がやっぱり高くないんじゃないかなというふうには思うんですが、その辺もそれは管理者が違いますのでなかなかその調整が難しいかもわかりませんけども、やはり協力してやっていただけたらなというふうに思います。  あと、凍結防止剤で凍結を解かすということですよね。でもこれは実際に解けたとしても、次また凍るんですよね。またまかないといけないというふうなことがあろうかと思うんです。ですので、これ結局はその水自体を排水するようなそんな道路の構造にしておかないと、こういう予算ばっかりかかってしまって効果が上がりにくいというふうに思うんですが、その辺のことについてお聞かせ願えますか。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  道路のほうで排水の対策をとったということで、可能かどうかということなんですが、一つに確かに雨の対策で透水舗装があるんですが、ただ、こういう舗装のすき間を多くして下で透水がそれ以上できるように横に、道路側溝へ流れるようにしてある舗装等もございますけども、ただ、先ほどおっしゃられましたようにまた凍るというふうなものになりますと、やはり凍りますと膨張するというところで、これは舗装がかなり傷みやすく実際なってまいります。実際そしたらその安全とそういうこととどちらが大事やというふうなことになってくるんですが、やはり今の対策としましては融雪剤で凍りましたらまいていくというふうな対策で現在は考えております。 ○委員(中植 昭彦君)  結構雪の多いところでは、路面に水を入れて排水するように直接加工というかしてあるところがあるんですよね。そこはやっぱりたまりにくい。はつってあるんですかね、溝を入れて。やっぱりそういうとこは凍りにくい部分があろうかと思うんです。だからそういうふうな加工をすれば、危ないところ、カーブとかその辺、また坂のところとか、本当に危ないところはそういうふうな対策もあわせてされるほうが効果としては上がりやすいのかなと思いますし、長期的に見れば安くつくんじゃないかなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。
    土木建築係長(馬瀬 師彦君)  おっしゃられましたところにおきましては、凍りますとやはり氷を逆に割れやすくするような方法をとられてると思うんですけども、一定そういった案も含めて、凍りやすいところとかいう部分につきましては一定ちょっと検討のほうは必要と考えますので、どういったところが凍りやすいか等を含めて検討はしていきたいと思います。 ○委員(中植 昭彦君)  それと、先ほど情報提供というところであったんですが、この辺が凍りやすいとかいうのはマップとかつくればもっと皆さんが気をつけて走れるのかなと思うんですが、通勤とかでずっと走られてる方はもう皆さん情報を知ってはりますからここは危ないというのはあるんですが、冬になるとやはり事故を起こされる方はあんまり経験がない方が多数で、ここが凍ってるとかいうのも町から来てる人は橋の上が危ないとか陰が危ないとかそういうことをあんまり知らないんですよね。だから融雪剤でするのも限界があるんであれば、そういうふうなマップなりもつくっておくほうがいいのじゃないかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  路面の凍結しやすい場所等を住民さんのほうに周知するという方法としまして、その一つとして検討していく必要はあるとは考えます。 ○委員(中植 昭彦君)  やってくださいね。よろしくお願いします。  僕、何でこれこだわるかというと、住民の方もそうですし、これから能勢を売っていくんやというときに冬場にやっぱりお客さんが寄ってこないと、シーズンが限られてしまうとやっぱり交流人口自体もふえていかないと思うんですよ。物産センターにしてもそうですし、やっぱり冬場端境期というのでなかなか農作物ができてないという部分もあるんでしょうけども、それとまた道路状況が悪いというふうに思われてる方がかなりいらっしゃるんですよ。ですので、能勢町へ行ったらもう冬は危ないんで、行かんとこうかというふうな認識を持ってはる人がかなりいらっしゃるんです。ですので、能勢はいつでもきちっと対応してくれてはるんで大丈夫ですよというふうになれば、もっとその交流人口もふえてきますし、能勢町にとってもお金を落としてもらって活性化につながると思いますので、やはりそういうインフラがきちっと整備されてないとその辺がつらいと思うんです。ですので全部が全部完璧にできるかといえばそうじゃないと思うんですが、予算的な問題もあると思いますねんけども、その辺、最大限努力をお願いしたいと思います。答弁いただけますか。 ○環境創造部長(森村  保君)  中植委員おっしゃってる趣旨は十分理解します。もうこれは御案内のとおり、おっしゃってる道路というのはほとんどさっきも言ってますように府国道なんです。町道は一定先ほど来説明させていただいてるような形で凍結防止のほうには努めさせていただいておりますし、またその凍結防止剤の配置等も心がけて置かせていただいている。そしてまた、町のほうでも凍結防止剤をまく機械も購入して、すぐ対応できるような体制も整えてきました。  府国道につきましては、土木事務所がもうこれ管理して、土木事務所のほうもこれまでどおり同じような形でする。町道よりはむしろ多く積極的にやっていただかなきゃならんのですが、ちょっと最近土木さんの傾向を見ると、やや対応が鈍いなという印象は持ってます。我々のほうも、府国道についてはそういう意味で申し入れをこれしょっちゅうしてるんです。そういった意味で、これはおっしゃってるのは土木事務所とのやっぱし申し入れもし、そういう能勢の住民の声があるというのを申し入れを強くさせていただいておりますし、さらにそういうふうにしていかんなんと。  また、おっしゃっています情報についても、やっぱり大きな幹線の道を中心にやりますので、さりとて能勢町も国道2路線走っていて、主要な幹線道路なんです。そういう意味では、情報の提供のほうも土木にさらに申し入れていきたいと思いますし、おっしゃっていますようにそれがあるとよくわかるんです。確かにもうそのとおりですわ。だからその分、ことしも同じようなことを言ったんです。際道のところに電光掲示板でも上げて、ここからは冬用タイヤでないと行けませんとか、それより先におっしゃってますようにネットか何かで早うできたらいいんですけども、その辺はもっと充実していただけるように申し入れていきたいし、マップの件はそういう町単独でもどうかなというのがあるんですが、それはちょっと厳しい面があるかもしれませんけれど、検討はしていけたらなというふうに思います。 ○委員(中植 昭彦君)  よろしくお願いします。  それで能勢町に来られる方は、幹線道路沿いだけで町内の観光するわけではないので、だから能勢町も町道に関しては情報発信をしていただきたいというふうに思います。  池田とかで173号線の情報掲示板、道路交通の掲示板が書いてありますけど、あれ冬の間はずっと冬用タイヤ使ってくださいよばっかりですよ、ずっと書いてありますよ。あれ逆に来なくなるんじゃないかなというふうに思うんですが、その辺もずっともう冬の間はそういうふうな書き方ではなくて、きめ細かく対応をしていただけたらありがたいかなと思います。道路パトロール結構回ってくれてはりますもんね。ですのでその情報を適時していただくのがいいのかなと思うんです。あの表示見てると、もう能勢ってどんなとこやねんという感じにとってはりますから、済みませんけどもよろしくお願いしたいと思います。私のほうからは以上です。 ○委員長(原田 健志君)  ほかに質疑はありませんか。 ○委員(岡本ひとし君)  それでは、私のほうからまず公用車の購入についてちょっとお伺いをいたします。  パトロール用の軽のダンプを購入するということなんですけど、今現状、軽のダンプはあるんじゃないですか、公用車は。ないんですか。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  今現在、土木管理係で管理しておる分につきましては、2トンダンプ2台、軽ダンプについては所有しておりません。 ○委員(岡本ひとし君)  公用車の管理については、結構軽の車を以前大量に購入したんですけど、そういうのは利用することできないんですか。新たにまた、何か土木のほうでこういう機能がなければちょっとぐあいが悪いんだ、現状の車ではちょっと利用ができないんだということであれば、その辺のちょっと詳しく説明をお願いできませんか。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  ただいまの御質問でございますけども、町で一括管理をしておる公用車、この前に購入させていただいた分については、町の中で総務部のほうで一括管理をしております。  ただ、私ども土木管理係につきましてはいろんな緊急時の対応をしてまいる観点から、すぐいつでも出ていけるような形で管理をする必要がありまして、一括管理につきましては庁内予約をして使用する形になっておりまして、時には全車出ておる場合もございますので、同係としていつでも出れるような形でそういうパトロール車を所有したいということでございます。 ○委員(岡本ひとし君)  当然、私、買うなと言うてるんじゃないんですよ。今一括管理されておりますよね。そしたら、当然すべてがすべて車が使用されてるいうことはないわけですから、その辺はうまく1台を利用するようなことも私は可能だと思うんですね、土木のほうでね。しかし、土木は土木専用の、部長のとこの担当の軽のダンプやと。要するにパトロールするにおいて、いろんな要するに落下物があればそれを回収しなきゃならないとか、そういういろいろな条件のある車が必要だから、現状の一括管理でされてる軽ではちょっと対応がしにくいから新たな車を購入するという、そういう考え方じゃないんですか、趣旨は。違うんですか。今の説明やったら、車やったら何でもいいというようなそういうふうな私は感覚を持つんですけども、その辺もう一度ちょっと詳しく説明していただけませんか。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  ただいま委員さんの申されていましたとおりでございまして、特殊車両ということでございますので、緊急時の対応でありますとかそういうことで一般の管理車両とはまた違う意味での車両という位置づけといたしております。 ○委員(岡本ひとし君)  最初からそういうふうに、そういう特殊車両で今所有している軽とはちょっと違うんですという、そういう説明をしっかりしていただければやりとりしなくても十分理解できるんですが、その辺ちょっとこれからする質問についてはしっかりと説明をよろしくお願いします。  次に、まず土木の関係のほうから質問させていただきます。  現状、いよいよ3月になりますと、これもどこの市町村もそうなんですけど道ほじくり出して、ある住民さんから言えば能勢もやっぱり3月バブルが来たなというふうに声を聞くんですけども、まず土木の一括発注について、これ弊害等々あろうとは思うんですが、問題点等々あるようでしたらちょっと御説明を願いたいんですが。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  ただいまの御質問でございますけども、維持工事をただいまやっておりますけども、特に弊害等、問題点はございません。 ○委員(岡本ひとし君)  先ほども出ました池田土木との関係についてお伺いをしたいんですが、事務所が能勢のほうからなくなりましたけども、これの問題点、当然出てると思うんですけども、どの部分が、あそこの池田土木の出張所がなくなったことによってどういう弊害が出ておるのかということをちょっとお伺いをしたいと思います。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  ただいまの池田土木が向こうに行ったことについてどういう弊害があるかという御質問でございますけども、例えば府道で何らかの補修を必要とする場所があるとか、そういう府道に関する緊急的なことに対してすぐ連絡をとりましたら、こちらにありましたらすぐ対応していただけたんですけども、現在池田にありますので連絡はとれるんですけども、対応がちょっと少しおくれるというそういうような弊害がございます。 ○委員(岡本ひとし君)  大阪府の関係でございますので、とやかく言うこともないとは思うんですが、やはりこれなくなったことによってすごく住民さんに対して不都合というか、不便を生じてるのは現実そういうことだと思うんですよ。その辺、どうなんでしょうね、新たにというか、また池田の土木の出張所を能勢のほうに再度持ってくるとかいう、そういう要望とかそういうのはできないもんでしょうかね、現状としては。どうなんでしょう。これは府のやることやからもうしようがないんですわではなく、やはり住民さんからもそういう苦情もあり、能勢町としてもやっぱりいろいろ弊害があるわけですから、その辺どうなんでしょうね。現状としてはもう絶対無理なんでしょうか。 ○環境創造部長(森村  保君)  難しいと思います。これはやはり大阪府のそれぞれ機関の府の考え方のもとに組織の極力、我々にとっては合理化ではないですけども、能勢町にとったら、これを例えとして言いましたら、そういう方針のもとに合理化、スリム化をされてきているという、これはもう言うまでもないと思うんですけども、そういった府の考え方もあって、出張所をなくされるときに、それに今の場所は置いておいて、そして機械器具、先ほどございました積雪等のために対応するような形での車両であるとか機械器具は一定そこに置いておいて、事務所に人間はなくなるけれども、パトロールといったものも強化をしていきたいので、極力能勢町の住民さんにこれまでどおり迷惑のかからないように対応を図っていきたいということで申し入れがございまして、それでやむを得ないなということで、承知という言い方がちょっとどうか難しいんですけども、そういう方向性ではやむを得ないなというふうに考えた次第です。  現行で申しますと、やっぱし正直言いますとあこに出張所があるといろいろ我々のほうとやりとりがもう近くですから情報交換もできるし、速やかな、仮に府国道で補修等の必要性が生じたら、その緊急性いうのはやはりそれはあるときのほうがよいにこしたことはございません。さりとて土木のほうもパトロールのほうも強化をして、毎日のように一定巡回等されておりますので、何かあれば池田ですけども池田のほうに情報の提供なりを求めたり、やりとりをさせていただいているという状況でございます。 ○委員(岡本ひとし君)  大阪府池田土木でございますのでこれ以上言いませんけど、余りにもなくなったおかげで不便を感じてるというか、大変住民さんからの苦情等々もあります。あるのが現実ですわ。やっぱりこれ町長も府を通じてその辺のきめ細やかな点検であったり、点検するだけでは、点検してもその後じゃそれをどうするかということが大事なわけですから、その辺やっぱり府に物を申していくということも私は重要だと思いますので、そういう機会あるたんびに大阪府のほうに申し入れをしていただきたい。これはもう町長のほうからもちょっと答弁をいただきたいんですが、大阪府のほうへしっかりとやはりその旨、申し入れを再度執拗にしていただきたいというふうに思いますが、町長、いかがでしょうか。 ○副町長(上森 一成君)  今、岡本委員の御指摘でございまして、町長は前から何度もこれ申しております。それで今部長が申しましたけれども、本当に確かにあったものがなくなるということで、不便ということにこれは変わりないというのは十分認識をしておりまして、融雪の件につきましても再三申し入れもしておりますし、歩道の草刈りにつきましても再三しております。今後もなお一層、当然、町長、府に対してもおっしゃっていかれると思いますし、私たちも同じように町一体として府のほうには府の所管の分の整備はしてくれということで強く申していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○委員(岡本ひとし君)  よろしくお願いしておきたいと思います。  以前、私も提起させていただいた府道のU字側溝のグレーチングなんかでも、いまだに何にもしてませんわな。あれなんかでもグレーチングを引いて、ボルトでとめれば持ち帰ることもできないわけです。ただそれだけです。上から置くだけやから持っていかれるだけの話でね、そういうこともやっぱり事故が起こってから対応するのではなく、そういう処置もやっぱりいち早くお願いをしておきたい。やっぱりこれはしっかり言うことは私は言うべきだというふうに思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。  次に、町営住宅についてちょっとお伺いをさせていただきます。  古いと言うとあれなんですけども、現状の住宅、入居者がなくなれば撤去をしていくことなんですけども、以前もちょっと指摘させていただいたんですが、倉垣住宅の跡地でございますが、もうあと残っておるのが数件ということになるんですが、撤去された後の用地の管理でございますが、今現状どのようになっておるんでしょうか。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  ただいまの御質問でございますけども、倉垣住宅については現在5戸あるわけなんですけども、これまで撤去した用地については空き地状態ということでございまして、現状としましては近くの方が車をとめておられるというのが現状でございまして、その空き地についての今後の計画でございますけども、現在のところ何をするというふうな計画は考えておらないところでございまして、管理としましては、草刈り等の管理についてはうちのほうで管理をさせていただいているところでございます。 ○委員(岡本ひとし君)  あいたスペースは駐車場ということで、これ駐車場にされてるということはその車を置かれてる方からの駐車料金等々については、現状駐車料金をちょうだいしてるんですか、もう。その辺どうなっているんでしょうか。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  今の駐車場として使用されていることについてでございますけども、駐車場として整備をしているところではございませんので、今、空き地を利用されている現状ですけども、駐車場としては整備しておりませんので、うちとしては駐車料金はいただいておりません。 ○委員(岡本ひとし君)  近隣の方がとめられているのか、いわば公有地に無断で駐車をされてるというのが現状なんですか。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  ただいまの御質問でございますけども、無断でということではございません。あいた用地を利用していただいているという認識でございます。 ○委員(岡本ひとし君)  別に私はとめるなという、そういうことは決して言ってないんです。あいてるもんですから、道路に駐車場することを思えば近隣の方が駐車スペースがないようであればそこへとめていただいても、本来はいかがなもんかなとは思うんですけどね、その辺は私は大目に見てもいいのではないかなと思うんですけども、やっぱり住民さんからそういう苦情等々があった場合、対処としてはそういう返答はなかなかしづらいので、その辺だけ線引きといいますかね、とめられてる方に対してしっかりとしたやっぱり説明も当然私は必要だと思うので、その辺ひとつよろしくお願いをしておきたいんです。何か再答弁があるようでしたらお受けしたいと思うんですけども。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  先ほど、空き地についてすべてではございませんで、一区画だけでございまして、それでとめておられる方はすべて住宅の方でございます。あとの空き地についてはフェンスで囲っておりまして、駐車場としては利用できない状況でございます。 ○委員(岡本ひとし君)  だからその旨、しっかりとやっぱりとめてる方についても私は説明が必要だと思うので、よろしくお願いをしておきたいと思います。  残りの町営住宅の維持管理についてちょっとお伺いをしたいんですが、今、あきの部屋があるわけですけども、そちらの空き部屋及びその周辺の整備については現状どのようになっておるんでしょうか。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  現在の空き部屋につきましては、現在では杉原住宅のほうで1軒ございます。その1軒につきましては、以前入居をされて退去された後、修繕のほうは行っておりません。今後、来年度につきましても公募を行いまして、入居される方ということがございましたら、入居していただけるように修繕してまいりたいと考えております。 ○副町長(上森 一成君)  先ほどの駐車場の件でございますけれども、答弁等で使っておられるというようなお話もございましたけども、ちょっと一定確認をさせていただいて、公有地でございますので、その辺はしかるべき処置といいますか、きちっと借りてもらうなら借りてもらう、借りてもらわないならとめてもらわないというような、そういう調整はさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○委員(岡本ひとし君)  すんなりその話を、過ぎたんですけど副町長言われたんで、私はだめやとかそういうことを言うとるんじゃないんですよ。当然雑草も生えてくれば職員が行って草刈りもせないかん、いろんなやっぱりことをしなきゃならないわけでしょ。それであれば、使用されてる方がおるようであればやはりその人が責任を持って、最低限のモラルとしてそれぐらいのことはやっていただいて当たり前じゃないかなと。四角四面に、そんなん町の土地やからそこへ車とめたから駐車料金もらわなあきまへんとか、そういう四角四面の話をするのではなく、もう少しやわらかいそういう話をお願いをしたいということを私は言ってるだけでありまして、その辺はまたしっかり協議していただいて、何らかの方法をとっていただけば結構かと思います。  先ほどの住宅の話でございますが、あきを募集して当然埋めていくということなんですが、反対に今入られてる住宅の要するに耐震であったり、そして新たに今住んでる方の部屋が大変老齢化して改装しなきゃならないとかということも踏まえれば、あきのストックを1つぐらい置いといても私は十分いいのではないかなという考え方を持ってるんですが、その辺どうなんでしょう。もうとりあえず全部埋めるだけ埋めてしまうという要するに考え方なんでしょうか。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  現在、地黄住宅と杉原住宅につきましては、あきが生じましたら公募して入居していただくように考えております。 ○委員(岡本ひとし君)  わかりました。もうそれ以上は質問しません。  一つ、どこで話をしたらいいかなというのをちょっと考えておったんですけど、福祉部局とも当然関連はしてくると思うんですが、今、現状町営住宅に入居されてる方、要するに生活苦であったり独居の方であったり、きょうの朝からテレビなんかでもニュースなんかでも都営住宅の入居者が要するに餓死されておったとか、これは福祉部局でも当然私議論をされると思うんですが、そういうやっぱり地域のつながりというか、そういうことも十分私は必要であるというふうに、今まで以上に必要であるという考え方を持っておりますので、現状町営住宅でお住まいの方で、そういう独居老人等々の入居というのは現状どのようになっておるんでしょうか。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  ただいまの御質問でございますけども、今、倉垣住宅から田尻住宅、大里住宅、野間稲地住宅、地黄住宅、杉原住宅、合わせまして単身の方が13戸、単身で入居されておる状況でございます。管理戸数が37戸ございまして、今実際37戸ありまして35戸が入居されておりまして、35戸のうち13戸でございます。 ○委員(岡本ひとし君)  高齢者の独居。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  高齢者の独居につきましては、11戸でございます。あと、障がい者。 ○委員(岡本ひとし君)  それだけ高齢者の入居比率が高いわけですから、これ当然福祉部局であったりいろんな部局とのやっぱり連携をして、要するにほかの市町村で起こった出来事が能勢町にそういう事例がないように、そういうしっかり環境創造部は貸し手のほうやからね、貸し手のほうはそういうクリアさえできればいいんやというのではなく、やっぱり全町を挙げていろんなそういう機関と連絡をとりながら、安否確認であったりそういう高齢者の見守りということをひとつよろしくお願いをしておきたいと思います。  次に、最後にしますが、し尿処理についてちょっとお伺いをしたいんですが、維持管理についてちょっとお伺いをしたいんですが、維持管理については建設された業者のほうに委託をされる予定なんでしょうか。ちょっとその辺、詳しく御説明願えますでしょうか。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  ただいまの御質問でございますけども、新しくできましたし尿処理施設の維持管理につきましては、建設会社のし尿処理施設につきましてはそういう専門的な知識等がございまして、その処理方式とかが違いましてその会社でしかプラントの運営ができないということで、そういう関連の運転管理会社に委託をするものでございます。 ○委員(岡本ひとし君)  この施設の建設のときは、発注のときはプロポーザルでたしか発注をしたんですね。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  そのとおりでございます。 ○委員(岡本ひとし君)  その発注のときに、要するに運転管理のほうもひっくるめて発注をされたんですか。運転管理は別ですか。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  運転管理は別でございます。 ○委員(岡本ひとし君)  運転管理は別なんですけども、じゃ運転管理を新たに業者を選定するといっても、建設した業者がそういう特殊な機械を設置してじゃほかの業者がといっても、なかなか入ってこれないのがやっぱり現状だと思うんですね。これは処理場だけの問題では私はないと思うんですね。それであれば、要するによく言われますよね、施設の建設のときに低い金額を提示して、最終的には維持管理もひっくるめてその業者がやるのか、その業者の子会社がやるのか、最終的には高い買い物になってしまう。やっぱり公平性を期するということにもなるんで、これはやっぱり発注の段階で維持管理も当然ひっくるめて私はプロポーザルならプロポーザルで、プレゼンを受けるときしっかりとした私は議論が必要ではないかなというふうに思いますので、もうやってしまったもんはこれしようがないわけですし、今さら新しい運転管理といってもほかの業者が入っていく余地がもう全くないわけですから、その辺も以前から他の議員からも指摘もありますので、しっかり今後そういうことも考えていっていただきたいなという思いで発言をさせていただいておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。  ちょっともう1点だけ、申しわけないんですが、土砂災害等の情報、雨量の情報、以前もこの質問させていただいたんですが、役場の前に掲示板等々を設置しておるということなんですが、今現状、テレビを見ておってもdボタンいうのを押すと能勢町の天気がわかったり温度がわかったりいうのが、情報いうのがもう瞬時にして自宅にいながらそういう情報が入ってくるような、そういう世の中になった。さきの委員からも質問ありましたように、インターネットなんかでもそういう情報を収集するいうことは本当に可能なわけですよね。  今回、町の防災気象情報提供業務を廃止するんやということなんです。これなぜ廃止するんですか。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  ただいまの御質問でございますけども、気象情報は今まで町独自のシステムで取り入れておりました分と、あと大阪府のホームページから大阪府の防災ネットというところがございます。その中におきましても能勢町の画面というのがございまして、そこからも気象情報がとれる状態でございまして、結局は同じことをしている状態でございまして、そこへ見に行きましたら同じことでございますので、今回町独自でしている分を廃止させていただくということです。 ○委員(岡本ひとし君)  この防災情報システム自体が、私ちょっとよくわからないんですよ。理解できないんですけども、土砂崩れの警戒とか、そしてまた早期警戒及び避難に資するためのそういうシステムを管理するんやということなんですが、これどうなんでしょう、住民さんにとってこのシステム本当に有効に利用されるんでしょうかね。その辺、私ちょっとよくわからないんですわ。危険ですよ、大雨が降って土砂崩れが起きそうですよ。当然そこに住んでる方が一番よくわかってるわけですから、これどのように活用されておるのか、現状。今後、これどのように活用していこうとされるのか。もう少しちょっと詳しくお聞かせ願えないでしょうか。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  ただいまの御質問でございますけども、このシステムにつきましては、要は各地点に雨量の観測所がございます。その観測所の雨量に基づいて、その雨量を例えばこの電光掲示板に表示をしたり、あとインターネットでその各地の雨量情報が確認ができることになっております。それは各住民の方にみずからその情報をインターネット等で取得していただきまして、これぐらい雨量が降ったら避難をしなくてはいけないとか、そういう材料にしていただくためにこのシステムを構築しているということで、先ほども申しましたようにみずから情報を取得していただきたいということが趣旨でございます。 ○委員(岡本ひとし君)  何かわかったようなわからんような、当然行政としてそういうことも私は必要だと思うんですけども、それをいかに住民さんに避難なら避難するときにそういう初動体制がやっぱり一番重要だと思うんで、この辺どうなんでしょうかね、これが本当に住民さんにとって有効なシステムなのかといえば、十分100%私は有効に機能されてるようにはちょっと思わないんですが、どうなんでしょう。これも引き続き当然、やるなとは言ってないですよ、そういう情報も当然必要だと思うんで、住民さんから見れば、今、インターネットやどうのこうの言われたけど、なかなか高齢化率がこれだけふえてインターネットというてもちょっと不可能だと思うんで、もっと違うやり方いうんですか、そういう情報を行政が収集することは大変大切なんで、それを今度住民さんにいかにフィードバックしていくかということが私は重要だと思うんで、その辺どうなんでしょう。 ○環境創造部長(森村  保君)  このシステムの導入の経過なんですけども、土砂災害防止法、土砂三法いうのがありまして、国のほうでその法律ができまして、ハード対策のみならずソフト対策もこれからは肝要であると。要はそういう趣旨から、全国で各自治体に国のほうが補助金を都道府県へ措置をいたしまして、実はそのシステムを入れたのは町費はゼロで、府費も入ってゼロで導入してまいりました。そのソフト対策いうのは、やはり雨量ですとかいうものを各観測所からのデータをいち早く雨量何ミリ降ってるかというのを情報をつかんで、一つは行政側としてその雨量を把握した中で警戒、そしてまた対策というものの初動体制をつくるに当たってのデータ的なものとして活用しようというのが一つあります。  それによって、その状況によってはここは危ないということで避難を勧告したり、住民の皆さんを誘導する一つの情報として、行政側が持っておくということも大事であるということが一つあります。  それと、住民の皆さんに周知して、ここ危険箇所だというので、これは情報のシステムではないですけども、その制度のもとにつくってきましたのが例の防災マップ、ハザードマップ、これも全国展開できて本町もつくってきてますけれども、そういったものもやってきています。  その中で、いろいろそうこうしているうちにいろんな各機関が情報を、都道府県は都道府県としてやるわ、国は国としてやるわ、例えば河川事務所ですね、そういう同じようなものの情報の仕組みが複数なってきたんですよね。そこで、そしたらもう極力1つで統合してやれる方向というのはないのかというて、今回これやったらもう使えるわいうんで、予算的にはもう今年度からは河川なりの府の情報をもって処理できるということでやってきました。  住民さんへの周知の形につきましては、実際まだ稼働はしておりませんけども、例えば台風が来たときにいろいろ住民の皆さんから問い合わせが役場のほうに入ってまいります。そういうときに、災害対策本部、警戒対策本部なんかを町のほうで設置いたしますけれども、電話コールで今まででしたら例えば受け答えのシステムのほうがもうその災害の対策、設置した本部のほうに住民さんからの災害のものであればスムーズに電話が聞ける、情報が聞けるといったような仕組みでありますとか、それとあとネットのほうでも町独自での情報をお伝えできる。そういうことになっています。  実際問題、今までそれを入れてから稼働したケースはありません、今までは。ですので住民さんのほうに、本当言いますとこれおっしゃってますようにもうテレビで何々市、何々町、災害警戒情報いうのがぱっと出てしまうんで、そういう意味では町独自での情報の形というのは伝わりにくいものがあるのかなというふうには思っています。実際問題、テレビで本当にぱっともう出てしまいますので、ですのでそれらと連動した形で今後、防災計画等の関連もございますけれども、できるだけスムーズにこの情報をまずはつかんだ中で、そしていかに、これはどっちかいうたら本当は行政側の対応をやれる、その意味ではこのシステムは情報収集の面では有効なのかなというふうには思っています。 ○委員(岡本ひとし君)  そうですね、もともとの国からのそういう予算もついて設置をしたので当時はそれで十分いけたんだけども、社会情勢がこういう社会変化に伴ってそれ以外に瞬時にそういう情報が入るようになってきましたよと。要するに、行政としてもそういう情報を収集する選択肢の中の一つとしては、十分今後もこの情報システムを行政の情報収集機関の一つとして継続してやっていきたいんだという、そういう考えだと思いますので、それでよろしいですね。引き続きしっかりと住民に今度フィードバックをいかにしていくかということが大事なんで、よろしくお願いをしておきたいと思います。  私の質問は以上で終わりますが、何か補足の答弁等あるようでしたらよろしくお願いします。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  今回、砂防気象情報の業務につきまして廃止という方向で行っておるんですが、先ほど課長のほうからも御説明ありましたようにその情報が今気象庁、または民間のウェザーニュース等、民間の業者名はちょっとあれなんですが使っていた業者なんであれなんですが、その2つの情報機関が今ございまして、大阪府の防災ネットにつきましては気象庁のデータをもとに発信されています。我々の土砂災害総合情報システムにつきましては、ウェザーニュースとの契約によりまして情報データを処理して収集しておるわけです。  そういたしますと、その情報にやはり多少ちょっとずれが生じてまいります。そういったことも含めまして、やはり消防防災課のほうともちょっと協議した中なんですが、今後やはりデータとしては気象庁系を使っていくというふうなところもございましたので、我々の情報というのはもう係だけの情報になってしまいがちになります。そういったところからしますと、大阪府の防災ネットのデータを皆さんに逆に我々能勢町のホームページから府の防災ネットに行ける窓口を設けまして、そこをごらんになっていただくようなふうに考えておりまして、来年度からは現在までやっておりましたその業務につきましては廃止と考えております。 ○委員長(原田 健志君)  ほかに質疑はありませんか。  ここで休憩をとります。     ───────────────────────────────               休憩 午前10時50分               再開 午前11時00分     ─────────────────────────────── ○委員長(原田 健志君)  会議を再開いたします。  ほかに質疑はありませんか。 ○委員(中西  武君)  これまたばらばらに、この順序に沿うてちょっとずつ確認を込めて質問をさせてもらいます。  最近は、協働という取り組みによりましてたくさんに道路の草刈りとかこういうなんが町のほうから話がございまして、また日役と称して各地区でたくさんやっております。これはまあまあありがたいことであろうと思っておるわけでございますけれども、これはちょっと基本的なことを1つ聞いておきますけれども、路側なり河川の草刈りをさせていただいておりますけれども、これはどういう管理の仕方になっとるのか。区長さん以下が刈ったとこを写真撮ったりはかったりなんかしてやっておられますけれども、これ単純な話ですけれども、平米何ぼで地区に来るのか。  それから、刈った草なり木なりはどういうふうに処分をするとかいって、単純な一つの申し合わせとかそんなことができとんのかどうか、ちょっと当初にお尋ねいたします。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  町道の除草につきましては、平米10円の路線と平米40円の路線で行っていただいております。除草の対応につきましては、これは地元さんのほうが昔から対応していただいた方法でなさっていただいているというのが現状でして、草刈り等につきましてはそれを収集してとかいうところまでは協議はできておりません。 ○委員(中西  武君)  今までどおりというのは、その処理をするのはもう適当にやってくれと、こういうことですか。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  草刈りをされる場所につきましては、道路の路肩また道路沿いの田畑ののり面等も一緒に刈っていただいていると考えます。そういった中で、各地区におかれましては除草されたら除草されたままそこに枯れるまで置かれてる場所とか、きれいに実際に収集、集めて、多少そこで慣例でしたら燃やすようなところもございますので、そういったところも含めて対応していただいているのが現状だと。 ○委員(中西  武君)  10円から40円とか言わはったけれど、何でそんな差がつきますねん。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  私どもにつきましては、やはり10円と40円の差につきましては、住民さんのほうで毎年刈っていただいている場所等につきましては一定、例えば田畑等も先ほども一緒に刈っていただく場所等につきましてはそのように考えておりまして、もう一方は、やはり田畑関係なしにどうしても町としてここを推奨して刈っていただきたい場所がございまして、そういった場所については路線につきましては平米40円とさせていただいております。 ○委員(中西  武君)  刈ってくださいと言われた地区側に立ったら、ほんなら恩に着せてそんなん10円でできるかいや、40円やいうて、こういうような決め方になっとるのかどうか。何かそんな差が出たら、普通いうたらこんなことでとやかく言うわけやないけれど、これは私らは、また昔の話ししてまた言うとる言われるか知らんけど、堤防とか路側とか、それから堤防の肩から1メーター下まで刈りなさいとかいうて、こういう条件があって、請負でしとった場合ですよ、ほんなら刈るのが40円で処理するのが20円で、全部で60円ほどかかりますよとかいって私らはさせてもうてました。やっぱり一定の何かその地形によって、せっかくのこういうやり方やから一つの枠を決めて、ここやったら平米何ぼやぐらいのこと言うてせんと、何か片方で10円でしといて片方で40円でさせとるいうたら、ちょっとこんな話を聞いたら、おまえとこの村えらいようけもうとるの、うちこんだけしかもらわれへん、あんなようけ刈ってこんだけやったと、こんなことが起きないかという心配をして尋ねたんですわ。だからこういう一つの一定の枠ちゅうか基準を決めはったらどうですか。ちょっとこれだけ確認しておきます。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  おっしゃられるようにそういった御指摘等も考えられますので、一定検討はしてまいりたいと考えます。 ○委員(中西  武君)  これは厚かましいことを思うとんのかもしれませんけれど、コンクリートをいらっていただいて、地区の中の町村道と言われるようなとこやら、農道はここの予算と別なんか知りませんけれど、舗装をコンクリートを打ってますわね。これね、もうちょっと丁寧に表面がならせんもんかなと。せっかくいたされたコンクリートでがたがたに、スコップの裏でべたべたべたべたとやって、はい、できたぞういうて。これ次、別に交通事故は起きひんかもしれませんけんど、余りにもひどい仕上がりの地区と、素人さんばっかりがしはんねんさかい仕方がないと思いますけれど、やっぱりもうちょっとしといたらどうかなと思うような舗装がたくさんあるんです。ここらもやっぱりせっかくのことやから、ちょっとした手間ですねんけどね、表面の仕上げをもうちょっと丁寧にしてもうたらいいなと思うわけです。そんなごつう手間が変わるわけでも何でもないわけですわ。それも一つはやっぱり指導ですがな、原課の。そういう話が来たら。  それで、またごっつう左官屋が入ってこんなこてでそんなとこまでせんでもええかもしれませんけれども、もうちょっとならして、ほんでちょっと坂道とかこんなんには横向きにほうき目を入れとくとか、そういうようなことぐらいはしとかはったほうが後々事故のもとも、さっき出とった雪のときにはちょっとでも滑りどめになってというと、これぐらいのことは原課として話をする、ここからここまでって聞かはったときにちょっとこのぐらいの仕上げはしてくださいぐらいのことは言わはったほうがいいのちゃうんかなと。せっかくのことですのでね。私は感じてますけんど、どうですか。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  ただいま委員さんが申されましたとおり、ただ原材料支給するだけではなく、そういう原材料の支給の要望がございましたらどういうことをするということを聞きまして、その工種によってどういうふうにしたらいいかという指導のほうを適切にしてまいりたいと思います。 ○委員(中西  武君)  それから、きのうこの橋梁やったかな、いろいろたくさんのをいただきまして、これ10カ所か何か知らんが不備があると。ここでちょっと気にかかることを言うておられたけんど、けたに欠陥があると。けたというのは、その橋の重量に耐える一番大切な主たるもんですわ。それが今ひびがいっとんのかそれはどないなっとるのかわかりませんけれども、そんなんを今、学校のことで耐震を、今、地震来たらどないなるのんどいとかいうてごっついやられとる最中に、そんな橋に主げたにひびがいってまんねんいうて。ここどんどん車通ってますねん。こんなことのうのうと言うとってええのんかいうて、ちょっと不審に思うたんです。私、こんなことこの表で聞かせてもらうまで、けたに欠陥がある。どういう欠陥があるのか知りません。大きなひびがいっとって、もうコンクリートは役に立たんけんど、鉄筋だけでもっとるような橋になってもうとんのかどうか。
     そんなとこに、仮に町村道やったら4メーター以上の橋になってくると思いますけんど、事によったら土を積んだダンプもそこを通るかもわかりませんやないか。ほんなら町村道14トン荷重で設計はしてあるわけやけども、それ以上の重さのもんが通っとるかわかりませんやん。ほな落ちたいうていうたら、それはどんな状態になっとるのか私はわかりませんけれども、これそういうような危惧いうのは、危険を感じられないのかどうか。ちょっと一遍、せっかくこれ発表しはってんから、主げたのほうが欠陥があるというのはどの程度のもんなのかちょっと聞かせていただきたいと思います。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  主げたの損傷ぐあいなんですけども、来年度上がってる予算の来見橋につきましては、鉄骨のさび、腐食が進行しとるというものです。ひびにつきましては、コンクリート床板のほうにひび等が入っておりまして、それを補修して通行していただくようにいたします工事を考えております。 ○委員(中西  武君)  そのどういう状態になっとるいうのんその結果、トラックが荷を積んで通っても大丈夫いう判断はしておられるのかどうか。急にことしじゅうにしてまえいうのもそれは無理な話かもしれませんけれど、そういう危険的な橋もあるのかなという心配をしとるわけですけれども、どうですか。 ○委員長(原田 健志君)  今、計画10年ほどの中でということになっておりますから、そういうような中での話で大丈夫なのかということを御心配されてると思いますんで、的確なお答えをいただけたらそれでよろしいかと思いますが。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  現在のところ、通行に対しましては、この来見橋につきましては前10年度に耐力診断を行ってますので、そのときには5トンまでの荷重までの車両につきましては通行できるというふうになっております。  その他につきましては、一定通行に対しては現状問題ないと考えております。 ○委員(中西  武君)  そこで、いろいろ診断をされて大丈夫であろうということやけれども、普通はその橋に何トン以上はだめですよとかいうてこういうような表示もしとかんと、そういうとこで事故が起きたら、これ弁償は管理しとるほうがせんなんことになるの違いますか。そやからどれがどうやということまで私どもはわかりませんけれども、そういうこともひとつやっておかんといかんのでないか。こういうふうに思うわけですけれど、どうですか。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  おっしゃられるとおりと思います。調査結果に基づいて、対応のほうを考えてまいりたいと思います。 ○委員(中西  武君)  それから、ことしの予算で来見橋といいますのかね、あの村へ入っていく2メーターぐらいの細い橋かなと思うわけですけれども、これ主げた・床板支障等の補強修繕を実施するとこう書いてありますけれども、これは1,200万円。主げたというのは、これは鉄ですか。  それから、これが幅員は何か狭い道やったような気がするわけやけんど、これが主げたとそれから橋幅何ぼなのか、ちょっと聞かせてください。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  有効幅員としまして2.74です。車道幅員と考えまして、2.2メーターの橋梁になります。 ○委員(中西  武君)  これけたは。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  けたにつきましては、鉄でございます。 ○委員(中西  武君)  それをけたをどういうふうに補強されるのか。橋脚をされるのかどうか、どういう補修をされるのやらちょっと聞いておきたいと思います。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  現在考えておりますのは、調査時に方法として考えましたのは、けたにつきましてはまず再塗装を考えております。再塗装の上で、補強するに当たりましたら鉄板を添えてとかということも考えられると思います。  また、床板につきましては、ひび割れ等につきましては樹脂かモルタルのひび割れ注入工とか、また橋面防水工を施すとかというふうな方法を考えております。 ○委員(中西  武君)  いや、そこで今尋ねたわけやねんけど、ほんならこれ補強にはならんですわな。そんなん鉄をペンキで塗り直すだけのこと。床板もそのままで注入やら何かするいうたら、これ現在その強度がもつかどうかいう話ですわね。2.2から2.4ほどあるとか今言うてはりましたけれども、ほんならそこでいわゆるこれは何トンやいうような、何トンが通ってもええかいうこういう何か判断をしとかんと、えらいきれいな橋に、さらになったんかいな思うて大きな車が入っていって落ちてしもうた、こういうことを注意をしとかんといかんのと違うかないうことをちょっと心配します。これはもう当然の話であろうと思うわけです。  これ以上言うて嫌がらせ言うとるみたいなこと言うたらいかんからね、そういうことをちょっと原課のほう考えといていただいたらいいのとちゃうんかいなと思います。  それから、次に震災対策推進事業府補助金とかいうて、何かこれ民間木造建築物の耐震診断に要した費用に対する補助25万9,000円。これ耐震の検査をしてもろうたら、1戸の、本屋なのかそれはわかりませんけれども、これ民間建築物いうこっちゃから個人の家やと思いますけれども、それ検査してもらうのにどのぐらいの費用がかかりますのやろ。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  耐震診断につきましては、木造住宅の56年以前のものを対象としておりまして、耐震診断の費用がどれぐらいかかるかということなんですが、診断の住宅にもよりますが、10万、20万、30万というふうなことでは聞いてはおります。  ただ、今回の診断の補助金につきましては5万までの90%ということで、4万5,000円の補助を1件当たり行うというものになっております。 ○委員(中西  武君)  5万といったら5件ほどを対象にして、また自分とこの100年以上たった家のことを想像して言うわけやないけど、能勢の農家の家いうたらそんなもん100年クラスがどっさりあるわけですわね。こんな5件そこら調べてもうて、どんな検査しはんねんや知りませんけれども、もともと今の建築業界では丸太やらそんなんで組み合わせたら計算ができないさかいいうて、こんなん建築許可も何にもおりませんやないかいな、計算ができないさかい。そんなもんに100年もたった家どないして検査しまんの。これ何の意味があるのか、私ちょっとわかりませんねんけども、こんな5件やそこらで調べていったら能勢町じゅう、何か意味のないようなこととちゃうんかいないう気がしますけんど、何かこれこんな予算に立ててせんなん、府から補助金まで出てくるいうのは、ちゃんと確たる何かがあってこういうような予算が組んであるのやと思いますけれども、これどういう意味でこういう検査をされて予算まで組んであるのや、聞きたいと思います。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  現在、耐震化率ということで、能勢町のほうで推進計画のほう、実施計画を立てておりまして、その中で耐震化率を上げるというふうになっております。これは全国的に耐震化率を上げるということになっておりまして、これは阪神大震災のほうから、やはり木造家屋が倒壊したことによってかなりの被害を受けたというとこから始まっております。  そこで、民間の木造住宅、特に建築確認が変わりまして改正がありました昭和56年以前の建物につきましてはその安全性が確認できていないことから、診断を補助金を出して推奨して確認していただくということが含まれております。 ○委員(中西  武君)  その結果、年に5件ずつ調べていきますのか。能勢町4,000軒ほどあるの違いますか。56年以前のやつは、それはそんなたくさんないと思いますけれど、これせんならんもんならせんならんでもうちょっとしたスピードでやらんと、下水道やあるまいし5件ずつこんな予算組んで調べていったら何年かかるかわかりません。ほなどんどんどんどん50年以上になってくる家もふえてくるやろうし、何かこういうような得体の知れんようなものであるなと私は思います。  ほんでこんなこと言うてやられたら、これはもつかもたんかわからんけれども、うちらみたいに100年選手の家になってきたら、これは危険でかなわんななんてかえって不安をあおるみたいなもんと違うかなとちょっと感じるわけですわ。もうちょっと、そんなことでたったこんだけの、これけた間違うとるのかな。25万9,000円でっしゃろ。こんなもんで何の予算や。やらならんのやったら、何も2,500万円ほど出してやらはったらよろしいねやないかいな。何かわかりませんねん、これ意味が私は。こんなことでほんまに情けないけんどごちゃごちゃ言うのは嫌やねんけれど、もうちょっと位置づけをはっきりして、もうちょっとちゃんとした予算を必要なもんなら組むべきもんであろうと思うわけやけども、これは係長、部長、どない思いますねん。こんな予算。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  耐震診断の問題でございますけども、これにつきましては耐震の啓発の一環としてやっている事業でございまして、能勢町がこの住宅を調査していくいうことではございませんで、住民の方が耐震診断をしたいなということで申し出ていただいた方について補助をするものでございます。それで今まで何年かこの予算を組んでおるところでございますけども、実績等、診断をしたいという方が今のところないという状況でございますので、このような5件という予算を計上させていただいておるところでございます。 ○委員(中西  武君)  今までも予算あったらしいけんど、だれも言われへんというのはあんまり必要ないいうことと違いますのんか。これはまたどっかの団体とかそんなんがやっとるの違いますか、国と申し合わせて。今、能勢の旧来の家を木造の建物をしようとしたときに、なかなか確認申請ができない。そこで、何や集成材の柱やなんか使わんと計算ができないさかいとか何か変な理屈をつけて、ほんで日本の山はそういう建築用材に使うとるような山はみんな衰退をしとるいうことですわ。これ何やそういう耐震を早うせい早うせい。ほんなら能勢の古い家みたいなもんだれが検査をしはんのや、そんな5万円やそこらで。ぱっと見た感じで、これはあきまへんわいうて。しようないですやないかいな、こんなもん。こういう考えに至りませんか、こんな予算が出てきたら。私は、こんなもんおかしいと思います。そやさかい予算に反対しようなんて思いませんけどもね、やらはんのやったらやったらええがなちゅうようなもんで。そんなぐらいのもんしかこれ意味をなさんのん違うかなと思うわけです。  それから一つの提案ですけれど、こういうような予算がつくのやったらもうちょっと町も単独で金を出して、こんな個人の家と違って由緒のあるお宮さんとかお寺さんとか、これは古い古いそんなんを耐震して、このお寺は本堂が崩れまっせいうような判断してあげたほうが役に立つのちゃうんかなと私は思いますけれども、こんな乱暴な意見やけれども、どうですか。ちょっと答えてください。 ○副町長(上森 一成君)  今のこの予算につきましては、中西委員おっしゃるように例えば私の住んでるような家も古い家で、強度が出ないということでこの診断そのものもできないということだろうと思います。  ここで予算を得とるのは、こういう基準で民間の家が診断するという制度がありますよというところで、町においてもその診断を5万でできるか10万でできるかちょっとわかりません。多分一定、私が聞いた中では10万円ぐらいで普通の新しい家なら一定の簡易的な計算はできるというふうに聞いたことはございますけれども、その中で半額の9割を補助しようということでこの制度があるようでございます。それをうちの町においてもしたいという方がございましたら、制度として町としては準備をしてますよということで予算計上させていただいとるというようなことでございます。ですので、もしも今年度に5件を超えて10件とかありましたら、これはまた補正をお願いしてでもさせていただかないかんのかなというふうには思っておりますので、制度として町として一定整えとるということで、まずここは御理解いただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 ○委員(中西  武君)  ある面でわかったことにしておきましょう。  でね、最近家見といて、私とこらの家へ来て、家の耐震ちゅうか検査とかなんとか称して、ちょっと一遍見たいですけどいうてたくさんの人が昼おったら来はりますねん。役場におられる人はあんまりそんなこと知らはれへんやろうけども、私も暇なとき家におったらほんで家を見たろうなんていうて、ほんで私もこれに関係しとったさかい、おまえに見てもらわんかてわしが見とるわい、ええかげんにさらせいうて言うけんど、いや、もうあのかわらちょっとあきまへんなとかいうて、これにそやけどかかってはる人がたくさんおられますわ。これもそんなんかないう気がしただけのことで、そやからちょっと言いたいのは、これを扱う担当の人たちはこれぐらいの悪い知識も持っとらんと、何か詐欺師にひっかかってまうような感じがしないかないう、これは全く皮肉でっけどもな、そのぐらいの裏も表も世の中見てきとかんと、これ変なもんにかからんかないうこんなことで、ちょっとだけ嫌みの質問をしたわけです。  次に行きます。これはもう言うの嫌やねんけども、住宅の管理費ですわな、町営住宅の。これふぐあいを修繕し、維持保全を図るいうて勇ましく書いてあるわけやけども、これだんだんだんだん修繕すらもう耐えられるようなんと違うような家になっとるの違うかなと。ちょっと屋根直すさかいいうて屋根の上へ上がってきたら底が抜けてしまえへんかないうような、ここまで言うたら失礼かもしれませんけれども、そういう家がありますやないか。この話はもうこんなん立ち消えになってもうとるのか知りませんけども、私、議員になったときから言われとるけんど、集合住宅をしてもうてもう一遍新たに全部今のは廃止にしてしまって、どっかにそういう集合住宅、いわゆるマンションみたいなもんをつくれないかいう話が、これ毎年出とるわけですわ。これもう今全くその話消えてしもうとるけんど、現状としてはこんな形でいかざるを得んのんかもしれませんけれども、何かこういうことをちょっとでも、次なる手段をしていけないもんかな。これどない感じられますか。こういうもう古い古い家を何遍修理したかて、またまたどっかが欠陥が起きてくるやろうと思うわけやけれども、そういうふうに考え方をもう1本に絞って次なる手段を考えていく、こういうような発想は起きませんか。 ○環境創造部長(森村  保君)  今後の公営住宅の考え方につきましては、さきにも考え方をお示しを方針でさせていただいておりますとおりでございます。退去をされた方から逐次、地黄、杉原住宅以外の住宅につきましては撤去をさせていただく。現にやはり居住をされておられる住宅につきましては、それは一定のやはり管理をしていかなければなりませんので、その必要性からいいますとやはり修繕という形のものはしていかないと、それは管理上支障もございますのでやっていかなければならないと思っております。  それと、今後のそしたら公営住宅の後の方についてはどうするのかということでございますけれども、それはやはり社会情勢、町の情勢等を踏まえた中で検討していく。今現在のところは、何度も申し上げますが撤去されたところで廃止という形で新たな公営住宅という形のものは考えておらないということでございます。 ○委員長(原田 健志君)  では、ほかに質疑はありませんか。 ○委員(八木  修君)  今の中西委員の質問の続きでさせていただきます。  1つ目は、民間の耐震の件ですけども、実績はどうなっているか。過去数年間の実績をちょっとお示しいただきたいなと。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  実績としましては、特殊建築物で1件ございました。 ○委員(八木  修君)  専門用語を使われるとあかんので、特殊建築物なんてわからへんので、まずそこから。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  特定建築物ですけども、学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、事務所等、老人ホーム、その他多数の者が利用する建築物ということで利用されます。     〔不規則発言する者あり〕 ○委員長(原田 健志君)  今のは、多分特殊建築物というのは何かということで言われた分で、これに当たってる話とは違うということをやっぱり思いますねんけども、そのあらわしてる特殊建築物というのはこういうもんですということですね。一般的に言うとこの特殊建築物というのはこういうことをあらわしていますよということだと思うので、今回のことに関している特殊建築物そのものとは差があるというふうに思ってよろしいかな。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  民間耐震診断の制度につきましては、木造建築の一戸建て住宅につきましては9割の補助ということで、制度としてございます。もう一つが、過去からございますのが特殊建築物について5割までの補助ということで、特殊建築物につきましては補助事業費、基本額200万までの半分、100万の補助ということでの利用がございました。     〔不規則発言する者あり〕 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  実績はございません。 ○委員(八木  修君)  私、去年の予算説明資料も持ってきたんですが、一昨年度は15件分計上してて、そこの予算説明の下には予定対象戸数が減少したのでと書いてあるんですね、文章をそのまま読めば。木造住宅に対する耐震助成制度の予定対象戸数が減したから予算を削りましたといって、今年度の予算では15戸予定していたやつを5戸に減らしたんですよね。今年度の予算ですよ、新年度じゃなくして。そうですよね、ちょっと確認します。 ○委員長(原田 健志君)  わかりますかな、何年か前は103万4,000円だったのが93万4,000円になり、25万9,000円になってきてるこの流れの中でということやと思いますので、実績等があればそういったもんも含めてきちっと一回でお話をしていただけたら助かりますが。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  予算の計上の流れなんですが、先ほど額がちょっと大きいときは100何万の計上のときは、先ほどちょっと特殊建築物が1件あったときなんですけども、件数が最初木造建築物については15件と、減らしておりますのは最初そのような戸数が、土地改良係としての予定ということでこれぐらい出てくるというふうな思いで上げておりました。ただ、先ほどから御説明ありますように、過去木造建築物についてはゼロ件というふうな数字になっておりますので、今年度につきましては5件というものにさせていただいております。 ○委員(八木  修君)  多分議論がかみ合ってないんでちょっと整理してほしいんですけども、今までの御答弁を僕なりに解釈して言うと、阪神大震災以降、民間の木造建築物に対しても耐震診断をして、各家自分のを見なさいと。その一つの基準として、昭和56年以前の戸数の家に対してはやりなさいちゅうことですよね。56年以前の家ですね。だからそこの対象戸数を計算して、先ほど耐震化率を報告しなさいって、町は耐震化率決めてるわけでしょ。国に報告してるわけでしょ。ですよね。家がわかってるわけですよ。56年以前にちゅうたらもうバブルのずっと前ですから、ほとんど今の近代的な建築の家なんてほんの何軒かわかりませんけど少なくて、かなりの形のおうちが古い、極端に言えば100年以上のおうちもあるということを前提に例えば2,000戸という戸数を出して、その2,000戸のうち1,000戸はやりますよという計画を何か出してるんでしょ。さっき耐震化率とかを報告、計画書を出してますという御答弁やったので。その実際に合わせて、今、1件もない。さっきちょっと特別なのは1件あったというけども、実際どこもやっていない。  この制度って一体何なのかというのは、今、ちょっと震災の関係もあっていろいろ皆さんが気にしてるところなんで、きちんと整理して一回ちょっと部長、まとめて言わないと何かかみ合ってこなくなって、何か同じような答弁とか数字だけになってくるんで、僕の質問してる意図はわかりますでしょうかね。多分委員の皆さんそれを知りたがってるのに何か返ってくる答弁が全然違う答弁が返ってくるから、一向にさっきからの答弁も含めてかみ合わないのはそのことであって、ちょっと整理して説明できるんなら部長のほうで整理してもらって。 ○環境創造部長(森村  保君)  いろいろ紛らわしいことを言うとるなと私も思っとるんですけども、先ほど来の福祉の施設でありますとか、いわゆる民間住宅でない建物の場合につきましては、過去に福祉施設のところで耐震の診断というものは過去に申し入れられてやったことがあるんです。それは別の話として、今回数年前からやっておりますのは大阪府の住宅まちづくり部の建築指導室建築企画課のグループが提唱して、そしてまたその機関と、趣旨は委員おっしゃってるように阪神大震災のことをきっかけに56年以前の民間の、この民間の住宅も耐震診断を受けられませんか、受けておかれたほうがいいですよと、そういうPRといいますか、啓発の一環の制度としてやっているというふうに認識しています。そのキャッチフレーズは、ちょっと本当に本町のようなそういう古民家ではなしに一般の住宅といいますかね、のところでしたらキャッチフレーズが5,000円負担されればいけますよと、5万円ぐらいで大体標準的なおうちでしたら耐震化診断、基準としてはできますよと。そういうキャッチフレーズだったんです。そこに補助金が出て、5,000円を負担すれば耐震診断可能ですというようなキャッチフレーズで府下全般にそういうPRをしてきて、大阪府も土木事務所を中心にことしもおおさかのてっぺんフェスティバルの一角で府とともにやらせていただいたんです、こういうPRを。  ところが、本町の場合は先ほど来おっしゃっていますようにそんな5万円でできるようなものではないんです。ですのでこれあくまでそういうPR活動の一環として、耐震診断を受けられたらどうですかというそういう啓発活動の一環でやられてきておりますので、そういうことを申しましてもなかなか応募といいますか、申し込みがない。ですので一応予算では計上、能勢町といえどもそういう希望もあるやもしれませんので、そこはそういうもしあったときには対応しようということで、予測的に5件分ぐらいは予算計上させといていただこうというのが本音です。  過去の年度はもう少しあるであろうなというのが、予定というよりこれはもうむしろ予測です。予測を立てさせていただいて、そして予算的には措置をさせていただいた。結果的には不用額で補正といいますか、実績はございませんというそういう経過です。     〔不規則発言する者あり〕 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  当時の目標の設定では、木造一戸建てで目標値8割ということで目指しております。木造一戸建て住宅、共同住宅を合わせまして、3,886戸に対しましてでございます。     〔不規則発言する者あり〕 ○委員長(原田 健志君)  じゃもう続けてという形でしてもうたら、説明をしてください。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  申しわけございません。当時の設定では、木造戸建て、共同住宅で56年以前ではなくてすべての戸数として3,886戸と設定しております。そのうち、耐震性が不十分というところで設定しておる戸数が840戸になっております。 ○委員(八木  修君)  要は、840戸の8割を耐震化率を上げるための目標を能勢町は立てたということですね。何か初めて聞いたような数字ですけども、僕もこの事業部ずっと20年近くさせてもらってますけども、その上に阪神大震災以降こんな話出たこと今まで一度も多分ないような気がします。  何かこういう計画を出したから、国、府に対して補助を申請することができるという、何かそういう名目的なもんやというふうにとるのか。町では5,000円でできるけど、ここでは5万円出さなできへんような、それぐらいの何か具体的な根拠があって、先ほど副町長は何か10万ぐらいかかるちゅうのを半分ぐらいを補てんというような、補助というような形での御説明もあったけども、全然何か具体的な実施事例もなく、1戸もないわけですから、何かちょっとわけわからんような、何を質問していいのか。逆に言ったらそっちから返ってくるもんがないような質問になってしまって、制度自体が何かわけがわからんような制度で、PRで予算だけ上げてるだけですと。なかったら不用額で流すんですちゅうたら、こんなん施策なのかどうか全然意味をなしてないことになってきますから、やってもらいたいなら積極的にPRするし、民間の10万かかるところを5万で、あと5万出すのが無理ならばもう少し違う制度を考えてでも耐震の補強をしていかなあかんおうちがあるんなら積極的にやっていかなあかんし、そのあたりは何か考えを持たなあかんちゃいますか、部長さん。方針を持ってやらんと、PRですから上げとくだけ上げといて、なかったら不用額にしますねんちゅうのは施策じゃないですやん。どうですか。 ○環境創造部長(森村  保君)  施策といいますか、そういうちょっと適切な言葉が私、見当たらないんですけども、これあくまで先ほど来申していますように耐震診断、耐震補強、これは一般の方々にそれについて相談をする窓口を設けましたということで、財団法人の大阪建築防災センターがやっぱり行政の大阪府のほうと連携をして、そして一般の住民の方に耐震診断、耐震補強いう形で一度診断を受けておかれたらどうですかと、ぜひとも受けてみてくださいと、そういう制度のもとに開設をしたものだというふうに認識をしておりまして、したがって行政の施策というのにはちょっとほど遠いのかなというふうに思っております。  背景的には、やはり阪神大震災を契機としてのそういう一般の方々にもあらかじめそういったみずからそういう震災に備えた形でのこと、みずからも守るためにこういう補助制度も設けたので、やられてはどうかという仕組みの制度のものであるというふうに考えておりまして、本町もですのでその制度を府下全市町村がやっておりますので府下全域でもされておりますことから、また本町でもそれは旧の古民家もあるとはいえ希望もないとも限りませんので、そういった意味では計上しておくべきであろうというふうに思っている次第です。  実は、ある区ではこういう制度があって紹介もされてたというふうに伺っておりますし、またこういう説明も区長会でもさせていただいております。ちょっと取りとめのない答弁で申しわけないですが、以上です。 ○委員(八木  修君)  ちょっとこの問題もう最後にしたいと思いますけれども、これも先ほど出てたように民間ということですけども、先ほど出てた神社仏閣とか重要な施設なんか、これはまた別個の方法でできるんなら別個の方法だろうし、また民間以外のもん、行政でも何かその制度、行政とか福祉的な施設ですね、町内にも幾つかあるわけですし、古い施設も56年以前の施設もあるかと思うので、そういうところを合わせれば、そういうところも率先してやっていかなあかんような制度があるのならばお教えいただきたいけども、予算として上がってるのはこれ民間だけて、行政は何もせんでもええのかいという、民間だけにPRして行政は何も率先してやる必要がないんだというような対応では民間にPRにも何にもならないわけですし、もう一回さっき言った神社仏閣等に対してのいろんな対策があるんならば、それもそれでひとつちゃんお示ししといたほうが地域でも考えやすいんではないかというふうに思いますので、何か具体的にあるんならあるだし、手元になければないでそれで構いません。これはこれで終わりたいと思います。 ○町長(中  和博君)  長々と説明をして、なかなかわかりにくかったと思います。私が最後にまとめたいと思います。  もともと、先ほど中西委員もおっしゃいましたけども、一応昭和56年以前と言っておりますけれども、昔の家はほとんどが全部耐震構造だった。例えば土壁構造もそうでございますし、もう家自体が全部耐震構造です。問題になっておるのは、きょうどっかの新聞に私の批判も非常にされておりますけれども、現に阪神大震災が起こったときのああいったとこの家は戦後ぱっと建てられた家が多くて、筋交いとかいわゆる地震に耐えられるような家が少なかったんですよ。だから国のほうもそういう対策をしなきゃならんと。ましてや昨年起こった地震のときから、今こういう制度ができたということなんですけども、実は今この耐震の何%がちゃんとそれを施した率というふうにおっしゃいますけども、最近の家でさえ建築確認のときにきっちりと耐震構造になっておらなければ、大手メーカーは当然そうでございますけども、ほかの中小の工務店にいたしましても耐震構造でやらなければもう通りません、今そのものが。だからそういうとこからすると、56年以前にもたまたま能勢とか猪名川の場合はもう土壁方式の耐震の構造になっておるにもかかわらず、そうでない家も言ったら悪いですけど建て売り的な、そういう金もうけだけでぱっとやったような家もたくさんございます。こんなんだれが見ても耐震構造になってないというような、そういうようなんが私は耐震の実は本当の目的であろうと思います。  そういうところから、先ほど係長が言いましたように実績がないというのは、幾ら啓発しても必要がないんですね、うちは大丈夫やと皆さんそう思っておられるんですよ、普通の田舎の家にすれば。でも、そういうとこをやるにしても5万円が天とすれば、そんなん普通の家でちょっとやろうと思うと、先ほど最初30万ほど申しましたけども、そんなん40万も50万もかかるんですわ。そこまでかけて耐震の診断をして、果たして全部ほんなら悪かったらこれ一からやり直すいうたらまた何百万、何千万かかる。それやったら、もう初めから家建てたほうがましやと。そういうような状況の中から、なかなかこのことが何ぼ啓発しても進まないのが現状なんですよ。だから初め、去年15件予算を組んだけども、もう15件ぐらいは軽くやられると思っておりましたけれども、実際はやろうと思ってもなかなかもうそういう、たった5万かいなと。そやけど、考えてみたら自分とこの家なんですよ。自分とこの家を5万で済むようなことやったら本当なら安い話なんですけども、それだけ行政がやろうと思ってもそれだけの対象者がないということが今のこの5件ということで、でもせっかく補助があるんで、これを一つの契機としてできるだけ診断をしていただいて、少しでもそういう形で出させていただいたもんでございますので、ちょっとその辺のところをおわかりいただけたらなと。本当に納得がいくかいかんかどうかちょっとわかりませんけども、私の今思いはそのように説明させていただいたつもりです。 ○委員(八木  修君)  町長、認識ずれてれば、ちょっと今町長のお話聞いて思い出して質問するんですが、阪神大震災のときに淡路島のほうは直下型の下から揺れでちゅうて古い家が全部屋根が重過ぎて落ちたという事例がたくさんあって、これは地震の周期によっていろいろ違うんだろうけども、淡路の震災はほとんどあそこの災害は大きなおうちが屋根が重た過ぎて落ちたというのが事実で、同じような建て方になって、基礎がなしに石の上に乗ってるという形で、今回の地震だって宮城沖で起きながら咲洲の府庁は5メーターか7メーターか揺れたと。いろんな状況を勘案するので、今、町長の言い方だけで言うと間違いがあるというふうに認識してるので、能勢のは大丈夫だとかちゅう話ではなくして、実際淡路で起きたわけですから、そこはやっぱりちょっと認識を、ちょっと共有をするために町長の思いだけではちょっと間違いかなと思ったんで、あえて意見だけ言わさせていただいたんです。 ○委員長(原田 健志君)  休憩に入りたいと思います。     ───────────────────────────────               休憩 午後 0時03分               再開 午後 1時10分     ─────────────────────────────── ○委員長(原田 健志君)  では、会議を再開いたします。  引き続き、では質問のほうを許します。 ○委員(八木  修君)  それでは、これも先ほどから出てたお話で、橋梁の長寿命化調査の件です。  昨日報告していただいた内容が、今年度予算で発注した成果品の全部かということを確認をちょっととっておきます。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  昨日報告させていただきました分につきましては、平成22年度に調査をいたしました分で、その中の7橋が補強の必要があるということのうち、そのうち来見橋の分が入ったものでございます。 ○委員(八木  修君)  いや、年度を勘違いしてるのか、今年度と僕が言ってるのはこの23年度の予算で、新年度ちゅうのは来年度。きのう報告したやつは、今年度に調査したすべてのデータがもう出てきたんですかということを確認しているんです。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  済みません、今年度の平成23年度で調査した分につきましては、まだ結果は出ておりません。きのう報告させていただいた分につきましては、22年度調査した分の結果でございます。 ○委員(八木  修君)  そしたら23年度に調査したやつは、例えば14.5メーター以下の橋も含めて町内の橋全部を調査したということですか。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  23年度調査しております橋梁につきましては、5メーター以上14.5メーター未満の107橋であります。 ○委員(八木  修君)  これの成果品は年度末なら年度末で、来年にという形になるんでしょうけども、こうやって数字がどんどん出てくると、今後ほんなら幾らかかるんやという話になってきますわね。ただ調べただけで終わるわけではなくして、今回も10カ所という数字が出てくればそれなりに対応していかなあかんわけだし、今回いただいて議員の皆さんとも話してた中でよく出てきたんですが、何十年、70年前の橋があるのかという話も出てきますし、問題は調べた後どうするかということが課題なわけですよね。これは22年度の調査をもとに、要は行政の流れとしてはそうなるのかもしれないけども、今、僕はちょっと勘違いしたというかかみ合わなかったのは、僕は23年度の調査したデータがこういうふうに出て、今年度予算に反映されたのかなと思ってたら、実はこれは22年度の調査したやつを23年度の当初にいただいて、検討して予算化、積み上げて24年度に実施する。まだ今10カ所あるか7カ所かは別にして、これ順次やっていったら1年1つずつやっていっても大変な数だし、この後170カ所でどういうデータが出るかわからないけども、やはり今後の見通しというのはどういうふうに立ててるのか。調べただけで、危ないとこはここですよというだけで終わるわけにはいかんのでしょ。今後の基本的な考え方、この橋をどうしていこうとしているのか、そこをお伺いしたい。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  ただいまの御質問でございますけども、順次そういう調査をしていきまして、優先順位というか、そういうものを点数をつけまして順次、当然予算が伴ってまいりますので、毎年度財政協議をいたしまして順次修繕をしていきたいというふうに考えております。 ○委員(八木  修君)  そうすると、今回来見橋をやるという順位を決めたわけやから、きのういろいろ御説明したけどちょっと専門的なことわかりづらいけども、今の中でも今回の平成22年度に調査したデータの10カ所の中でも順位が決まってて、順番にやっていくという話でよろしいんですか。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  そのとおりでございます。 ○委員(八木  修君)  今年度また本年度調査したやつが出てきて、170カ所のうち何カ所か出てくると、それも順次危険度に合わせて入れていくわけですよね。大きい橋が優先なのかどうかは知りませんけども。大体おおよそどういう、例えば10年以内に解決しようと思ってるのか、もう予算の範囲があるからと予算で決めるのか危険度で決めるのかによって全然話が違ってくるので、何か基本的に国はこういう形でやりなさいという指針があるのか、それとも自治体の予算的な範囲の中でできることからやれと言うてるのか、方向性だけちょっと示してください。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  国の方針ということではございませんけども、能勢町の方針といたしまして順次優先順位をつけまして財政当局と協議いたしまして、危険度のあるところにつきましては、常にやっていかないといけないというふうに考えているところでございます。 ○委員(八木  修君)  今回の来見橋の事業費の内訳を見てみると、国の補助金が55%、40%が起債で充当し、単費は5%ですよね。これ先に聞きますが、補助金の交付税算入率はどれぐらいあるんですか。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  55%でございます。     〔不規則発言する者あり〕 ○副町長(上森 一成君)  済みません、補助金の裏の起債の分についての交付税算入率はちょっと確認させていただきたいと思います。 ○委員(八木  修君)  というのは、55%補助率があって、これで交付税の算入率がこれの50%とか極端に言えば90%でもあれば、すごい国は急ぎなさいという事業なわけでしょ、要は。自治体に負担をかけずに橋を直さないと、また橋梁がもし崩れて事故があったら国に問われまっせということで単費は5%で済むという、そういう意味では物すごい補助率の優遇された事業なんですよね。そやからそういう意味では早いうちやっといたほうが得なものと、ずっと町の負担が余計かかるからやらんほうがいいものと、そこは行政としてはそれは財政面で考えるところだろうと思うんで、僕が知りたかったのはその交付税算入率も含めて物すごく有利なものならば、そして危険度が増してるものならば、国が年度を定めてないんなら制度があるうちにやったほうがいいだろうし、その危険度がイメージとしてないんです、きのう御説明を受けただけで言うと。  例えば、建物の耐震化率、耐震強度で例えばIs値が0.3以下のものはこうしなさい、0.6以内のものはこうしなさいという何か基準がありましたやん。あれと同じように、これに何か基準があるんですか。今回出したデータによって基準値が明らかになって、こうしなさいという何かそういう基準は具体的に我々が目で見てわかるような、また説明するときに住民に説明できるような、そういう基準をちょっとお願いします。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  今回の橋梁の調査につきましては目視による調査でございまして、例えばコンクリートの損傷度合いで国の国総研の損傷度合いを求める目視で見るものがございまして、その点検によりまして一定の点数づけとか行いまして、優先順位または損傷度合い、橋の健全度等を検討して、優先順位を決めておる次第でございます。 ○副町長(上森 一成君)  交付税算入率は20%でございます。 ○委員(八木  修君)  何か今聞いてびっくりして、目視で見る程度のことで何か基準がどうやっていて、その程度なんですか、この長寿命化調査というのは。単純に専門家が目でぱっと見てわかる程度、何も具体的にしなくても。橋を見て、のぞいて、その程度の基準で今言ったような危険度をきちんと出せるのかなというのが、それで納得せいちゅうのはなかなか難しいんではないかと。国も補助金出すときに、ほな適当にこんなんですよちゅうて、極端に言っちゃにせの写真でもつけて出せばそれで通ってしまうような話になってしまうんで、そんなことで通るんならばという話なんですよ。ちょっとはっきりそこを言うてください。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  目視は目視なんですが、ただ、例えば鉄筋コンクリートで橋梁ができとる場合、そのコンクリートが例えばひび割れ等の度合い、度合いといいますか、そこへ広がりぐあいですね、それとあとどういうひび割れが起こってるとか、または遊離石灰がどのように出てるかとか、また上から水が漏れてないかどうかとか、コンクリート強度に支障がある現象が起こってないかどうかとか、またコンクリートが表面がはがれて鉄筋がどの程度見えてるかどうかとか、そういったことによってその橋の健全度等を点数を評価をしとるわけでございます。
    ○委員(八木  修君)  これ担当課になるのか部長のほうになるのか知りませんけど、平成23年度の170カ所のデータが出たら、基本的に何か決めるわけでしょ、町としては。今後どうしようかという目標を決めて対応していこうという、何かそういう計画書というのを立てていこうという考えなのか。もう単純に順番にという形で行っていこうとしているのか。何かそこのとこの基本的な考え方をあればお教えいただきたい。 ○委員長(原田 健志君)  橋数、ちょっと107であったかというように思いましたが、107でよろしかったかな。 ○委員(八木  修君)  はい。 ○委員長(原田 健志君)  107やと思います。今の分に関しては答えを。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  ただいまの御質問でございますけども、基本的には長寿命化計画というものを立てました。それを策定をいたしまして、やるということで住民さんにそれを知らせるというか、ここを計画を立てた分をここの部分を順次やっていきますということで情報を住民さんに知らせていくという方向でございます。 ○委員(八木  修君)  今言ったやつは、予算に何かのってるんですか。そんな計画なんて何も、これから立てるちゅう、107橋の平成23年度の調査結果が出た時点で計画を立てて公表していくという、そういうことですね。確認します。 ○環境創造部長(森村  保君)  今回のこのお示しいたしました調査結果、それから今年度やってます107橋の分ですけども、一応コンサル的見解で出てくると思います。修繕が緊急に必要な箇所、それから向こう10年とか長いスパンで20年先にはだめですよといったような、コンサル的見解で業務報告書として上がってくると思います。それをやはり内部で精査といいますか、検討しなきゃなりません。そこで、やっぱり何せ財政的な面がございますから、そういったところと整合を図った中で町として今後の橋の改修計画というものを考えていきたいというふうに思っています。  今回、来見橋につきましては、これはもう過去からちょっとこの橋は本当に危険度が増してくるぞというのが我々の予測でも持っておりましたので、今回はもう緊急にこういう調査結果を踏まえた中でやっていきたいということでございます。 ○委員(八木  修君)  今また改めてちょっとこのいただいた資料を見ると、今回の44カ所は点検年次がちょっとばらばらに載ってますね。大分前からやられてて、これ平成20年の状況と22年の状況とが出てきているから、何か事業年数が変わってきてちょっとわけがわからない、今のお話聞いてなおさらわからんようになってきたんですが、その前からやってたということなのか。でも、予算が出てないのにどこでやってたんやちゅう話になってくるんで。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  橋梁点検につきましては、平成20年と書いておりますけども20年の3月ごろということで、各職員のほうで見回って対応しておるところです。  その中で、22年とありますのは、職員の目で見ましてもやはりこれはB判定以下になってくる橋梁につきまして再度プロの目から点検を見ていただいたもので、平成22年度に実施した点検、最終の専門家が見ていただいた橋梁になっております。 ○委員(八木  修君)  ほな私の理解は、平成20年度職員でいろいろ見て回って、その上でのある程度の評価、その当時からあったのかもしれないけども、去年度の予算でやったのは、22年度の予算でやったやつに対してはコンサルに見てもらったということですね。そういうふうに解釈して、その成果が今言われた形で報告受けただけだけども、さっき部長の答弁からいえば今後10年先どうなるかとかいろいろ判定基準が、例えばABCとついてて、Aは緊急でBは10年後ぐらいにはアウトでCはどうなのか、何か具体的にこの橋、今44カ所上げていただいたけども、具体的にあるわけですか。 ○委員長(原田 健志君)  7橋という部分に関してはありますが、それ以外の分とかも含めても何かまとめて表のようにしていったりとか、そういったものがあるかというようなことも含めてやと思いますんで、全体計画といったもの等があればということだと思いますが。 ○環境創造部長(森村  保君)  業務調査の成果として、何年ごろ言うたらまたあれですけど、何年にはこういう改修的なものが必要ですよというのはございます。ただ、この申しています7件の中では、向こう10年間の中でお示ししたこの7橋については補修の必要性があるなということでございます。 ○委員(八木  修君)  とりあえず今年度、今調査に出しているやつの成果がまとまった上と22年度のやつ、両方合わせて具体的になればやっぱりちゃんとそういう総合的な形とか今後の判定がちょっと、AとかBとかというのも含めて何か目に見える形のほうが安心するんではないかなと思いますし、10年たてばそれがまた10年老朽化するわけですから、かなり古い橋などあるわけで、そのあたり今後きちんと立てていっていただきたいというふうに思います。  それで、次にクリーンヒルの解体の状況についてお伺いいたします。  ちょっと予算との規模だけでこれ比較できないちゅうか、汚泥の運搬方法とか新処理場の運転とか違うから、ここはもう前期の形の補正前の数字をそのまま載せてるから一概に言われないんだけども、今現在とか3月末にどういう状況になって、4月からどういうことが残っているのか。今あったクリーンヒルがどのように解体されて、その後どうなるのか。ちょっと予算資料、言うてる意味わかるかな、補正前の書き方なんで実態とは違うと思うんで、ちょっと御説明いただきたいと思います。 ○地域整備課係長(中  教仁君)  クリーンヒルの解体に係るところのスケジュールでございますけれども、現在残留汚泥の搬入を新施設のほうで行っております。3月5日までで、約70トンの残留汚泥を新施設のほうで処理をいたしました。  今後でございますけれども、3月末までで130キロリットル当たりの残留汚泥を処理する予定でございます。4月から8月ぐらいまでかけまして、残りの約350キロリットルの残留汚泥を新施設のほうで処理を行いたいというふうに考えております。  4月以降に、並行いたしまして跡地の調査、これは大阪府のほうと協議しながら土壌の汚染の調査を行いまして、それがおおむね残留汚泥が運び終わる8月、9月ぐらいまでをかけて調査を行いまして、その後、クリーンヒルの解体工事の発注を行いまして、25年の3月には更地にして用地のほうの返還をしていきたいというふうに考えておるところでございます。 ○委員(八木  修君)  済みません、ちょっと調査不足ちゅうか現場を見てないんで、現場はほなまだ全然解体してないわけですか、解体費用前年度上げていながら、何にもしてないという状況で繰り越した分とで、今現状そしたら僕の解釈では本来ならばあそこの汚泥を他の業者に全部処理してしまって、3月末までに解体するという予定で平成23年度は予算組んだわけですよね。それが新処理場で早目に稼働して汚泥を処理することによってということで、補正予算出していただいて変更して動いたというふうに解釈して、その間にもう解体が進んでいるのかなと思ったんですが、全然解体はその汚泥が完全に出ていって、僕はそやから本体は解体して手前にある汚泥の貯留層だけが今残ってるのか、3月末までに解体が終わって貯留層だけが残っているのかなというふうに解釈したんだけども、それであと残りの予算がここに上がってきたのが解体費用で255万しか上がってないから、もう解体の当初の4,900万円のうちのほとんど使ったのかなと思ったんですよ。実態はどうなのかというところが、もう一回ちょっと説明してもらえますか。 ○地域整備課係長(中  教仁君)  クリーンヒルにつきましては、まず残留汚泥の処理が先行いたしますので、残留汚泥が槽内のすべての汚泥がなくなってから解体の工事を発注することとなります。昨年の12月に補正させていただいたことによりまして、工事のほうは24年度のほうで実施することになります。それまでに残留汚泥のほうを新施設のほうの処理能力に合わせながら少しずつ処理を行いまして、おおむね8月、9月ぐらいをめどに残留汚泥のほうがなくなる見込みでございますので、それ以降に解体工事のほうを発注して地元のほうに返還する、このような予定でございます。 ○委員(八木  修君)  そうしますと、要は来年度の年度末にはもうきれいに解体が終わってお返しできるという、そういうふうに解釈いたしました。  なら、その上で次ですが、今度新しい焼却施設ができて稼働、もう実質稼働してるわけですけども……。     〔不規則発言する者あり〕 ○委員(八木  修君)  し尿施設ですね、稼働してるわけですけども、今回出てきた数字でちょっと確認ですが、生し尿420キロリッターちゅうのは前年度で、今年度は3,950という形で250キロリッター減ってる。片一方、浄化槽汚泥は2,700キロリッターのやつが3,100キロリッターにふえるという形。この中には、350トンの残留汚泥は入ってないというふうに書いてあるわけですね、ここに。350トンはまた別個のカウントですから。浄化槽汚泥が400キロリッターふえて、生し尿が250リッター減るというのは状況としては何かどう変わったんですか。 ○地域整備課係長(中  教仁君)  生し尿の収集状況につきましては、生し尿のくみ取りから下水に変換、あるいはくみ取りから浄化槽への移行ということがございまして、年々収集量は減ってきております。22年度から23年度までの収集量をもとに予測しますと、おおむねそれぐらいの処理量ということになります。  一方、浄化槽汚泥につきましては、昨年度末でしたけれども、野外活動センターの廃止に伴う浄化槽汚泥の搬入が多分にありましたもんですので、その辺も勘案しまして浄化槽の戸数は生し尿のくみ取りから移行する分が結構ございますので、横ばいあるいは増加の傾向となっておりますので、今回そのような数値をお示しさせてもらったところでございます。 ○委員(八木  修君)  何か意味が通じない。浄化槽汚泥がなぜふえたんやという。野外活動センターのは今年度の。 ○地域整備課係長(中  教仁君)  浄化槽の汚泥につきましては、野活は一過性のもんでございますけれども、これまでの傾向からいいますと収集量は横ばいあるいは増加傾向にあることから、今回の数字をお示しさせていただいたところでございます。 ○委員(八木  修君)  野外活動センターは今年度の当初にくみ出したわけですから、2,700キロリットルを予定してた中に入ってたわけですよね。3,100という今年度の中には野活の分は入ってないわけだから、野活が来たから一過性にふえたちゅうのはちょっと全然説明にはならない。言うてる意味わかりますか。何か説明では野活の分が入ってるから一過性でふえたみたいな説明をされたけども、それは間違いですよね。浄化槽のくみ取り件数がふえたんだと。それは浄化槽の基数がふえたという数字を持っておられるのか。  もう一つは、例えば下水道に接続した戸数が何戸ふえたからって何か具体的な数値があるのか。ただ単純に今年度末の実績数に合わせて数字を書いたのか。その何か取ってつけたように説明するとややこしいんで、実績数に合わせたらこんなもんだというんなら一定理解するとこあるんだけども、それを何か無理やりそういうところをひっつけようとすると、またこれは何でや何でやって聞かなあかんようになってくるんで、実際の今年度やった実績から見てどうなんだというところも含めて御説明いただけますか。 ○地域整備課係長(中  教仁君)  浄化槽汚泥の収集量につきましては、平成22年の10月から平成23年までのデータをもとに予想したものでございまして、それが3,100キロの処理量になったということでございます。 ○委員(八木  修君)  単純に聞きますが、下水道接続この1年でどれだけふえて、浄化槽が新規登録したやつが、建築確認、保健所経由含めてどれぐらいあったのかわかりますか。 ○地域整備課係長(中  教仁君)  し尿のくみ取りから浄化槽、くみ取り件数が減った内訳でございますけれども、こちらのほうで把握しておるところでは下水の接続が2件、それから浄化槽の設置が17件、それから農集の接続が4件、その他転出等で22件のくみ取り件数が減ったところの数字はこちらのほうで把握しとるところでございます。 ○委員(八木  修君)  なかなか数値を聞くと逆に変な質問していかなあかんような、数値が合わないちゅうか、下水道2件しか接続してないのに何で生し尿がこんだけ減るんやという、引っ越しが22件あったから減るんだちゅう話。浄化槽はたかだか17件で、2立米ふえたところでこんな数字が上がるわけでもないし、実績の数字やというふうに解釈しますけども、でも実態としてはもう少し把握できる方法が、極端に言えば浄化槽の汚泥くみ取りは町に申請書を出すんでしょ、申込用紙を各戸が。その戸数の件数が保健所の件数と同じならばそれでいいけども、実際はどうなのかということになってくるわけです。これは毎回聞いてるけども、実際合わないですよね。出してない人がたくさんいてるけども、業者さんはどっかでくみ取って持ってくるわけだから。業者さんは各家に契約してて、必ず浄化槽ついてたら契約してくるわけで、何か数字が合わないところが出てくるのは毎年聞いてることで、細かく再度確認する気はないですけども、やはり実態に合うた形の数字を把握しとかないと、何か不明がやたら何百件もあるみたいな形で言葉濁してもらっては困るのでというところです。そこは浄化槽つけてるわけで、そこが具体的に汚泥を出してくれば今後汚泥がどんどんふえるという形にもなってきますから。  それで、今度はそれに関連して新処理場ができ今年度稼働して維持管理費出てきてるわけですけども、これどうですかね、今まで試験運転をされてきたことも踏まえて、これまでクリーンヒルで運転してた経費と今度の新しい経費との差が出てきてるわけですね。新しいことによって安くなるというような形を前提にこれまで説明受けてきたわけですけども、現状どうですかね。今後この予算組む上で業者さんの言われたとおり数値を書いてるのか、自分たちでそれなりに検証してみたり他の自治体のこういう処理施設の実態を見て具体的に出してきたのか。そのあたりをちょっと確認したいと思います。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  ただいまの御質問でございますけども、クリーンヒル施設と新しい施設の比較でございますけども、平成22年度の決算と今回の平成24年度の予算との比較でございますけども、全体的な経費といたしまして1,900万ぐらいマイナス、安くということで計上させていただいておるところでございます。 ○委員(八木  修君)  新たな施設を入れて安くできたということですけども、これ水を運んでたり運賃、車のリース代とかいろんなもんも含めてのすべての話ですね。片一方、今回は今回だけで自己完結しただけの話で、その費用、この1,900万円浮いた分、これは逆に言えばし尿処理の料金が下がるということにはならないんですか。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  その経費については、現状で考えてまいりたいと考えております。 ○委員(八木  修君)  いや、多分維持管理費を収集費だけで見たら、多分それは赤字の部分があるからだと思うけども、やはり単純に安くなったらそれが何か還元できるのかどうなのかということも含めて、いろんなところで浄化槽の汚泥の持ち込み量もいろいろ状況出てきてるわけですから、そこらはやはり住民に答えられるようにしとかないと、物すごいいいもんできたできた、こんだけ費用浮いたちゅうなら、何で料金下がらんのやという話に一般的にはなるんですよね。そやからそこらあたり、ちょっとちゃんとしたものをもって対応してもらいたいというふうに思います。  それと、次、府営の小和田川の事業、今年度300万の予算つけてたやつができずに、今度は160万ですか、何か値段を下げて工事をすると。ちょっと説明のときも少し聞いたのですけども、もう一つ状況がきちんとわからない。どこをどういう事業なのかというのをちょっと御説明していただけますか。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  歌垣の貯水場の横の小和田川にかかる橋なんですけども、そちらが大阪府で砂防事業によりまして川を整備してきております。その関係で、橋を改修するに当たりまして能勢町の負担金が2割生じる金額になっております。     〔不規則発言する者あり〕 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  300万が今回の140万ですかね、80万ですか、でしておりますのは、ちょっと今年度300万につきましてはなかなか本年度実施等も考えられてたんですけども、予算のときに橋梁の予算を全体額を私どもがちょっと大きく設定していた関係で、その2割ということで300万を計上したんですが、今回につきましては池田土木のほうからよりちょっと精査をしていただきまして、全体額880万に対する2割を負担金として予算計上しております。 ○委員(八木  修君)  またちょっとわからなくなったんですが、これ町の事業じゃない、府営の事業で府が工事するのの負担金の割合やけども、300万というのは能勢町が計算したというんで、この橋は能勢町が工事するんですか。違うでしょ。ちょっとそこのとこを説明を。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  今年度300万予算計上したときには、今年度そこの改修整備を行う予定であるというふうに聞いとる中で、十分なちょっと全体の橋梁に係る事業費というのが詳しくはわからなかったときに、一定負担金というのが生じるということがございまして、橋梁に係る費用を一定事業費を町のほうで見込みをさせていただきました。それで一定300万というふうな予算を今年度上げさせていただいたんですが、それが整備が今年度できないということで、ことしの予算時には土木のほうから金額のほうを提示してほしいというところで、確認した数字がこの数字になっております。 ○委員(八木  修君)  そうしますと、今年度に大阪府が事業主体となってこの工事を終わるという、町はこれだけの180万負担すれば事業が終わるということで解釈して、もう負担するだけの金額だという、事業自体はちゃんと地元で了解を得て、橋のかけかえですか、それが順調に行われるというふうに解釈していいわけ、この金額で。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  そのとおりでございます。 ○委員(八木  修君)  もう一つ、これも質問に出てた土砂災害情報システムが府からもらえることによって、今年度予算を皆減というか、なくしたということですが、これ大阪府いつからデータがそこに載ってたのかということですね。以前からずっと載ってて、それを知らずに能勢町は別に契約してずっと38万円ずつ契約し続けてたのか、それとも近々にそういう状況になったのか。ちょっとそのあたり御説明いただけますか。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  申しわけございません、はっきりしたちょっと年数等は確認は、わからないんですが、府の防災ネットがよりよくなってきましたのはここ数年というふうに理解しております。 ○委員(八木  修君)  能勢町のほうもホームページで土砂災害の形でホームページの表紙に載ってるんだけど、なかなか気象情報という感じであれ見づらい、前も指摘したけども、もう少しわかりやすく、よその自治体では気象情報の中でとか、そこから引っ張ってくればすぐ見れるんだけども、何か土砂災害の情報何やら、正式には忘れたけど、土砂災害情報何やらって書いてあるような、ちょっと下げて下のほうを見ないと見づらいようなところにあるので、僕はちょっと重宝がらせてもらっているけども、なかなか利用しづらいシステムではないかなということなんです。だからもう少し気象情報なら気象情報で明らかにすることがいいのか、やはり能勢町のピンポイントでいろんなところの、10分単位の雨量まで出るような、10分単位やったかな、細かい雨量や今後の雲の動きとか全部そのウェザーですか、民間と契約してる中で出てきてるわけですから、有効に把握するにはその他の気象情報よりもピンポイントで見れる。一般的に言う能勢町という概念以上に地域別に出てきますから、本当に雨でも東と西とで時間雨量で見れば全然違うときなんて多々あるわけですから、やはりそれをもう少しきちんと宣伝をして見ていただくような、みんなが注目するところに置いていただければ、特に雨なんかは農作業なんかもそれなりに必要な情報になってきますし、そこらあたりちょっと考慮すべきとこはあるんではないかと思いますけども、御検討いただけるかどうかだけ確認しておきます。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  ただいまの気象情報の件でございますけども、委員おっしゃいましたとおり検討のほうをしてまいりたいと考えております。 ○委員(八木  修君)  これもちょっと出てた質問の継続ですけども、防災、土砂災害に対してのさまざまな法律の改正によって、今までは砂防等を含めてハード面でカバーしていこうという国の考え方が、五、六年前から先に情報を知ることによって避難しましょうと。そやから各地にテレメーターつけて、その情報をもとに早目に発信していきましょうという形の方向性になってきたわけですね。間違ってたら後で訂正してください。  問題は、そういう早目に情報がわかったとき、どう情報を発信するかというのがこの間議論されたけども、何かもう一つ煮詰まらないところで終わってた。町が対策本部をつくったら、そこら知らせに行くんやとかということになってくるけど、せっかく今そういう情報システムを片方で持ちながら、有効に使ったり住民にお知らせする方法やとかいろんな形を周知しないと、せっかくの情報が有効に使われないのではないかなという気がしてならんもので質問をしてるんですけども、これ先に同じような質問があったわけですけど、僕ちょっとそれを聞いてて煮詰まったような形で納得ちゅうか理解はできなかったんです。もう少し住民にそのことを明らかにしていって、こういう情報を注視してくださいよとか、ホームページにこういうのがありますよとか、ホームページで無理な場合は例えば地域に対しては行政が回る、消防団が動く、区長さんに連絡し区長さんから各地区の組長さんに行って御連絡するとかいろんな手法があるような、防災計画全般にかかわることかもしれませんけども、このシステムはそれを事前に逃げることが前提のシステムですから、それを有効に使えるような対応をある程度せなあかんと思うんです。  これは防災計画ともかかわってくるとは思うんですけども、やはりそうみんなが有効に利用できて、安全に避難できるような形の構築していくシステム、有効なシステムにしてもらいたいと思う気持ちがあるので、ぜひともそういう形、今後防災計画見直しの中でもどういうふうに伝達していってどういうふうに対応していくのか、どういう避難方法が具体的に考えられるのか。雨が降れば崩れればどこが被害が出て、ならどこへ逃げましょうかという話になるわけですし、ぜひそこを防災計画と含めて総合的に勘案してもらいたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○副町長(上森 一成君)  本会議でも一般質問でもそのお話ございまして、総務部長も答えたように最初の情報伝達とかもちろん町の職員が回ったりもすることは当然だと思っていますけれども、今ここでデータとして、いろんな情報として既にインターネットをよう見られない方は仕方がないですけど、見ていただける方は見ていただいて、まずは自分で考えていただく。これが第一義だと思うんです。  その後は、例えば避難勧告とかそういうことになってまいりますと、うちだけじゃないですけど、前日までに何ミリ雨が降ってて、さらにきょう何ミリ降って、今後何時間でどんだけ降る予想するときは勧告しなければあきませんよとか、いろんな情報があります。そういうことをうちもその状況に応じていよいよ勧告までする場合には、これは職員がみずから出ていって広報に回るのも一つですし、今おっしゃったように能勢町においては区長さんなり消防団の皆さんにお願いをして回ってもらうという、これも有効な手だてだなと思っています。  ですので、その辺は防災計画の関連も出てまいりますし、町としても一定有事の際にこれすべて完璧なことはできないと思いますけれども、より住民さんの安心安全のためにはその辺の整理も、避難勧告マニュアル等もつくらせてもうてますのでその辺と整合して考えて、またこういうことにしてやりますみたいなこともできるだけ住民さんにお知らせはしていきたいと思いますので、その辺はちょっと今具体なことは申し上げられないんですけど、よろしくお願いします。 ○委員(八木  修君)  防災計画をこの後見直していくということなんで、能勢町で考えられるのが、津波とか地震の災害よりも土砂災害のほうがやはり優先度は高いのは間違いないわけですから、ぜひともそのあたりは防災計画と組み合わせてやっていただきたいと思います。ちゅうか、やるというお話でしたので、また事前に議会でも防災計画まとまれば御説明いただければというふうに思います。  それで、次に都市計画のマスタープラン作成で今年度200万円予定されていますけども、このマスタープランの位置づけというか、何をしようということなのか。これまでのマスタープランと、別に市街地の状況が変わった、線引きが変わったわけでもなければ、これは法律的に一応都市計画の基本計画を立てればマスタープランを立てなさいちゅう法律にはなってますよね。各自治体必ず持ってるんだけども、これもどちらかといえば右肩上がりのときの経済状況のときにかけたそういうプランの延長線で、実態とは合わない絵にかいたもちになりがちなところがあるんですが、今回第5次総合計画を受けてどうするんやということが書いてあるところを見れば、現状を含めて今後その都市計画審議会にどういうふうにかけてこのマスタープランを見直していく、何を見直していくのかというのが具体的にちょっと見えないものですから、どういうイメージを持っておられるのか、考えをお伺いいたします。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  現在の都市計画マスタープランは平成16年度に策定されたものでして、そこから既に7年経過しておりますが、大分当時の状況からまちづくりの方もできて、実際ちょっと難しいところ等もあるとは思うんですが、総合計画をより具体化していく上でこの計画を立てていきたいと考えております。  今回見直しを行いますのは、このマスタープランの見直しの必要性といいますのは、一つが先ほどおっしゃいました総合計画の上位計画が変わったこと、また大阪府の都市マスが変わったこと、それともう一つが社会情勢が変わったときに、社会環境が変わったときに見直すというふうに考えられますので、そういったとこから今回はこのようなところ、案件が3つぐらいやはり重なってくるような状況でありまして、まちづくりという、より具体化して方針を決めていく上で今回の見直しを行いたいと考えております。 ○委員(八木  修君)  このマスタープランは、都市計画法に基づいてつくることになっている法律ですよね。能勢町の都市計画というのは、線引きはして市街化は確定したけど、残り全部調整区域の上、農振地区がかかるというような地域の中で、これは市街地だけの絵を見直すんですか、それとも能勢町の都市計画決定を打った調整区域も含めてすべてを見直すという形なのか。すべてちゅうか、そういうのを含めて能勢町全体の今後のまちづくりのあり方を決めるということを、総合計画で位置づけた内容をもとに見直していくということなのかですね。  もう一つ突っ込んで言えば、第5次総合計画を策定時には、国の法律、地方自治法、変わっていなかったけども、もうこの総合計画自体が法的に以前言われているような法律で定めなければならない計画ではなくなってしまってると。それはやっぱり時代の変化で右肩上がりのまちづくりのあり方ではなく、現実に即した形でいくと、この計画の立て方に矛盾が出てきたということで、今回の都市計画のマスタープランもそれの延長でつくったような計画になってくるから、何か余り実態とかけ離れた形でも困るし、特に市街化調整区域が多い能勢町において一体どこをどういじるのかちゅうのが、イメージが全然見えてこないんですよね。これ、今の話でいうと、今年度に計画を立ち上げて確定するということですか。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  まず、市街化区域内であるかどうかというところなんですが、能勢町全体で計画のほうを考え、能勢町全体で計画を立ててまいります。  今年度策定するかどうかにつきましては、今年度にそのように策定していきたいというふうに思っております。 ○委員(八木  修君)  何か都市計画審議会も2回ぐらい開催する予定になってるんですかね、予算規模でいうと。その程度でできる問題なのかどうかということもありますけども、ちょっと何かイメージがもう少し住民にわかるような、総合計画とどういうふうにリンクしてきちんとなってんのかも見えてこないので、幾つも何かこうです、こうです、第5次総合計画ができました、都市計画のマスタープランができましたちゅうても、何か実態に合わなくなってくるので、何かきちんと合うような形で住民にお知らせする方法を考えないと、何か幾つもあるように見えてしまうんで、そこはちょっとお願いしときたいというふうに思います。  次に、これもちょっと質問出てたので気になったのですが、原課で軽ダンプをお買いになるという形で予算が計上されていますが、そんな利用頻度があるかなというところなんです。今、軽ダンプに近い、環境創造部……。     〔「美化衛生」の声あり〕 ○委員(八木  修君)  美化衛生のほうで1台、枠つきの、それに類似する車が現実にあるわけですけども、あれも毎日動いてて、逆にこちらも使うことができないような状況なら。ダンプの形態が違う枠が乗ってますから、ちょっと違いはあるにしても、何かここ数年、車ばっかりやたらようけ買うてるような気がしてならない状況で、本当にこのダンプ、使用価値ちゅうか利用頻度がちゃんとあるのかと、買うただけの。それだけのことを、地域の道路が壊れたら、すぐ直しに、機動力があるように持っていくというんならば、それなりの予算が今後必要になってくるけども、何か車買うことだけになってしまってるような気がするんですが。どういう用途でどれぐらい使うと思う、どれぐらいの必要性があって予算申請したのか、そこをお伺いしたいと思います。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  ただいまの公用車購入の件についてでございますけども、美化衛生係のほうにも同じような軽ダンプ車両を持っておりますけども、あちらの係におきましても絶えず車両のほうは出ておる状態が多々ありまして、あちらの係も、水道にも車両を持っておりますけども、水道のほうの車を借りに来たりすることもございます。  土木におきましては、毎日のように現場等は行くこともございますし、定期的に不法投棄のパトロール等も行くこともございます。ということで、毎日に近いほど土木関係では車両を使っているところでございますので、今回、軽ダンプということで、作業もできるということで購入の計上をさせていただいておるところでございます。 ○委員(八木  修君)  必要性があってということで。ちょっと僕、単純に考えて、今まで車があるのに、普通の車があるのに、あえて1台買うたんではなく、軽トラ1台廃車して、これを買うということではないんですか。新たに1台買うというのか、今ある軽トラックを廃車にして新たに軽ダンプを買うということではなくして、今以上に車が必要なだけという。もう能勢町の車の台数は職員数と同じぐらいあるような状況ですよね。大げさに言やあ、それぐらいの状況になってくるぐらいたくさんあるのに。本当にほんだけ頻度があるぐらい使うのかなというのが、ちょっと疑問に思ったもので。今のお話聞くと、もう何かしょっちゅう使うような、それぐらいの話に聞こえてしまうんですけども、実態そんなに動いてるようにはなかなか、職員の数から見て、そんなことできるだけの能力があるのかなというような気もするのですけども。その現状をもう一度御説明いただきたい。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  環境創造部でございますけども、水道係、土木建築係、美化衛生係等あるわけなんですけども、我が部におきましては絶えず車両が出ておる状況でございますので、そういうことで答弁させていただきます。 ○委員(八木  修君)  いつも置いてあるような状況じゃなくして、住民のいろんなことに、負託にこたえられるような形で動かしていただきたいというふうに思います。  最後の項目に動きますが、12月の補正予算で学校周辺道路概略設計業務を発注されておりますね、23年度。これ、今どうなっているのかということです。今年度予算に、それに続く何かが何もないものですから、現状どういうふうになってんのか、確認したいと思います。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  ただいまの御質問でございますけども、概略設計業務でございますが、今現在作業中でございまして、作業内容としまして交通量調査であるとか、現道を基本にどういうふうな交通安全対策ができるかというふうなことを考えております。それで、何点か候補を選定をいたしまして、成果品の中ではそういう何点かの案が出てくるものと考えております。 ○委員(八木  修君)  成果品が出るというのは、これはもうコンサルに発注してるんですか。もうお任せになってるのか、行政と一緒に何か。資料はお渡しせなあかんですからあれですけど、まして府道もあれば町道もあったり、個人のおうちもあるわけで、いろんなことを考える上では。これで、今のお話でいえば、コンサルに出して成果品をこの3月末にいただく形で準備してるという。それを出てから、今度、次年度どうするかちゅうか、新年度どうするかというのをもう一回考え直すということですか。それとも今年度はもうそれにあわせて、次の対策の準備の何かを立てていれば予算に出てくるわけですけど、予算に何も出てきてないちゅうことは次のことを考えておられないというか、その計画を見てから補正を考えるというか、次の段取りを考えるという行政側の今のスタンスなのか、ちょっと流れをお聞きします。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  ただいまの御質問でございますけども、コンサル業者任せということではございません。原課もいろんな打ち合わせもしておりますし、そういう原課の意見も踏まえた中でそういう成果品が出てくると考えておりまして、今後につきましては、候補が何点か出てまいりますので、出てきた候補によりまして、またその分については補正対応で考えてまいりたいと考えております。 ○委員長(原田 健志君)  ほかに質疑ありませんか。 ○副委員長(谷  義樹君)  時間も時間ですんで、橋梁関係の1項目に絞って、何点かここに確認させていただきたいと思います。  全協のときに、22年度に実施した点検結果表、これを提出お願いしたところ、説明を今回いただきまして、ありがとうございます。  この中で、実際に点検結果の部分というのは、この図面のほうですかね。ここに内容が書かれているわけで、この中の7橋については至急の対策が要るということでしたけれども、この赤いマークがついてるやつが、ほかに6つありますね、6橋。そこら辺がどういうふうに解釈すればいいのかどうか、その点、確認したいと思います。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  赤い印につきましては、損傷度合いがB判定以下の中であるというところです。緑のところはそういった判定もなくて、A判定いいまして、問題なしというところなんですが、ただ、その中でも7橋を説明いたしましたのは、この7橋につきましては今の水準では修繕が必要であるというところで、7橋を御説明させていただいた次第でございます。 ○副委員長(谷  義樹君)  できたらこの最初の1枚目の表にそういった判定の内容、A判定、B判定がどういう意味を持っているとか、そういうことも説明いただければありがたかったんやけど、そこら辺がちょっとこの資料を見る限りは明確でないんで、できたらあとまた、きょうというわけにはいきませんけれども、そういう判定についてはもう少し詳しい情報を提供いただければ、そんな詳細の部分は結構ですけれども、大まかなことが判断できるような内容を提供いただければありがたいと思います。  それで、あわせてこの改修の、先ほども話出てましたけど優先順位というんか、7橋については一応10年以内ですかね、何か改修計画に入れんとあかんようなことを言われておりますけんども、そしたらそれ以外の話は大丈夫なんか、何かこれから先、何年ごとに定期的な点検を、10年、20年、そういった中でやっていくような予定になっとるんか。この橋に対する点検計画の大まかな部分、それをできたら説明いただきたいんですけれども。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  この7橋につきましては、先ほども課長より説明ありましたように、今後、財政部局と協議しながら、この10年でどういうふうに行っていくとかいうことを考えて検討してまいりたいと思います。  そのほかにつきましては、こちらのほうでも次回点検予定等、また、5年ごとに点検を行っていまして、それぞれの橋梁についての劣化度合い、損傷度合いを、先ほどもお話ししました目視で判断しながら、進んでいないなというところは、また5年後どうなるかというところで見まして、損傷が出てきましたら、一定どういうふうにしていくかというところを検討してまいっていきたいと思います。 ○副委員長(谷  義樹君)  計画の頻度としては5年ごとにやるということなんで、その点、聞いて安心いたしました。  23年度の話も出てましたけども、点検結果の話ね。このときは、5メートル以上で14.5メートル未満ということで、そしたら5メートル以下の橋はこれないんかなという気がするわけですので、そこら辺ちょっと説明いただけますか。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  5メーター以下の橋梁については何橋かございます。ただ、5メーター以下の橋梁につきましては、能勢町の橋といいますのは水路へかかる橋梁が多くなります。その水路にかかる橋梁いいましても、5メーター以下ですと何らかの対応で、例えば2メーターの橋梁でしたらもう普通の水路ですから、ボックスカルバート等で利用して改修等も考えられるところから、修繕計画を立てずに改修ができると判断しております。 ○副委員長(谷  義樹君)  橋の問題は、私らはとらえ方が違うんかしらんけんど、やはり安心して走行できるというのが前提になってると思うんですよ。だから、修繕計画にのるかのれへんかじゃなくて、危険な橋はやっぱり早急に改修してほしいと、そういう気持ちがあるんやけど、そういった観点から大丈夫かどうかということを一番問題にしてますんで、もう一度答弁いただけますか。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  申しわけございません。5年ごとに点検は5メーター以内のほうも職員で行ってまいります。その中で、修繕が、やはり危険というものがございましたら、改修のほうを検討はしてまいります。 ○副委員長(谷  義樹君)  大体わかりました。  そしたら、具体的に来年度、24年度計画に上がってます来見橋のことですけど、これ全協のときにちょっと私、質問させてもらいました。もうそれこそ10年以上前かと思うんやけれども、現場のところが当時、改良工事をやった道路が川で行きどまってる部分あんの、その北側で御存じやと思うんですけど、そこにどないしますねんという話をやったときに、いや、実はここに、今の橋が狭いから新しい橋をつけてもらうような交渉を今やってるんやと、そういうことを聞いたんで、今回あえて古い橋を一部改修で逃げるよりかはやっぱりそういった計画と結び合わせて、地元の人が求めてるようなことに対応していけるような方策ができないものかなと、そういう気持ちを持ってるわけです。そこら辺の事実について御存じですか。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  地元の方がその橋を拡幅要望されてることにつきましては、私どもは知っております。ただ、あっこの上流側へ移す場合、府道側から水路が来ておりまして、あの場所への移設はかなり困難と考えております。また、橋梁のかけかえ等も考えますと、府道をかなり通行どめにしてまで対応のほうを考えなくてはなりませんので、今回につきましては、70年たっておりますが、今回一度修繕しまして、かなり橋梁の長寿命いいますか、さらに寿命を延ばした中で対応のほうはやはり検討してまいっていきたいと思います。 ○副委員長(谷  義樹君)  あんまり土木のことは詳しく知りませんけんども、新しい橋をつけるとなれば、窓口はどこになりますか。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  町道の橋でございますので、地域整備課のほうになります。 ○副委員長(谷  義樹君)  私ちょっと当時のこと、大分前の話なんで忘れてしまってるんやけども、当然、土地改良工事の設計図自体は町も把握されてるし、地元の要望があって、そういったところに道が行きどまるような形の設計をされたことも十分把握されてると。地元の人からそういう要望も出てるとこはわかってると。やるのんは、やるとすれば町がそういった橋の工事をやると、ここまではっきりしている中で、今回あえて現橋の改修のみで計画をされたこと、これは緊急性いう問題もあると思うけれども、それ答えになってしもうたら意味ないんやけんど、これ。そういった点の計画的な二重投資にならないような改修という観点から、町としてそういった検討がどのようになされたのか、この点、最後に確認したいと思います。
    土木建築係長(馬瀬 師彦君)  確かに圃場整備のほうで、土地改良のほうで道路のほうをそちらに振ったらということもございました。今回、先ほども申し上げましたように、その場所へ移設するということはかなり困難な状況やと考えています。  それと、そういったところと、もう一つ、先ほどおっしゃられましたように、優先順位ですか、現在、14.5メーター以上の橋梁では一番先に修繕が必要という橋梁というふうになっておりますので、今回は修繕をして対応してまいりたいと考えております。 ○副委員長(谷  義樹君)  地元からそういった要望が出てるということを十分把握されている中での今回の計画、地元説明等がどの程度了解得られてるのか、その点、確認したいと思います。 ○土木建築係長(馬瀬 師彦君)  地元説明につきましては、正直申し上げまして、まだこの修繕を行うというところはお伝えはしておりません。ただ、町道の橋梁を、やはり危険度が高いものでございますので、町の責任において改修、修繕していくというふうに考えております。 ○議長(今中 喜明君)  1点だけちょっと。先ほどから委員各位が道路のこととかいろいろ河川のこと、いろいろ御質問されておる中、草刈りがどうのとか凍結したらどやとかいう心配事、住民さんからもいろいろ聞かれると思うんです。それで、議員各位もいろいろ心配されてる中、たしかそこの池田土木の出張所があったわけですけど、2年ほど前になくなってしもうたわけですね。それで、そのときにもいろいろ町には協議があったと思うんですけども、なくなりますという。協議なのか通知なのかわかりませんけども。そのときに、一応いうたら何ですが、町長としても、それは困るんやと、ぜひ残してほしいんやいうことを言われたというように思うんですけども。ほいで2年たって今、2年前と、この2年間と、どれだけ土木事務所が向こう、池田のほうに移転したことによって不便といいますか、能勢町にとって不利益といいますか、そういったことをどれだけ感じておられるか、このあたりをまとめてちょっと発言していただけたらなと思うんですけど。 ○環境創造部長(森村  保君)  土木さんから、どちらかといえばもう通知に近いです、そういう申し入れがあって、そして、土木としては、なくなってもこれまでどおり住民の皆さんへの対応をしっかりとやっていくと。それにつけては、日ごろパトロールという形で能勢町内のどこかにはパトロール車がいるという状態にしておくのと、そしてまた、何かあれば、そのパトロール車のほうから対応に走ると。したがって、そういう対応については低下しないようにというようなお話でございました。  施設がなくなるということについてはやむを得ない部分もあるのかなと、府の情勢等も踏まえまして思った次第であります。  不自由な点でありますけれども、出張所がなくなって不自由というのは、やはり道路の府国道でちょっとした工事、ふぐあいが出た場合に、その対応のスピードというのはやはりあるのとないのとは違うなというのはありますのと、それと出張所があるなしにかかわらず、今般も府国道の草刈り清掃については、本当に府としてこれはもうどう考えてくれてるのかなと。年1回、しかも夏場で草が成長してしまって、冬場にかかってのもう生えないという状態のときまでぎりぎりまで伸ばしておいて、年1回しかやらない、やってないと、こんな状態でありますし、本当にちょっと通行しとっても、住民の皆さんも我々も思うんですけども、危ない状態、草っ端で、そういうなんはもう往々にして見受けられます。この件につきましては、強く申し入れ等を常日ごろから土木事務所、池田に行っておりますし、また、大阪府の本課にもそういう要望の機会がございますので、細かく申し入れを行っております。そしてまた、先ほど来出ております冬季対策、凍結対策もしかりでございます。したがって、全般的に申しますと、サービスは低下をしてきているというふうに思っております。  こういった場合にやっぱり出張所があると、そういった対応策をすぐに我々行政間の中でも申し入れができましたし、それに向けて何らかの形で出張所の方々が対応してくれたというものはございますので、そういう部分では不自由を正直申しまして感じております。 ○議長(今中 喜明君)  いや、それでですね、不自由を感じてるとか住民サービスが低下している、また、いろんな苦情なりが町のほうに来てる、議員の各位も聞かれてるということの中で、府の組織であるにしろ、現在、前の形として建物がありますから、今後のことを考えたら、府は府としてそういう組織改革をされたんやけども、町としても不自由さとか不利益を、能勢町に不利益があるようなことをどんどん大阪府へ言わないかんと思いますので、そういったことをやっぱりちゃんと発信していって、あの施設の利用とかをもっと大阪府と能勢町といいように利用できるような形を話しするとか、そういうことを考えていただきたいと思いますし。ただ、私、残念だなと思ってたんは、2年ほど前にあそこがなくなりますというたときに、町はいろいろ話聞かれたやろけども、議員各位があんまり知らなかったということで、なくなってしもうてから、何であんなとこへ行ってもうたんやろと、なくなってしもうたんやろということをよく耳にするようになった。  この際、2年たったから、どれだけ町として不便を感じてる、不利益があるということで、やっぱり議会としても一定の、保健所はなくなる、法務局はなくなる、府民牧場も、いろいろ府の施設、ざあっとなくなっていってるわけですよ。最後のとりでみたいな土木事務所の出張所までなくなってきた中で、能勢町をどう考えてんねんいうことを、やっぱりちょっと議会としても大阪府に対しての意見いうんか要望というようなもの、僕はこれちょっと意思表示しとかないかんのちゃうかなと思って、この質問をさせていただいてます。  その辺、町長やっぱり。町長独自でどんどん言うてはんのも結構なんですが、やっぱり議会も一緒にそういったことは動かんとあかんのちゃうかなと思いますねんけど、その辺お考えをちょっと聞かせていただいて、質問を終わりたいと思います。 ○町長(中  和博君)  今、今中議長より、大変力強い御質問をいただきまして、ありがとうございます。  あれ一昨年の3月議会の最中の、後半だったと思います。突如、何の前ぶれもなく池田土木の所長さんが来られまして、今は危機管理室長ですかな、池田土木能勢出張所をこの3月いっぱいをもって閉鎖したいと。何の一言も聞いたことがない。普通そういったものを廃止するについては、前もって何らかの連絡がありそうなもんでございますけども、それはなめとんのんかいなと、急にそんなことを言うてもうても、私も非常にとまどったところでございます。その後、すぐに議会へ報告させていただいたと思うんですけれども、それ以後、先ほど部長が申しましたように、事あるごとに嫌みも含めて、特に冬季の塩カル等々についての対処の悪さ。実は、前からその前ぶれは確かにあったことはあったんですよ。土木があるときから、なかなか塩が入荷してないとか少なかったとか。確かに橋下知事になられて、行財政改革の中で、あそこのほうも縮小するというような、その意図はわからんことはないですけれども、もともと、これはまた能勢高校にも関連する話ですけども、能勢にできたいきさつ、こういうとこからすると、いかに今、交通が便利になったとはいえ、特殊な事情のとこであったという観点からいたしますと、余りにも軽々しい判断であったということについては、今でも私も憤りを感じておりますし、もしもこれ、今度知事さんもおかわりになりました、大阪府も相当お金も不足しているということでございますけども、一方で行財政改革をやると効率的なまた施策も芽生えてこようと思いますので、私どもも引き続いて、能勢も豊能もそうですけども、池田から何ぼ走っても15分や20分はやっぱりかかるんですので、そういうこと、何かあったときの対応は、当然のことながら日ごろの維持管理につきましてもないよりあるにこしたことはないと。別に甘えてるわけでも何でもないですけども、やはり今中議長おっしゃっていただいたように、議員各位とも一緒になって、もう一度でも二度でもできる限りの府に対しての要望なり努力はしていくべきだと、私もそう思っております。もし議員さんのほうからもそのようにお助けいただけたら、これは非常に心強いことだと思いますので、ひとつそのときにはよろしくお願いいたしたいと思います。 ○委員長(原田 健志君)  ほかに質問はありませんか。  では、訂正が一つあるみたいですので。 ○地域整備課長(上安 敏弘君)  済みません、1点、訂正したいんですけども、八木委員の御質問の中で、クリーンヒルと新施設の経費の比較ということで御質問をいただいた件なんですけども、1,900万と申しましたけども、1,600万に御訂正申し上げます。済みません。 ○委員長(原田 健志君)  ということでございました。  特にほかに質問はございませんということですけれども、質問というわけでありませんが、きのうの振興課においては、皆さんのほうからもいわゆる期待であったり希望だったりというような、いろんなことも含めての御質問がある意味あったというふうに思っております。整備課におかれましては、むしろ基盤なりということもありますので、安全なり安心なりということも含めて非常に皆さん、思い、念というものを込めての質問が多いというふうに思います。しっかりと計画を立てて、どのように確実に進めていくのかということが重要であるというふうに思っていただくことが何よりも大事なことだと思っておりますので、これ予算段階でございますんで、この後の皆さんのほうの判断というのはこれからのことになりますけども、どのようにこれからを進めていただくということをしっかりと考えていただきたいように思って、私からの言葉とさせていただきますんで、よく考えていただきたいと思っております。  これで地域整備課関係についてを終わります。  しばらく休憩いたします。     ───────────────────────────────               休憩 午後 2時37分               再開 午後 3時01分     ─────────────────────────────── ○委員長(原田 健志君)  会議を再開いたします。  次に、教育委員会こども未来課関係について説明を求めます。 ○教育長(前田  滿君)  連日のことで大変お疲れのことと思いますけれども、これから教育委員会関係の予算の御審議を賜るわけでございますけども、どうぞよろしくお願いしたいと思います。 ○教育次長(瀬川  寛君)  御苦労さまでございます。それでは、教育委員会の関係につきましての平成24年度当初予算の概要につきまして、冒頭、御説明をさせていただきたいと思います。  予算説明資料の129ページに概要につきましては記載をさせていただいております。まず、こども未来課の関係でございますけども、教育総務関係につきましては、学校の管理運営経費について計上をし、学校環境の向上に努めることとしております。また、就学援助費につきましても例年と同様の措置を行っていくものでございます。また、施設面におきましては安全性や緊急性及び効果性をかんがみ、改修等についての予算を計上することとしております。また、本年度におきましても町内6小学校に警備協力員を配置をし、引き続き児童の安全確保に努めてまいることとしております。  新学校建設に係る予算といたしましては、敷地造成、また建築工事に係ります申請手数料や周辺住宅の工損調査等に係る予算を計上するとともに、旧府民牧場の維持管理費用についても新たに計上をしておるところでございます。  子育て支援の関係におきましては、子ども手当が法改正によりまして子どものための手当ということとなることから、子ども手当2カ月分と子どものための手当10カ月分を予算に計上するものでございます。子育て家庭のニーズに対応いたしますために、こどもフェスティバル、また、子育て相談コーナーを設置をし、対応をしてまいることとしております。  次に、学校指導課の関係でございます。     〔「課ごとで」の声あり〕 ○教育次長(瀬川  寛君)  課ごとで。失礼しました。  こども未来課の当初予算の概要につきましては以上でございます。  それでは、以下、担当課長のほうより予算の概要について説明をいたしますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  そうしましたら、平成24年度こども未来課関係の当初予算について説明をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(原田 健志君)  座って。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  ありがとうございます。  それでは、まず、予算書のほうをよろしくお願いしたいと思います。  まず、歳入でございますけれども、予算書の30ページ、31ページをお願いいたします。款13分担金及び負担金、項2負担金、目2民生費負担金、節1児童福祉費負担金2万4,000円。これは保育所児童に係ります損害保険の保護者負担分で、負担割合は64%です。  次に、款14使用料及び手数料、項1使用料、目2民生使用料、節1児童福祉使用料2,472万4,000円、予算説明資料では133ページに掲載をしております。これは保育所における保育実施児童保育料、延長保育使用料、過年度保育料を計上しております。節2児童福祉利用料219万6,000円、予算説明資料では同様に133ページに掲載しております。これは私的契約児童保育料、放課後児童クラブ保育料を計上しております。  次に、32ページ、33ページをお願いいたします。項2手数料、目2民生手数料、節2児童福祉手数料。ここでは保育所在籍証明等の手数料、頭出しの1,000円を計上しております。  次に、34ページ、35ページをお願いいたします。款15国庫支出金、項1国庫負担金、目1民生費国庫負担金、節4児童福祉費国庫負担金9,040万3,000円。これは広域入所によります私立保育所入所者に対する国庫負担分及び平成24年2月、3月分の子ども手当、本年4月からの子どものための手当の国庫負担分を計上したものであります。  次に、36、37ページをお願いいたします。項2国庫補助金、目1民生費国庫補助金、節3児童福祉費国庫補助金。地域子育て支援拠点事業や一時預かり事業などに対する交付金として2分の1相当額を見込むものでございます。次に、目6教育費国庫補助金、節1小・中学校費国庫補助金26万8,000円。これは特別支援教育就学奨励費に係る補助金2分の1を計上しております。節2幼稚園費国庫補助金、幼稚園就園奨励費補助金でありますが、就園児童の見込み数で458万2,000円を計上しております。  項3委託金、目2民生費委託金、節2児童福祉費委託金2万3,000円は、特別児童扶養手当事務委託金で、16名分を計上しております。子ども手当事務委託金は、制度改正に伴い廃止をされました。  次に、38ページ、39ページをお願いいたします。款16府支出金、項1府負担金、目1民生費府負担金、節3児童福祉費負担金1,991万8,000円は、保育所保育実施費負担金、平成24年2月、3月分の子ども手当及び本年4月からの子どものための手当に係る府負担分を計上しております。  項2補助金、目2民生費府補助金、節1社会福祉費府補助金のうち地域福祉子育て支援交付金2,779万円のうち779万円を子育て支援対策事業のこどもフェスティバルなどに充当してまいりたいと考えております。次のページをお願いいたします。節4児童福祉費府補助金630万7,000円のうち安心こども基金特別対策事業補助金412万8,000円は、子どものための手当に係るシステム改修等に充当するものでございます。放課後児童健全育成事業補助金217万9,000円は、放課後児童クラブに対する運営補助で、基準額の3分の2を計上しております。  次に、46、47ページをお願いいたします。項3委託金、目8権限移譲交付金、節1権限移譲交付金、権限移譲事務費交付金394万4,000円のうち10万8,000円は、保育所等に係る認可等事務費として交付を受けるものでございます。  款17財産収入、項1財産運用収入、目1財産貸付収入、節1土地建物貸付収入は、西中学校にあります電柱1本及び支線1本、東郷小学校にあります支線2本の使用料6,000円を計上するものでございます。  次に、50、51ページをお願いいたします。款21諸収入、項4受託事業収入、目1民生費受託事業収入、節1保育所事業受託収入は、広域入所保育事業受託収入で41万6,000円を計上しております。1名分を見込んでおります。  次に、52、53ページをお願いいたします。項5雑入、目1雑入、節5雑入、職員等駐車場代金収入のところでありますが、小・中学校教職員の駐車協力金138万円を計上しております。その他収入のところで保育所一時保育料、保育所職員等給食費、放課後児童クラブ一時保育料で208万9,000円を計上しております。  以上が歳入でございます。  次に、歳出でございます。  歳出の中で特に詳細説明の必要なものにつきましては予算説明資料で説明させていただきますが、予算の概要につきまして説明させていただきます。  まず、98、99ページをお願いいたします。款3民生費、項2児童福祉費、目1児童福祉総務費8,322万9,000円でございます。この費目におきましては、子育て支援係、保育所など職員11名分の人件費や、放課後児童クラブに係ります運営経費などを計上しております。こどもフェスティバルの費目変更、子どものための手当における電算等改修委託料が増額となっておりますが、職員1名分が減額となっていることから、158万6,000円の減額予算となっております。次に、100ページ、101ページをお願いします。目2児童措置費1億3,025万4,000円でございます。この費目は、平成23年2月、3月分の子ども手当、平成24年4月移行の子どものための手当に係る経費を計上しております。次に、目3児童福祉施設費6,333万5,000円でございます。この費目は、保育所運営や施設管理に係る経費、それに子育て支援センターに係る事業費、事務経費などを計上しております。次に、104ページ、105ページをお願いいたします。安心こども基金特別対策事業費は、こどもフェスティバルに係る予算を児童福祉総務費に費目を変更したことに伴い皆減となっております。  次に、146、147ページをお願いいたします。款9教育費、項1教育総務費、目1教育委員会費78万1,000円でございます。この費目は、教育委員報酬等の委員に係る経費を計上しております。148、149ページをお願いいたします。目2事務局費は10名分の人件費を計上しております。こども未来課所管分として、教育総務係に係ります旅費、需用費、役務費、委託料、使用料及び賃借料、負担金で23万1,000円を計上しております。150、151ページをお願いいたします。目3学校建設費は、大阪府民牧場跡地に新しい学校を建設する際に必要となる申請手数料、周辺調査、用地管理に係る予算819万6,000円を計上するものでございます。  次に、152、153ページをお願いいたします。項2小学校費、目1学校管理費は、9名分の人件費、こども未来課所管分として小学校施設の管理運営及び施設整備に係る経費6,068万2,000円を計上いたしております。学校整備工事庁用器具費が増額となったことにより445万1,000円の増額予算となっております。  次に、156、157ページをお願いいたします。目2教育振興費は、こども未来課所管分として教育に係る経費及び就学援助等の扶助費774万8,000円を計上しております。  158、159ページをお願いいたします。項3中学校費、目1学校管理費は、こども未来課所管分として中学校施設の管理運営及び施設整備に係る経費2,387万1,000円を計上しております。次に、162、163ページをお願いいたします。目2教育振興費は、こども未来課所管分として教育に係る経費及び就学援助等の扶助費806万3,000円を計上しております。  次に、164、165ページをお願いいたします。項4幼稚園費、目1幼稚園費3,456万5,000円でございます。この費目におきましては、私立幼稚園に係ります就園奨励事業、在籍児保護者給付金、運営補助金を計上するものでございます。就園奨励費で181万5,000円の増額となっております。  以上が予算書につきましての説明でございます。  次に、予算説明資料をお願いいたします。特に改正した事業等についてのみ説明をさせていただきます。  まず、136ページ下段をお願いします。こどもフェスティバル事業でありますが、就学前児童の子育て家庭を対象として平成22年度から開催しているもので、毎年こどもフェスティバルを休日に開催し、引きこもりがちな家庭や育児不安のある家庭を引き出し、適切な子育て支援サービスにつなげる機会づくりとします。  次に、137ページをお願いいたします。子ども手当制度事業では、本年4月から子どものための手当制度に改正されることになりました。上段には旧制度で支給する子ども手当の2月分、3月分。下段には新たな制度となる子どものための手当制度10カ月分となっております。子どものための手当制度は所得制限が設けられ、所得制限を超えた家庭の児童には月額5,000円が支給されることになっています。  次に、139ページをお願いします。上段でございますけれども、新学校建設事業でございますが、大阪府民牧場跡地を建設用地として新学校を建設するために必要となる申請手数料、周辺家屋現況調査などに係る予算581万円を計上しております。また、下段は、大阪府から無償譲渡される大阪府民牧場跡地の管理に係る費用238万6,000円を計上しております。  次に、140ページをお願いします。上段でございますけれども、学校安全対策事業は、大阪府からの補助金が平成22年度をもって廃止されました。児童の安全確保を図る観点から、単独事業として学校警備員を配置することとしております。下段は小学校の施設整備事業でありますが、平成24年度は久佐々小学校校舎屋上の改修工事及びPC教室教育用パソコン整備を行うこととしております。  141ページ下段をお願いいたします。中学校の施設整備事業でありますが、平成24年度は東中学校渡り廊下の防水工事及びPC教室教育用パソコンの整備を行うこととしております。  以上がこども未来課に係ります平成24年度当初予算案でございます。御審議賜り、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(原田 健志君)  説明が終わりました。これから質疑を行います。  念のため申し上げますが、質疑は一問一答方式で行います。質疑ありませんか。  順番ということもありませんので、皆さん、ありましたら、順番にどんどん。なしならなしってふうに言いますけども。なしでいいですか。 ○委員(中植 昭彦君)  済みません、お先に失礼します。  134ページのファミリー・サポート・センター事業ということで、子育ての援助を受けたい人と行いたい人が会員となってお互いに助け合うということを書いてあります。援助の内容についてお聞きします。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  ファミサポセンターでの活動状況ということで、今現在のサポートの状況ということでございますので、現況、平成23年度の状況を述べたいと思います。  まず、平成23年度におきましては、すべてが保育所への送り迎えと預かりというふうな状況で、平成22年度におきましては夕食づくりなり宅配等があったんですけれども、平成23年度におきましては保育所の迎えと預かりという状況になっております。 ○委員(中植 昭彦君)  それは、一般の会員さんが送り迎えをするということなんですか。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  はい、委員が申されたとおりでございます。 ○委員(中植 昭彦君)  送り迎えをされるとなれば、通園の途中で事故等々も、あってはいけないことなんですけども、ある場合もあろうかと思います。その辺の対応についてお答えをお願いします。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  ファミリー・サポート・センター事業を実施する上で、当然、会員の中には提供会員、あるいは依頼もするけれども提供もしますという両方会員の方がおられます。そういう状況の中で、当然この予算の中でそれにかかわります保険というものに加入をしておりますので、一応その保険が適用されるということで対応をしているものでございます。 ○委員(中植 昭彦君)  わかりました。これ、あれなのかなと思ってたんです。在宅で預かっていただいたりいうのがあるのかなと思ってたんですが、そういうことでしたら、はい、結構です。  それから、140ページの学校安全対策事業です。今、警備員さんを配置していただきまして、安全確保に努めていただいておりますが、今、1名ずついていただいていると思うんですが、安全を守るにおいて、装備とか研修とかされておられるのかどうか、その辺をお聞きします。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  特に今の段階で研修というものはしておりませんが、今、雇用をしております警備協力員さんですけれども、すべての方が警察OBという方をお願いしておりまして、今後、一般の方も出てこられるというふうなことも想定されることから、また今後、そういう場合には研修等もできたらいいのかなというふうに考えております。  それと、あと装備の関係ですけれども、装備といいましても、特にこういう装備を整えているというのはございませんけれども、職員室等には、ちょっと名前はわからないんですけども、人を寄せつけないような形の装備を置いておるというのが現状でございます。 ○委員(中植 昭彦君)  この前に安全確保とかいうことでお話を聞かせていただいたことがあるんですが、自分に腕っ節の自信のある方ほど事故に遭いやすいというか被害を受けやすいというのがあるんですよ。装備もやはりきちっとしてないと、不審者が入ってきたときに、それが何か危害を与えようと思って入ってきてるやつは最初から用意周到にやってきてますんで、対応ができないと思うんですよ。ですので、警備室、置いていただいてますよね、詰所ですね、にも装備をしていただくのがいいのかなというふうに思うんです。  あと、職員室のほうには、刺股とか置いてはりますよね。でも、それ自体も結局連絡体制がどうなってるのかなというのもありますので、その辺についてもちょっとお答えをいただけますか。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  連絡体制がどうなっているかというふうなところでございますけれども、内線電話があるという程度であって、特に緊急時の連絡方法というのは、今、想定はしておらないというのが現状ですけれども、今後、学校ともちょっと相談をさせていただいた上で、どういう方法がいいのか、また検討をさせていただけたらなと思ってます。 ○委員(中植 昭彦君)  不審者、一刻を争うような状況が起こってくると思います。ですので、その辺の対応についてはしっかりと検討していただきたいと思います。今までなかったんでいけたのかもわからないですけど、警備されるところ、詰所からは死角もあるんですよね。だから、その辺も安全担保できるような仕組みをつくっていただきたいと思います。  装備に関しても、刺股でしたら、そこまで近づいていかないと対応できないですよね。これで本当に不審者を取り押さえることができるのかなというのもあるんですよ。今でしたら、ピストルみたいなやつで網がばっとかぶさったりするもんがあって、かなり遠くからでも制圧できるような形なんですよ。ですので、一回その辺の装備に関しても再検討していただきたいというふうに思うんですが。子供たちの安全を守るのも大事ですけども、警備員なり職員さんなりの安全を確保するというのも大事なことですので、その辺について検討をお願いしたいんですが、いかがでしょうか。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  まず、警備協力員というふうなことの中で、人がいてたらなかなか不審者も入りにくいいう部分もあるかと思いますけれども、当然それを見越して入ってくるということも考えられますので、その辺についてはまた学校と調整をしながら、装備について、特に必要であれば整備してまいりたいというふうに考えております。 ○委員(中植 昭彦君)  ぜひそういうふうな形で対応をお願いしたいと思います。  続いて、学校再編整備のことであります。今、各PTAなり、通学方法の素案について説明のほうを行っていただいていると思うんですが、進捗をお答えお願いできますでしょうか。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  今の通学対策についてのPTAに対しての進捗状況というふうなところでございますけれども、昨年、久佐々小学校でPTAの役員さんに対して説明をさせていただきました。それで、それ以降、またこの24年に入りまして1月の27日には東郷小学校、2月17日には東中学校、また2月24日には田尻小学校、そして2月の29日には天王小学校へ行かせていただいたということで、本日ですけれども、本日はまた歌垣小学校のほうに行かせていただく予定となっております。 ○委員(中植 昭彦君)  そうしましたら、きょうで全部終わるということですかね。西中が出てないですね。     〔「岐尼」の声あり〕 ○委員(中植 昭彦君)  岐尼ですね。岐尼のほうは、もう私も聞いてますんで、意見の取りまとめをしていただいて、文章で要望のほうは上げていただいてるということなんですが、意見の徴取を行った後の対応についてお聞かせ願えますか。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  まずは、すべてのPTAさんに説明をさせていただいて、またそこで出てきた意見を一定取りまとめ、項目ごとに分けさせていただいて、全体のPTAの意見としてはこういう意見がございましたということで、またそれぞれのPTAさんに御報告をさせていただいた上で、またどういうふうにやっていくのかというふうなことも御協議させていただいたらいいのかなというふうに考えております。 ○委員(中植 昭彦君)  それは大体どれぐらいを目途にお考えでしょうか。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  まず、通学対策についてのこちらのほうのたたき台をお示しして説明をさせていただくというのがすべての学校に行かせていただいた上で、極力この3月中ぐらいにはその会議を持っていただきたいなというふうな御依頼をさせていただいております。それで、あと取りまとめをさせていただいた上で、また4月ないし5月ぐらいにはそういうふうなことも、またPTAさんのほうにお願いをさせていただけたらなというふうに考えております。
    ○委員(中植 昭彦君)  そしたら、4月ぐらいをめどに、また説明と、意見徴取の結果について答えをしていただけるということでよろしいでしょうか。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  まず、一定その意見をまとめさせてもらった上で、また町の考え方なり検討結果をお示しをさせていただくというふうな観点から、4月というふうかどうかはわかりませんけど、4月ないし5月ぐらいにはその辺の会議を持たせていただけたらなというふうに考えております。 ○委員(中植 昭彦君)  27年の4月開校ということで、やはり時間が限られております。ですので、なるべく早くしていただきたいというのが思いであります。保護者の方もやはり自分たちがそういうふうに意見を言って要望も言うたんですけども、その答えがなかなか返ってこないというふうに認識をされてるところがあるんですよ。ですので、その辺はまた丁寧に説明をしていただいて、お願いをしたいと思います。この件に関しては、まだ内容等々が出てきてませんので、その辺、お願いしたいと思います。  それから、今度、建設等々になってきて、周辺の説明等々もあろうかと思います。学校が開校してからもそうですし、それまでの工事などの説明とかは、周辺に対しての説明はどのようにお考えでしょうか。 ○総務部理事(吉井 淳司君)  説明ですね。工事の時期が今のところまだ確定しておりませんので、見込みということで今のところのお答えをさせていただきますけれども、おおむねことし、要するに平成24年の末のほうで現場の工事に入ると仮定いたしました場合に、それまでに当然工事の発注手続等もございますし、あと今回予算にものせてます周辺家屋説明とかもございますので、それの前後あたり、周辺家屋説明が入る前後あたりに説明をさせていただくことになろうかと思うんですけれども、また地元の区長さんとも相談させていただかんといかんのですが、全体説明会というような形を大々的にとるか、ある程度、特に工事の影響範囲という形にさせていただいて、また町全体のことですので、それはまた議会等々の話もさせていただきながらという形にするか、形式についてはちょっと考えさせていただきたいところですけれども。 ○委員(中植 昭彦君)  3年間の範囲の中で、もう工事が始まろうとしているのにちょっと遅いんじゃないかというふうなお声もお聞きすることがあるんです。ですので、その辺もなるべく早い段階でしていただいて、やはりきちっとというか、早く説明してないと、うわさがひとり歩きしてしまって、事態が余計に悪化していくというか、それをまた解消するのに要らない労力が要ってしまうとか、そういうこともあろうかと思いますので、お願いしたいと思います。  それと、あと開校してからのことに関しても、周辺の方は結構いろんな面で心配をされておられます。ですので、その辺のことも。どうなんですかね、まだきちっとは決まってないんで、なかなか詳しいところまでは説明は難しいとは思うんですが、対応をお願いしたいんですが、いかがでしょうか。 ○教育次長(瀬川  寛君)  今、委員、御心配いただいておることはもっともなことだというふうに思いますので、その辺につきましては遺漏のないように対応してまいりたいというふうに思います。 ○委員(中植 昭彦君)  いろいろとあれなんですよ、説明がないばっかりに誤解が誤解を呼んでというか、そういうふうなことに今なってきてるのが実情なんです。ですので、なるべく早いこと対応をお願いをしたいと思います。  済みません、私のほうからは以上です。ありがとうございました。 ○委員長(原田 健志君)  ほかに質疑はありませんか。 ○委員(岡本榮三郎君)  そしたら、説明資料の135ページの上段にあります、ブックスタートの事業ですけども、これも全額交付金で対応されているわけですけども、ここに掲げてますように、4カ月、1歳6カ月、3歳等々、検診時の絵本の読み聞かせとか、誕生月のプレゼントとか書かれてるんですけども、ボランティアスタッフさん等協力を要請してされてるんですけども、昨年と比較して、現状、ボランティアスタッフの協力などはどのような状況か、もしわかったら教えていただきたいと思います。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  ブックスタート事業の本の読み聞かせのボランティアさんということですけれども、例年、同じ方がそれにスタッフとして入っていただいておるというふうな状況で、当然、新たな人についても研修会等を開いて、新たにまたそういうふうなスタッフの養成もしてまいりたいというふうに考えております。 ○委員(岡本榮三郎君)  それから、その下の段の放課後の児童クラブ事業なんですけども、これも19年度から取り入れられて、22年度あたりから他校区の児童の受け入れもされてるんですけども、平日の放課後、他校区からの受け入れ状況とか、あるいは夏休みの長期的な時期についての状況などを、もしわかりましたら。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  まず、放課後児童クラブのことで、平成22年の夏休みから他校区からの受け入れも行っておるというふうな状況の中で、実績としましては、他校区からの受け入れはまだごく少数であるという、平日の受け入れはごく少数であるということで、今現在頻繁に利用されているというのが、岐尼小学校のほうからは月のうち大体半分程度利用されておるという状況で、あと田尻小学校については月に1回あるかないかというふうな状況でございます。 ○委員(岡本榮三郎君)  ここに臨時雇用の賃金等も書かれてるんですけど、何人ぐらい雇用されてるんですか。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  放課後児童クラブの臨時雇いでございますけれども、まず、嘱託員として1名雇用しておりますのと、あとはパートとして5名の方を今現在雇用しておりまして、通常2人体制で保育を行っておるという状況です。 ○委員(岡本榮三郎君)  そしたら、済みません、次めくっていただいて136ページですけども、上段で子育ての支援コーディネーター事業というのがあるんですけど、これが乳幼児とその保護者について、心理判定員とか作業療法士が専門的な立場から支援を行っているということですけども、具体的に何人ぐらいおられて、どのような支援をされている事業なのか、ちょっとお聞かせ願えたらと思います。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  まず、人数的には、そのケースによって若干変わってくるんですけれども、こちらのほうの子育て支援コーディネーター事業としましては、保健福祉センターのほうで実施しております乳幼児健診等でフォローが必要となった子供さんたちのフォローを行っていくということで、年間4クールのあいあい教室というのをやっております。その中で、そちらのほうに心理判定員なり作業療法士が出向きまして支援を行っておるというのんと、あとそれ以外には各学校、保育所、それとみどり丘幼稚園等を訪問しまして、そういう子供さんのフォローを行っておるというふうな事業でございます。 ○委員(岡本榮三郎君)  それが集団のフォロー体制ということなんですかね。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  あいあい教室というのが集団のフォロー教室ということになっております。 ○委員(岡本榮三郎君)  最後に一つだけね。138ページの、町立の保育所の運営に関してですけれど、133ページの歳入で見ますと、今年度2,472万4,000円、一応101人を予定されて保育料等入ってるんですけど、町立保育所の運営状況も、ばくっとで結構ですけども、こんな状況ですということで御説明願えたら、お願いします。 ○委員長(原田 健志君)  しばらく休憩します。     ───────────────────────────────               休憩 午後 3時45分               再開 午後 3時46分     ─────────────────────────────── ○委員長(原田 健志君)  では、会議を再開いたします。  お答えいただけますか。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  失礼しました。保育所の運営状況というふうなことの中ですけれども、のせ保育所は定員120名の施設でございます。その中で毎月児童数は変動をするんですけれども、本年3月1日現在で入所児童数は83名ということになっております。  運営経費の部分でございますけれども、運営経費につきましては、保護者からいただく保育料、それとあとは、以前は国なり府の負担金という形で、その措置に対する負担金があったんですけれども、これもまた三位一体改革の関係で一般財源化されておるというふうな状況で、特に赤字であるか黒字であるかいうたら、当然黒字にはならないと、経営としてはやはり町から予算いうんかお金を入れて運営をしておるというふうな状況でございます。  それで、あと保育料の関係ですけれども、保育料についてはなかなか低所得者の方も多いというふうなことの中で、若干のやっぱり滞納を持っておるというふうなの状況でございます。 ○委員(岡本榮三郎君)  以上で結構です。 ○委員長(原田 健志君)  ほかに質疑ありませんか。 ○委員(岡本ひとし君)  そしたら、今の、さきに保育所の関係が出ましたので、まず、質問する前に。毎月、のせ保育所の行事なんかを議会の議員あてにメールボックスの中に入れていただいております。楽しみに、今月はこんな行事があるんだないうことを見させていただいておりますが、一向に保育所のほうに足を向けないと、向けづらいというか、これはまず冒頭、ちょっと謝罪をしておきたいと思います。また年が明けましたら、しっかり一度おうかがいを、次年度については一度保育所のほうに、現場を見させていただきたいなという今、思いを持っておるところでございます。その節は、またひとつよろしくお願いをしたいと思います。  それでは、質問に入らせていただきます。  新規事業について、ちょっとお伺いをまずしておきたいんですが、こどもフェスティバル事業なんですが、これ国、府の支出金を担保として、新しい事業をやるわけなんですけども、言葉が悪いんですけども、人のふんどしで相撲をとるというよりは、要するにこれにもう少し能勢町のほうから上積みをして、プラスして、中身の濃い事業をやればいいと思うんです。やればという提案なんですけども。ほんで、今年度の新規のこの事業なんですけど、もう少し具体的に御説明願えないでしょうか。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  まず具体的にというふうなことでございます。一応内容的には、人形芝居をホールのほうで実施をしてまいりたいというふうに考えております。それにあわせまして、小ホールのほうで子育て家庭の相談であったり等、子育て相談コーナーという形の中で保健師なり保育士が相談に応じてまいりたいというふうに考えております。それとあわせまして、また子供がそちらのほうで遊べるというふうな場所を設けてまいりたいというふうに考えております。 ○委員(岡本ひとし君)  この事業を実施するに当たって、要するに子育てをするにおいては、ここにも本文中にも書かれてますように、父親の育児参加が当然、私は必要不可欠であろうと。それとまた、今、問題になっております児童虐待、皆さん、ピンクリボンをおつけの方、結構いらっしゃると思うんですけども、そういう部分もそういう相談ブースも設けて、やはり子育てする悩みをしっかりとやっぱり行政が受けとめるという、そういう体制をつくった事業をお願いをしておきたいと思います。詳しいことは聞きませんが、これは大体、子供、お母さん、そして保護者が、お父さんも参加できるような、しやすい、能勢独特のそういう日にちをしっかりと選定して実施をしていただきたいという思いを持っておりますので、その辺ひとつよろしくお願いしておきます。答弁は結構でございます。  それでは、幼稚園を最初言いましたんで、保育所を言いましたので、ちょっとそれに関連して、幼稚園の関係についてお伺いをしておきたいんですが、私立幼稚園の在籍園児への保護者の助成なんですけど、これ今現状、次年度対象何名ぐらいを予定されておるんでしょうか。何家庭、ごめんなさい。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  済みません、ちょっと家庭数ではもってないんですけれども。 ○委員(岡本ひとし君)  ああ、人数でいいですよ。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  一応予算案の積算時では119人の児童数で予算を計上しておるという状況です。 ○委員(岡本ひとし君)  119名のその園児に対しての支援を引き続き行っていくということなんですが、裏を返せば119人の方がのせ保育所へ来ていただければ、東保育所も閉鎖することもなく、そういう考え方もあるんですけども、これは私立の幼稚園でございますので、これ以上はもうちょっと、きょう言うのはやめておきます。  人数それぐらいの支援があるようでしたら、しっかり引き続き、これお金だけの支援じゃなく、ほかの支援の仕方も当然あろうと思う。当然、本町にはのせ保育所もあるわけですから、それの連携という部分もしっかりと、私立だから連携云々ではなく、同じ能勢の子供たちを育てるためには、やはり何らかの日ごろからのそういう横のつながりとか連携というのも必要だと思いますので、その辺もひとつよろしくお願いをしておきます。  次に、学校警備員のこと、先ほどもちょっと出ましたので、詳しくは聞かないんですけども、警察OB等々の採用をしてということで、ちょっと今年度たしか予算が少し上がって、雇用形態が変わったように説明があったんで、これ理由は。なぜ雇用形態が変わったのか、ちょっと理由を御説明願えますか。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  お答えします。警備協力員さん、当初はほとんどが嘱託員として雇用をしておりました。その中で、やはり警備協力員さんも年齢的なこともあると、また、自分の趣味的なこともあるというふうなことの中で、できたらパートに切りかえてもらえないかというふうな御希望がございまして、当然、パートに切りかえることによって1人でそこを、1カ所を受け持つということは不可能になりますので、2名体制でパートの雇用とさせていただいたところでございます。 ○委員(岡本ひとし君)  ということは、延べ人数が要するに、従来いうか23年度よりも24年度は、掛ける2にはなるのかどうか、ちょっとその辺がわかりませんが、ふえていくという、そういう認識で結構ですね。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  はい、そのとおりで、警備に当たっていただく方の人数がふえるということで御理解いただきたいと思います。 ○委員(岡本ひとし君)  ありがとうございました。私のほうは質問のほうは以上です。ありがとうございました。 ○委員長(原田 健志君)  ほかに質疑はありませんか。 ○委員(八木  修君)  それでは、質問をさせていただきますが、まず、保育園のほうを主に最初にさせていただきます。  今年度、入所者数が少しふえるような形で示されているんですけども、近年、傾向はどういう傾向でしょうか。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  人数面においては、昨年、平成23年度は105名で、24年度は100名ということで児童数を見込んでおります。  今現在の傾向でございますけれども、やはりここ近年、ゼロ歳児、1歳児の入所児童がふえてきておるというふうな状況でございます。 ○委員(八木  修君)  その状況で、待機という状況は、小さい子供、乳幼児に対しては人数的な制限等があるし、保育士の数等も問題になってくるんですけども、現状はどうなんでしょうか。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  特に保育士につきましては、保育士をそれだけの人数を充てれば問題はないというふうには思ってますけれども、施設の状況としまして、ゼロ歳、1歳は同じ部屋で保育をしております。面積基準がございまして、30名までの施設になっております。その中で、今現在、本年の3月1日現在では24名の子供さんをそこで保育しておるという状況です。 ○委員(八木  修君)  やはり多い数字ですよね、全体から見れば。よその自治体から見ても多い状態で、やはり共働きをしなければならないというような状況が片一方であるのかなというふうに思います。  ほんで、30までは頑張ればいけるということなので、現状は待機児はないという。逆に言えば、まだ余裕があるというふうに受け取ったわけですけども。  数値、ちょっと前年度の説明資料だけでの数字を見るんで、前年度91人と書いてあったやつが実態は100何人も入所されてたということですよね。  いやいや、この資料を見たら、前年度は91人と書いてあって、今年度は101と書いてあったから。その間にたくさん、去年、そういう意味では途中から入所されたから、当初予定していたより入所が多くて、今年度は横ばいか少し少なくなる、現状の入所人数から見れば少し減るかなという予測を立てたというふうに解釈したんですが、それでよろしいんですか。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  先ほど105名という数字を出させていただきましたけれども、その105名については入所されるであろう人数が105名、23年度は105名。平成24年度におきましては100名で予算のほうを計上させていただいたということで、実態としましては、若干100名は切っておるような状況でございます。 ○委員長(原田 健志君)  多分聞いておられるのは、去年の資料とかを見ましたら、歳入でいうところの保育実施児童保育料の人数的な積算のところがことしは101人になっているところが、去年は91人であったりとか、その前は89人だったりとか、そういったところの流れの中で91という数字が出てきてるように思うのですけども、その部分に対しての質問だと思いますので、105人とかいうのはそこに入っていないなということをお尋ねだと思います。続けて御質問を答えていただければと思いますが。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  失礼しました。保育料につきましては、予算の計上で保育料を納めていただく方が101名の見込みをしておるという状況です。  これはあくまでも保育する、歳出予算にも連動してくるものでございますけれども……。     〔不規則発言する者あり〕 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  失礼しました。一応予算を組むときの数字としてその数字を使わせていただいておるという状況で、実態としましては、時期的に毎月子供の人数が変わりますけれども、平成22年度では最大96名までふえましたけれども、平成23年度では今現在、最大で今84名の保育をしておるという状況です。 ○委員(八木  修君)  ちょっと今、人数の話が出たんで、今年度の各ゼロから5歳児さんまでの人数どれぐらいですかね。幼稚園との兼ね合いになってくるんで、就学前の子供たち、どういう状況か、ちょっと傾向が出るかと思いますんで。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  3月1日現在の入所数で申し上げます。ゼロ歳児が12名、1歳児12名、2歳児10名、3歳児14名、4歳児17名、5歳児16名という状況です。 ○委員(八木  修君)  数字ではわからんの、傾向が何かあれば別ですけども、またお教えいただいたらいいけども。質問を続けます。  今度はちょっと保育士さんの現状をちょっとお伺いしたいと思います。現状の保育士さんの、正職員及び嘱託、パートというのは、どういう人員配置になっているのか、確認します。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  保育士の配置状況ということでございますけれども、のせ保育所には正職員として保育士が7名おります。当然その中に総括1名、それと各クラス、6つありますので、各クラスに担任がいてるという状況で、あと嘱託員としましては保育士が5名、それと看護師が1名、それぞれのまたクラスに配置をしておるという状況で、あと保育の時間が朝7時から午後7時までというふうな状況がありますので、それプラスにパート職員を雇用しておるという。延べでいいますと、延べで11名のパート職員を雇用しておるという状況です。 ○委員(八木  修君)  全体としては正職員より臨時やパートの方の御協力、かなり仰いでいるというような形になってくるんです。もう保育から外れて大分たつんで、現状はわからないんですが、長い、10何年間お世話になってた経緯もあるんですが、意外と嘱託の保育士さんでも、ずっとそのまま何年も勤められている方がいるように思われて、なかなか身分保障、賃金もなかなか同程度という形でいかれているような現状があるんではないかなというふうに思いましたんで、この嘱託とかパートさんの、過去からの継続でいうと、ほとんどずっと何年もという状況なんでしょうか。それとも意外と入れかわりが激しい状況なんでしょうか。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  非常勤の方については、ほとんど入れかわりはないという状況でございます。前から同じ方が来ていただいておるという状況でございます。 ○委員(八木  修君)  そういう状況の中で、賃金はほぼ同額というふうに理解していいのか、何らかの上乗せ分がつくような形になっているのか、確認とります。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  特に賃金体系は変わっておりません。 ○委員(八木  修君)  特にパートさんの場合は、扶養控除とか控除の関係で時間的に制限されてるとは思うんですが、嘱託の方々に関しては、どちらかというと、もう社会保険全部お支払いして、10年も勤めてんのに同じというのは、なかなかシビアなところがあるんではないかなというふうに思いますので、全体の話で、これは本会議でも総務部長とか副町長とお話ししたような経緯がありますけども、やはり何十年も、何十年といったら大げさですけど、10年以上もずっと同じような状況というのもいかがかなというふうに思いますので、また御検討あれば考えてみてください。意見として述べておきます。  そういう中で、今、国のほうが幼保一元化の動きというのがそれなりに出ていますよね。だんだん具体的になってくるような形で動き出してるんです。この場合、能勢町の場合はもう限られてて、能勢町の保育園と、公立の保育所と私立の幼稚園という兼ね合いの中で、今、能勢町の人口だけでいえば、例えば60掛ける6ですりゃあ、六六、360人という子供たち、乳児合わせてですよね。すべての方が行くわけではないにしても、360人近く、50人にすりゃあ、もうちょっと300人になるわけで、それぐらいの枠の中で、今、全体として国の動き、どういうふうに動こうとしているのか、ちょっとばくっとでもいいですから、そちらのつかんでいる状況を教えていただけませんでしょうか。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  その案件につきましては文書での情報しかないというふうな状況で、今月の27日に大阪府の各市町村の子育て支援の担当課長が集まりまして、その辺の説明がなされるというふうな状況です。こちらのほうで今、把握しておりますのは、平成25年度からこども園という形の中で、施設一体型の施設になっていくというふうなことで、公立の保育所はほとんどがこども園に3年のうちに変えなければならないというふうな状況になっておるというところです。まだそこまでしか情報はつかんでおりません。以上です。 ○委員(八木  修君)  新聞等で載っているようなお話までなので、それ以上はまだ具体的にならないのか。実現できるかどうかも、まだ次のステップ、ハードルは高いかなというふうには思うのですけども、現実に今の保育所を幼稚園と同じような規模にしようと思ったら、職員も含めて単純に保育士さんだけでというわけには、またいかないところもあったり、今の制度の中では。いろいろハードルの問題もありますし、今度、逆にこういう制度ができたからといって公立をやめて私立のほうに全部お願いしましょうということでいっても、今度は私立のほうにしては、乳幼児の扱いに関してはやはりそういうシステム上、違う勉強をされてる方のほうが多いので、なかなか難しいところ出てくると思うんです。  私立と公立との違いでは、ほかのところでも例え出てましたけど、ごみの収集なんかも出てましたけど、セーフティーネットとして行政がやらなければならないところはどうしても、何でもかんでも民間にというわけではなしで、保育に関してはやはりそれなりの公立の位置づけもあるので、今言われたような制度がどんどん進んでいくと、やはり能勢町もいろんなことを考えていかなければならないし、園児数がこれでそのままいくといっても、普通の幼稚園児を預かって、今いる、例えば保育所保育を必要とする方々と幼稚園に通わす、就学前教育を受けたいという人たちが果たして今のスペースの中でできるのかなというと、ほぼ無理な状況ですよね、今の教室配置なんかを見て。だから、そこらいろんなことが問題視されるので、町として今後、子育てをどうするかということ、まだ僕も新聞の範囲内でしかわかりませんけども、やはり常時また議会のほうにも御報告いただいて、今後の動き、把握したいと思いますので。これは要望としておきます。  それで、保育所のほうで最後ですけども、子育て支援コーディネーターの件ですけども、先ほども質問あって、少し聞いてた上での、もう一つ、予算説明資料に書いてあるやつで、巡回相談等により幼稚園、保育園と小学校の連携の強化を図るというふうに書かれていて、この人たちがそこまで含めて具体的にこれまでも動いてたのか、今後、新しい特色として動いていこうとしているのか、ここをちょっと御説明いただけますでしょうか。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  まず、子育て支援コーディネーター事業という中で、以前は就学前児童を対象として心理判定員がそのフォローに当たっておったというふうな状況でしたですけれども、今年度から、保育所あるいは幼稚園におった子供さんが小学校に入られても、その経過を監察していこうというふうなことの中で、小学校のほうにも教職員の方々と調整をしながら出向いていって、その子供の状況を確認しておるというふうな状況でございます。 ○委員(八木  修君)  連携必要だというふうに思うのですけども、また逆に小学校や中学校は別個の課程でこういう専門のカウンセラーの方々がいてたり、何かちぐはぐにならないような形で、系統立ってやっていただければというふうに思うんですが、現状はどうなんですか。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  学校のほうでもこの心理判定というふうな中ではされているというふうには聞いておりますけれども、たしかこの事業を始める段階で学校のほうへ確認したら、心理の先生が月1回程度しか来られないというふうな状況の中で、能勢町の子育て支援の心理判定員については月に6回程度、こちらのほうへ来ていただいておりますので、その辺について、当然その学校の担任の先生なり支援の先生と連携を図りながら見守りを行っておるというふうな状況の中で、その辺、学校のほうの支援の先生方との連携も当然図っていかなければならないというふうに考えておりますし、連携も図っておるというふうな状況でございます。 ○委員(八木  修君)  子供の虐待というのがいろんな形で、最近も裁判の結果が出たりして、大変な事態をもう一度思い出したんですけども、実態はどうなんですかね、このケアをやっている中で、心理判定をしながらそういう対象の方々、大変不安に、保護者も子供も含めて、現状それに該当する人たちがやはり必要、求めてるというか、こういう制度の中でいろいろしていって、改善を求めていってるという状況があるのか、逆に見過ごしてしまってて、例えばその後、小学校へ行って不登校になるとか、いろんな状況というのは関連するものですから、先ほどもちょっと関連性を確認したんですけども。どうですかね、そういう意味では、乳幼児のときからのこういう事業と、小学校の関連性というのが、僕はここに強化を図ると書いてあるからちょっと確認したんで、そういうことがあえてここに載ったということは、今まで以上に何かせなあかんのかなというふうに原課が認識しているのかなというふうに、いいふうに解釈して聞いたつもりなんだけども、現状はどうか、確認いたします。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  この事業自体ですけれども、当然4カ月、1歳半、3歳半の健診の中で、やはりちょっと言葉がおくれてるかなと、ちょっと動作がおくれてるかなとか、そういうふうな子供さんを対象にこういうあいあい教室という集団の教室をやってると。その中で、あと個別のケースとしては、やはり保育所なり幼稚園に行っている子供さんにもそういうふうなちょっとしたフォローをすることによって、そのおくれを取り戻すといいますか、そういうふうなことができるのではないかなというふうなことの中で始めてきた事業です。  その中で、当然この就学前の子供さんを見ておって、学校へ行かれたら、特にその子が完全に切れてしまって、以前の経過から学校へ行かれた後どうなっているかというふうなこともわからない。そしたら、学校としても逆に就学前はどうやったんかわからないというふうな状況の中で、その辺の連携を図り、特に今そういう子供さんが不登校になるとかいうふうなことはこちらのほうでは聞いておらないんですけれども、そういうふうなことでフォローすることによって、またそれにならないようにしていけるのかなというふうには考えておりますけれども。 ○委員(八木  修君)  今までしてなかったけど、今後は連携強化を図っていきたいということなので、ぜひともきちんとちゅうか、実施していって、関連性を持たせてやっていただきたいというふうに思います。  それで、次は、毎回聞いてるんですが、就学援助費の関係ですね、これはこども未来課の管轄になるかと思うのですけども。人数だけいつも聞いてても仕方がないので、これが能勢町の実態かとは思うのですけども。この就学援助費の関係と、昨年度から動き出した子ども手当が出ることによって、これ何か変化があったんですか。それとも子ども手当が出たことでも、それは何もないんだと、親の収入であってということで。子ども手当は親の収入ではないですから、今回の就学援助費は子供ではなくして親に渡るという形のもの、性格上はそういうものですけども、ちょっと性格上が違うので、今回、不十分ですけども子ども手当というのが制度として動いた中で、就学援助費の関係性は何かありますでしょうか。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  就学援助の制度と子ども手当の関係というのは、特に就学援助の対象者として、子ども手当が出るようになったから対象者を変更したというふうなことはございませんので、特に関係はないというふうに考えています。 ○委員(八木  修君)  ということは、子ども手当が1万3,000円でも出ても、月ですよ、ですから年間何ぼになるのかな、十五、六万になるのか、出ても、就学援助に対する何の足しにもならなかったという、今の御発言やったら、一つも動いてないということは、子ども手当がほんだけ支給されてもですよ、就学援助費を申請する数が変わらないということは、子ども手当が支給されてもそんなに影響を及ぼさなかったと、それ以上大変だったというふうに認識していいのか。僕は、何か子ども手当を支給したことによって何だかいい結果が出るかなと期待して聞いたわけだけども、今の課長の答弁やったら、子ども手当出ても何の影響もないんですと切り捨てられると、民主党政権、鳴り物入りでつくったのに、就学援助には何の影響もなかったんだというのは、ちょっと理解しがたい制度やと思うんですけど。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  子ども手当が出るようになったから就学援助に影響が、申請する人が減るかどうかというふうなところの中で、この制度上で、子ども手当が出ることによって就学援助の基準となる人を改正するというふうな手続は、特に他の市町村でもやっておらないという状況で、能勢町の場合でしたら母子父子ひとり親家庭、あるいは所得割の非課税世帯というふうな状況の中で、該当すれば申請をされるというふうな状況の中で、特に子ども手当が所得に影響を及ぼさない限り、人数いうか対象となる人には変更ならないのかなというふうに考えていますけど。 ○委員(八木  修君)  ちょっとかみ合ってないんですけども。僕の例を出して、ことし確定申告した例を出すと、例えば子ども手当をもらってたために扶養控除が減るわけですよ。高校生行くため、高校生が1人いるんだけども、高校が授業料無料になったためにその控除も減るから、所得がふえてしまうんですよ。私の所得めちゃくちゃふえて税金がすごい量になってしまって、催促状まで何遍も来ているような状況ですけども、本当にびっくりするような金額来るんですよ。わかりますか、言うてる意味。本当なんですよ。扶養控除、例えば38万とか。高校生やったら、今までその38万の倍ですから76万ですか、72万とか控除されたんですよ、所得から。それがなくなってまうんですよ。だから、町税はよけもらえて、副町長や総務部長は喜んでたかもしれないけども、実態の生活感としては、今度は税金払わなあかんとか、いろんな面で大変やという、これ実態なんですよ。他人事のように聞いてもらったけども、保護者としては、今回の税政改革でそういう状況が生まれてるんですよ。     〔不規則発言する者あり〕 ○委員(八木  修君)  うん、本当ですよ。真剣に言うて、僕は自分で申請したから、実感として言うてるんだけども。  そういう中で、こういうせっかくできたいい制度で、就学援助費をもらう人が少なくなればいいけども、逆に非課税じゃなくて課税対象の金額がふえてくるような、保護者にしては。副町長、大体言うてる意味は理解できるでしょうね。税の関係やってる方は、なおさら理解できると思うんだけども。本当に大変だったんですよ、僕も。すごい、今まで考えられないぐらい所得がふえてしまって、町税だけが今までの10倍ぐらい上がってしまったという、そういう状況が出てきて。非課税や、課税やという対象の話が、また次の段階に動いてるんです。だから、そういうとこを把握しながらやってかないと、実態が見えずに、どっか今度、就学援助費もらっていてても、そのおうち、大変な状況が片一方であるというのも事実なんで。多分税の関係等少し調整すれば、本当に各家庭の状況が厳しい状況、生まれてくるというふうに思いますんで、そこはちょっと注視してみてください。特に中学校の人数を見るとどんどんふえてって、一昨年と比べりゃあ1.5倍以上に金額的にはなってるので、そういう意味では、児童の数が減っていながら金額がふえるということは、割合がすごく多くなってるという状況です。いや、そこを心配してるんですよ。それと税政改革ちゅうか、今回の制度が変わったことによって、ちょっと見落とされてしまいがちなところをちゃんと見てほしいなという思いで言うたんで、これを変えろちゅうたって、制度ですしどうにもならないところありますけども。  はい、これはまあ意見だけで。議論してもそこから先のことが出てきませんので、意見聞いといてもらって、実態、ちょっとそれなりに把握してもらってたほうがありがたいというふうに思います。  それで、次に、跡地利用について、教育委員会としてはどういう位置づけで対応しようとしているのか。今、各地域で跡地の話しするときは、教育委員会は、もうこれは関係ないことだということで、出席もなされていないのか、それとも地域との話の中で教育委員会も今後どうしようかということで、一緒に行かれて御議論されてるのか、現状はどういう状況なんでしょうか。 ○教育次長(瀬川  寛君)  跡地利用の各校区単位の検討会のときには、教育委員会といたしましても学校再編というところから端を発しておりますので同席はさせていただいております。
    ○委員(八木  修君)  教育委員会の位置づけとしては、跡地利用というのは原則としてそこが普通財産になってしまっては、教育財産から動いてしまっては、全然管轄外というふうに思うのですけども、普通財産になるか行政財産になるかは別として。それでも、原則としては学校廃止イコール行政財産か普通財産に移行するという認識でおられるのか、または社会教育として体育館を有効に使おうというお考え等があるのかどうか、そのあたりはどうですか。 ○教育次長(瀬川  寛君)  全体の流れから申しますと、やはり新学校ができたときには、一たんそこが教育施設としての行政財産からは普通財産になるという方向は固まっております。  ただ、今現在、跡地については、当然地域での何か活用はというところで声かけはさせていただいております。その中でも、地域でも活用策がないということになれば、そのときは一たんは行政的な活用ができないかということは検討する必要があるというふうに考えております。それのときには、当然、町長部局としての活用もありましょうし、教育委員会としての活用もあるでしょうから、そこは一緒に出席をさせていただいて、話であるとかそういった状況は把握をするというところの立場で出席はさせていただいております。 ○委員(八木  修君)  そうすると、今後も跡地利用については教育委員会はそれなりの立場で参加していくというふうに、状況がどうなるかも含めて未定だからかかわるという考えだということですね。というふうに確認しました。違ったら、また後で。  済みません、次に、府民牧場の管理ですが、これも3月31日か4月1日か、能勢町が今後、移管するという形になったという、これは最初から教育財産であの面積全部を取得するのか、野外活動センターは行政財産で全部取得するというふうにお聞きしたけども、今度は府民牧場は、牧場のエリアも含めてすごいほかの学校と関係ない面積も含めてあるわけですけども、現状はどういう取得方法をお考えになってるのか、確認します。 ○教育次長(瀬川  寛君)  府民牧場につきましては、学校の建物が建設をされましたときには、供用開始に先立って教育財産として移管を受けるというふうに今現在は考えております。したがって、府民牧場の跡地に校舎が建設されて供用開始ができる状態になるまでについては普通財産というふうな位置づけで、4月1日以降についても管理をしていくものというふうに考えております。 ○委員(八木  修君)  今の普通財産での管理というのは庁内一致した、教育委員会部局だけの話じゃなくして町長部局も含めて、普通財産で移管した上で、学校が建設されれば学校の敷地だけは教育財産にして、あと残りは違う普通財産に残しとくという形なのか、あのエリア全部を牧場のエリアという、牧場の学校というイメージの中で、あそこすべてが教育財産として変更していこうとしているのか、現状はどういう考えをお持ちなんですか。 ○教育次長(瀬川  寛君)  移管を受けたときにおいては、全体を普通財産というふうに一たんは位置づけをし、学校が建設された後、どのエリアを教育財産という行政財産として教育委員会が移管を受ける受けないについては、まだ庁内ではそこまでの検討には至っておりません。 ○委員(八木  修君)  いや、イメージとして、牧場の学校というイメージを、グリーンキャンパスプランですか、牧場も一体というイメージを前提としているわけで、絵をかかれてたわけだから、僕のイメージは全体を教育財産というイメージで思ってたんだけども、いや、そうでないというのならば、状況によって変わるというんなら変わるだし、まだ本当に煮詰まっていないという形になるのか。でも、逆に上半分を行政財産とか普通財産にして一部公園にすると言うてるんだから、あそこの中に、グリーンキャンパスプランの中には、一部、動物を飼育した公園、住民が憩える場所にすると言うてるわけだから、教育財産の中に普通の公園があるちゅうのはなかなか難しい話ですから。いや、だからどうなんだということを確認してるんですけども、何か調整されてんなら、副町長、いけるのか、はい。 ○委員長(原田 健志君)  ちょっと調整をされるみたいなので。しばらく休憩します。     ───────────────────────────────               休憩 午後 4時33分               再開 午後 4時33分     ─────────────────────────────── ○委員長(原田 健志君)  では、再開いたします。 ○副町長(上森 一成君)  申しわけございません、お時間ちょうだいしまして。  瀬川次長、今、普通財産ということで御答弁いたしましたけれども、教育施設、学校用地ということでいただきます。ですので、行政財産としてうちはちょうだいいたします。そして、あのエリアすべてをいわゆる学校用地にするかどうか、ここはちょっと最終の学校のあり方等も検討したいと思ってますけど、基本的には府からは学校用地ということでいただきますので、そういう扱いにしたいと思っております。 ○委員(八木  修君)  決まってなくて、今決まったようなお話に聞こえたんだけども。やはりどういう目的でやるのかちゅうのは、はっきりしといたほうがいいと思って、今、確認しました。  それで、府民牧場の基本実施設計が今なされているわけですけども、この実施設計には今既存の建物の解体する計画、造成計画、学校の実施計画含めて3つですかね、出てくるのかな、順番にって、一緒に出てこないとならんのだけども。これは一括して項目的に書いてあるだけで、実施設計の仕様書ではこれが一括に出てくるというふうに認識したんですけど、それでよろしいんですか。 ○総務部理事(吉井 淳司君)  作業の順番というのは少々あると思いますけれども、今おっしゃっておられる成果品が順番に納品されるかという形で受けとめさせていただきましたので、現在の契約では部分引き渡しという形はとっておりません。 ○委員(八木  修君)  ということは、秋口に一括して出てくるというふうにですよね。この間、秋口ぐらいになるんではないかと、最終的にという御答弁をいただいた、別に夏でもいいんだけど、おくれた分はまだ工期決めてないんでしょう、具体的に。具体的にもう工期、延びた工期決まったんですか。 ○総務部理事(吉井 淳司君)  答弁させていただきます。現在、まだ工期、どの辺まで延ばすかは、まだ最終は決めておりませんけれども、さきの臨時議会でしたね、秋口を一つの区切りにということで申し上げたのは、造成の設計に関してはやっぱりその時期ということがございます。そうしますと、委員も今おっしゃっていただきましたように、履行期間の変更とともに部分引き渡しというようなことも、成果品をということも入れていく必要が出てくるかと思います。 ○委員(八木  修君)  正確でなかったら訂正していただきたいけども、今回の工期に関しては3月23日だったと思うんですけども、もう間近ですよね。相手方とどういう議論をして、どれぐらいの工期にするかということは、ある程度煮詰まってなければならない、もう時期に来てる、もう予算的に繰り越したんだから。そやから、具体的にそういう観点があるのかどうなのか、どれぐらいを見込んでんのか、それともさっき言った一括発注を前提にした発注仕様書を変更して、部分的に解体を先にして造成を先にするというような形で校舎本体の実施設計を後にするというような形も何か今、視野に入れてるような言い方してたけど、そこまで発注形態変えると、当初の入札の発注状況がころっと変わってしまうような形になってきてしまいますので、そのあたり、もう23日迫ってるので、今後どういう契約期間の変更を予定してんのか、確認します。 ○総務部理事(吉井 淳司君)  相手方がある話ですので、若干ちょっと確定的なことを言えなくて申しわけないんですけども、おっしゃっていただいてますように、現在の契約といいますのは契約書の中の部分引き渡しという条項についてを無効とした契約にしておりますが、それを有効に戻すという可能性を検討しております。がらっと変わるというか、要するに工期を延ばすことによって時期時期での成果品を求めるという形にしたいと思ってます。イの一番に要るのが、おっしゃっていただいた撤去ですとか造成の関係が先に要るということになりますので、そうした予定で組みかえようとしております。しかし、それも工期と、まあまあ相手のある話ですから、これも甲乙合意しての話ですけども、工期と、それから引き渡しの方法、分け方ということですね。成果品はもともと分かれていますので、そういう引き渡しを受けるか受けないかということにおきまして、今回そういうことも視野に入れて協議を進めようとしております。 ○委員(八木  修君)  何かだんだん契約の方法がわからなく、当初の契約とだんだん中身が変わってくるので何とも言えません。  ちょっとそれ以上言っても同じ繰り返しになりますので、次に、最後に1点だけ。  今回、府民牧場を管理するのに委託費用が238万か何ぼか出てますね。これは人件費や管理する人の費用も含めての費用なのか、それとも何か事務的な経費だけの費用なのか、ちょっと。ああ、済みません、500か。500じゃない、238万が管理事業費と載ってるので、あそこを管理するのに、府民牧場に勤めてた嘱託の人にお願いしたようなお話も聞いてるのですけども、まだ契約してないから、言うたらあれなのかもしれんけど、府民牧場に勤めている方に打診をして、継続してお願いしたいという旨も言うてたというふうに聞いてるんですけども、その方の人件費等を含めて、この中に含まれてるのかどうか、確認します。 ○総務部理事(吉井 淳司君)  この中には人件費は含まれておりません。 ○委員(八木  修君)  そうすると、府民牧場を管理委託する人件費ちゅうのは、教育総務の中のどっかに入ってるというふうに。雇わないんですか。1日から雇うんでしょう、どっかに入ってるということで。 ○委員長(原田 健志君)  答え出るみたいですけど。 ○委員(八木  修君)  どっかに入ってるんなら入ってる、それ人件費どれぐらいをどこに入れてるのか御説明して、ここに係る費用は一体どういう費用なのかということですね。 ○副町長(上森 一成君)  府民牧場と野活の管理あわせて財産管理費のほうで計上させていただいております。 ○委員(八木  修君)  そうすると、管理費として人件費を除いた分が238万円と解釈すれば、これは人員を1人配置するという形なのか、さっき旧野活も含めて人員をあっち行ったりこっち行ったりしてもらうような、2つを有効に使うという形で管理しているのか、そこらあたり。専属で旧府民牧場だけ見てもらう、野外活動センターだけ見てもらうという体制なのか、そこを。 ○副町長(上森 一成君)  今考えておりますのは、旧野活の管理、ことしやっておるんですけども、それと府民牧場の工事をする以外のところの除草でありますとか安全面ですとか、そんなことをあわせて一体で、あっちもこっちも両方とも行ったり来たりしてもらいながら管理をしようと思っております。あっちもこっちも、おかしい言い方ですけど。ほんで、財産管理費で、町の財産なんでまとめて予算計上しております。ほんで、今、人数については、たしか4名で全体を管理していただく予定をしておったと、ちょっと今、資料を持ってないんですけど、そのように記憶をしております。 ○委員(八木  修君)  現実には余り手のかからない形ですが、岬馬が一定責任を負って飼わなければならない。別に天然記念物で以前指定されてた馬であって、普通の小型馬を飼ってるだけですけど、余り手入れが要らないというけども、やっぱりきちんと管理をしていかなあかん、ほったらかしでというわけでもないし、専門的な知識がいるので、今現在勤めている方で継続してという方にお願いしたというふうには聞いてるんですけども、何かそういう持ち回りだけで、あいまいな知識だけではなかなか、生き物ですからきちんと管理せなあかんと思いますし、放牧地の草だけても、動物は今まで牛や羊を放してたからあの状況になってたけども、ほっといたらすごい状況になってきて、あそこを草刈るなんちゅうのは、それは大変な作業に。1年だけで、造成したらすぐやちゅう話じゃなくして、その後もずっとあの牧場は残るわけで、もう大変な事業だろうと思うんです。4名の方がそれなりにきちんと管理していただければいいですけども、そうじゃなくして、またそれ以外の草刈りはほかの人に頼むなんていう形で、ここに書いてある委託管理費の中からどこかに委託するみたいな形でやるような形になってきたら、どんどん維持管理費だけでもかさんでくるという状況になるんで、そこらあたりはきちんと対応していただきたいというふうに思います。  以上で、もう最後は答弁いいです。 ○委員長(原田 健志君)  ほかに質問はありますか。 ○副委員長(谷  義樹君)  そしたら、何点かお聞きしたいと思います。  説明資料の133の歳入の一番上の、使用料及び手数料の部分の内容説明のところで、過年度保育料50万円、一応計上されてますね。ちょっと今、実態がどういうふうになってるかについてお聞きしたいと思います。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  過年度の実態というふうなことでございますけれども、平成23年度当初の段階では370万余りあったというふうに記憶しております。その中で、23年度に納付されて、現行では約300万弱のまだ滞納があるというふうな状況です。 ○副委員長(谷  義樹君)  その300万の中で、一応ここでは50万しか計上してないんやけれども、実際にその可能性ちゅうんか、徴収できる。そういった点の見通しについてお聞きしたいと思います。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  当然、300万一気に納めていただくのが一番ありがたいことなんですけれども、なかなかやはり家庭の状況等もありまして、一気には納めていただけないというふうな状況の中で、平成24年度については50万程度を見込んでおるというふうな状況でございます。 ○副委員長(谷  義樹君)  徴収の見通しが全く立たないということではなくて、一定その調整する中で、最終的にはすべて徴収できるような見通しに立ってるというふうに理解していいわけですか。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  なかなかすべてを徴収できる見込みというところでございますけれども、昨年、平成22年度においても不納欠損処理をさせていただいたという経過がございます。その中でやはりその保育所に現在、子供が来ている場合については、なかなかいろいろ接触も図りながら納付相談等をさせていただいておるところなんですけれども、もう保育所を退所されて町外へ転出された方、その方についてはなかなか連絡もとれない、こちらのほうから出向いていったりもするんですけれども、なかなかその方ともお会いすることができないというふうなことの中で、そういう方が一部存在するというふうな状況でございます。 ○副委員長(谷  義樹君)  次、135ページの下のところで、22年度から放課後児童クラブについては他校の生徒も受け入れると、そういった方向に動いていると、一定の実績は出てると聞いてますけども、特に24年度の見通しというか、そういった点をお伺いしたいと思います。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  今現在、新しく新1年生になられる方の申し込みを受け付けておるというふうな状況の中で、なかなかやっぱり当初は児童クラブに来られても、実際問題やはり何日か、何カ月か日がたてば、また学校なんかで友達と遊びたいからなかなか児童クラブへ行かれへんというようなことで、もともとは長期いいますか、常時で申し込みをされてますけれども、年度の途中なんかで比較的一時に切りかえられる方がふえておるというふうな状況です。  その中で、なかなか見込みというのも難しい部分があるんですけれども、23年度に利用されている子供さんは引き続き利用されるのかなということと、あと新たに数名その利用を見込んでおるというふうな状況です。 ○副委員長(谷  義樹君)  せっかくの制度ですんで、やはり問題点を十分整理して、有効にこういう制度自体が生きてくるような活用の仕方、これは24年度特に配慮していただきたい、そういうふうに思います。  ちょっと飛びますけれども、140ページの、先ほども説明出ておりました児童の安全確保を図るために学校警備員を配備するという計画ね。ここでちょっと聞いていいのかどうかわかりませんけれども、そういった防犯とか、それからこれひょっとして学校関係になるんかな、非常時の避難訓練ね。そういった点を含めて、若干前に、12月か聞いたことがあるんですけれども、実際にそういう24年度の計画がどういうふうな形で考えられてるか、それについてお伺いしたいと思います。     〔不規則発言する者あり〕 ○副委員長(谷  義樹君)  今の質問は、一応学校のとこで聞きたいと思いますので、取り消し。準備をしといてください。  それで次に、その下、小学校の関係、それから141ページには中学校いうことで、いろんな今現在の施設の不良箇所の改修、予算が上がってますね。ちょっと私、気にしてるのは、新しい学校問題が出てきた中で、どの程度の基準までは改修すると、あと残りはちょっと先に、新しい学校に任そうかと、そういった一定の判断基準等ができてるのかどうか、その点確認したいと思います。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  基準といいますのか、その辺は難しいこともあるとは思います。そん中で、やはり子供が学校のほうで勉強するために最低限必要な、例えば今回、工事を上げさせていただいておるのは久佐々小学校の屋上の改修ということで、屋上がいろいろ雨漏り等の予想もされるというふうなことの中でそういう予算を計上させていただいておりますし、また東中学校についても渡り廊下の通路のほうで雨漏りがしておるというふうな状況の中で、やはり子供が勉強する環境として最低限のことはやっていかなければならないなというふうに考えております。 ○副委員長(谷  義樹君)  子供が勉強できるのはその年だけなんでね、一定のその環境整備、これは当然やるべきやと思いますけども、特にこの器具、什器関係で、将来的に不要品が出てくるんじゃないかな、そういった点をちょっと若干心配してますんで、有効な活用、これをお願いしたいと思います。  これもちょっとここで聞いてええのかどうかわかりません。先ほど当然、新しい学校問題ですね。今の大阪府民牧場跡地を新しい学校として活用するという前提で、今現在着々と準備が進んでると、24年度もそういった方向に進んでいくという方向は十分確認できるわけですけれども、当然大阪府との話の中で、学校用地としての活用というのが前提でいろんな話をされていると思います。その中で一定大阪府がそういった条件をつけて無償譲渡、それに応じてるのか、あるいは何かそういったことについての文書等交わすような内容があったのかどうか、その点ちょっと確認したいと思います。 ○総務部理事(吉井 淳司君)  これまだ文案について協議して詰めるところですけれども、我々今想定してまして、大阪府のほうもおおむね想定してますのは、学校教育施設として使うようにという条件は当然課されるでしょうし、それをもとに無償譲渡されるものと考えております。 ○副町長(上森 一成君)  これ町長と当時橋下知事でございますけれども、学校用地としてちょうだいしたいということで了解いただいておりますので、そういうことでちょうだいいたします。 ○委員長(原田 健志君)  休憩します。     ───────────────────────────────               休憩 午後 4時54分               再開 午後 4時55分     ─────────────────────────────── ○委員長(原田 健志君)  再開します。  ほかに、よろしいですか。 ○副町長(上森 一成君)  すいません、私、先ほど八木委員の御質問の中で、財産管理費で人件費を含んでおるというふうに御答弁いたしましたけど、一般管理費で組んでおりますので、ちょっと御訂正を申し上げたいと思います。 ○委員長(原田 健志君)  ちょっと幾つか私からも質問をさせていただけたらと思っております。確認的なことが多いので、的確に答えてもらえればそれでということで思っておりますけども。  1つ目は、私も今までの中で何回かお聞きしとる、特にそれを設定するときにかかわってたことがありまして、府民牧場の分を、いわゆる公園入場料補助事業というのが昔ありまして、そういったことでそれはなぜかいうたら、能勢町には公園的なものがない中で、こういったものを充てることでということでしておった事業があったように思いますんで、今回この中で、特にそういったものがないということの中で、どういうようなことを考えておられるのかなというふうな思いを少し持っておりますんで、そこについての基本的な考えがあれば、教えていただきたいと思っております。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  府民牧場のほうで、公園入場料補助事業という形で平成23年度までは実施しておりまして、一定その去る3月4日で営業を閉場という形にされたというふうなことの中で、平成23年度については2月末までの年間パスポートを出しておったというふうな状況がございます。  その中で、そしたら今後どうしていくのかというふうな御質問でございますけれども、それはしばらくの間は、ちょっと次世代育成支援対策協議会の中でもそういうふうな御意見もいただきましたけれども、新しい学校の建設にあわせてそういう公園をつくってほしいというふうな要望も参った中で検討をしてまいりたいというふうなところで御返答させていただいたところでございます。 ○委員長(原田 健志君)  何らかの方法で、またうまくそこは検討していただきたいと思っております。  あと、ちょっと先ほどは確認を最終的にとらずにあれやったんですけども、要保護及び準要保護児童生徒就学援助費という分で、ことし小学校のほうは若干児童数の減少によりということで書いておられる中で若干減っておると、今まで平成22年度からいうていったら30名、50名とふえてきてる中でのこと。また中学校のほうでは20名、36名とふえてきてる中でのこと、中学校のほうは今回も増加というようなことを考えてあるというふうに書いておるんですけども、実際、実数としてこのように考えているという、ことしの分のことの人数がわかりましたら、一度人数として知っておきたいというふうな思いもありますので、実数のほうでお願いできますか。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  一応、今こちらのほうでつかんでおります受給の児童数、生徒数でございますけれども、平成23年度もほぼ終わりに近づいておるんですけれども、準要保護で23年度決算見込み48人、それと生徒数、中学生ですね、37人で、平成24年度の見込み数としましては、小学生、児童数ですけれども38人いうことで10名の減、それと中学校では36人を24年度見込んでおりますということで1名の減ということで、今現在見込んでおるところでございます。 ○委員長(原田 健志君)  中学生は、昨年度と予定数としては同じ36、36ではないかと思うんですが、若干その予算額的にはふえておるんですけど、それは何か増のほかの、人数的な要因でなく、ほかに何か要因があるということでいいでしょうか。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  すいません、申しわけございません。ちょっと説明が不足しておりました。  先ほど言いました人数につきましては、準要保護ということで人数は、それと、あとこれにプラスアルファとして特別支援ということで、その人数が小学校の受給者数の決算見込みで11名、それと小学生の24年度見込みは8人、それと中学生の決算見込みが3人、24年度は12人ということで、中学生こちらのほうでふえておりますので、その分を見込んでおるという状況でございます。 ○委員長(原田 健志君)  わかりました。そういったところ、ふえてきてるところも感じられるところもあるので、十分に注視していきたいなと思っております。  それと、これ最後にさせてもらいたいと思うんですけども、幼稚園に関しての少し予算が幾つか出てきてる中で、一番最後の分は、本町には公立幼稚園がないことからということで予算設定されてる分があろうかと思います。先ほどから出てるように幼保一元化か一体化か、どちらかちょっと最終的にどないなるかわかりませんけども、そういった話出てきておる中で、そういったことが進んでくれば本町にはというような形ではなくなってくる可能性もあろうかと思うんですけども、こういった場合には、こういった予算は、もし町の中の分が幼稚園的な要素を得てきた場合、本町には公立幼稚園がないからという言い方とはちょっと若干違ってくるようにも思うのですけども、予算を設定していかれる中では、そういったところは将来的には考えていかれることも視野に入っとるのか、それともそこはまた制度が設定されてから、設定していこうというふうになっておるのか、その辺のお考えをお伺いします。 ○こども未来課長(渡瀬 正幸君)  こども園というところの中で、法律の改正が今国会というふうなことを聞いております。制度の施行が25年4月1日施行ということで聞いております。その中で3年間の経過措置といいますか、猶予期間があるというふうなことの中で、当然今ののせ保育所の施設で幼稚園機能を持たすというふうなことになりましたら、先ほど八木委員からの御質問ありましたように、今の規模のままでは対応できない部分が出てこようかと思います。その中で、3年間の猶予期間の中で能勢町の方針として、今後どうするのかというふうなことも決めていかなければならないというふうなことの中で、今現在におきましては、公立の幼稚園を持たないというふうなところの中で私学に対する補助金を出しておるという状況でございます。 ○委員長(原田 健志君)  そういったところもいろいろと情報も仕入れながらよろしくお願いします。  私自身も先日、ことしは舞台のほうでされたというような保育所のほうの行事も見させていただきました。途中でちょっと退出させてもうて、まことに申しわけなかったんですが、年々そういったものも力を入れておられるというか、どういった事情かはわかりませんけども、そういったこともしておられるように思いますし、保育所のほうと幼稚園のほうと、いろいろとこれから見ていただいてしっかりと進めていただけたらと思っております。  すいません、ほかに質疑ありませんので、これで質疑を終わります。  これでこども未来課関係についてを終わります。  しばらく休憩いたします。     ───────────────────────────────               休憩 午後 5時04分               再開 午後 5時16分     ─────────────────────────────── ○委員長(原田 健志君)  会議を再開いたします。  次に、学校指導課関係について説明を求めます。 ○教育次長(瀬川  寛君)  それでは、詳細説明に入らせていただく前に、私のほうから学校指導課関係の平成24年度当初予算の概要につきまして御説明をさせていただきます。  平成24年度の学校指導課の関係でございますけども、前年度に小学校の新学習指導要領が施行され、24年度においては中学校で新学習指導要領が全面実施されることとなっております。この中におきましては、生きる力をはぐくむという理念を実現するために基礎、基本を確実に身につけ、主体的に判断をし、行動をし、そして豊かな人間性、たくましく生きるための健康や体力を育成をすることを目標に予算を編成しております。  具体的には、漢字検定事業、また使える英語プロジェクト事業を活用しての英語検定事業、学校支援地域本部事業、小・中・高一貫教育事業の中で能勢町教育イノベーションプロジェクトを推進をし、観光甲子園事業も組み入れながら次代を担う人材育成に努めてまいるところでございます。  そして、平成24年度からは、府費負担教職員の任命権を府より移譲を受けます。地域に根差す、地域のニーズに合った教育実現を目指してまいりたいというふうに考えておるところでございます。  それでは、予算の詳細につきましては、学校指導課長のほうより説明をいたしますので、よろしくお願いをいたします。 ○学校指導課長(後藤るみな君)  それでは、予算説明をさせていただきます。  最初に、どういう思いを込めて予算を編成したかだけ少し述べさせていただきまして、具体に入っていきたいと思います。  平成23年度学力・学習状況調査より、これまでの自学自習をするということの課題に加えて、問題を解く時間に課題が見えてきました。能勢町の子供たちはゆっくりと取り組み、時間をかけてしっかりと考えるということを繰り返しやってきましたので、少し時間の意識というのがなかったように思います。それらも含めて平成23年度の学力・学習状況調査の結果を一つ一つ踏まえ、新たな取り組みを推進してまいりたいと考えております。  平成23年度はおおさかてっぺんプロジェクトとして漢字検定事業、それから英語検定事業、観光甲子園事業、学校交流事業を進めてまいりました。まだ、漢字検定、英語検定につきましては結果は出てるんですけれども、十分な分析をしておりませんので報告ができないところですが、合格率のみお伝えしておきたいと思います。漢字検定においては小学校では約9割、中学校では約4割の合格率でした。英語検定は中学校約7割でございました。それから、観光甲子園事業では能勢まるごと短期留学!が全国の予選を勝ち抜き、見事日本旅行業協会会長賞を受賞しました。一定大きく掲げました目標には至らなかったのですが、今後もこれらの取り組みを進めていきたいと思います。  さらに学校指導課としては、学校も含めてレベルアップをしていくために能勢高校と連携をしながら、この4月1日より大阪府から人事権の移譲も受けます。どういう教員を募集するかというコンセプトは、自分が好き、能勢が好き、夢がいっぱいの子供を町ぐるみで育てましょうというスローガンで募集をすることにしております。そして、さらには持続可能なまちづくりを目指す能勢の活性化に寄与できる、そういう人材を育成していきたいという思いを込めて予算を編成いたしました。  それでは、予算説明に入りたいと思います。
     平成24年度の児童生徒数は、現在のところ小学生457名、中学生328名でございます。編制上は、転入学も含めまして小学生469名、中学生334名で組んでおります。昨年度と比較しますと、両方とも29名の減となっております。  予算説明資料144ページをごらんください。歳入から説明いたします。  本年度は不登校対策支援事業が終了となり、皆減です。本年度、大きな成果のあった使える英語プロジェクト、それから地域と一体となった学校づくりを目指す大阪府コミュニティづくり推進事業費補助金が主な歳入となります。  予算書は30ページ、31ページをごらんください。款13分担金及び負担金、項2負担金、目3教育費負担金36万9,000円を計上しております。独立行政法人日本スポーツ振興センター災害共済給付金制度へ加入するための保護者より納入される金額でございます。これは児童生徒が学校でけがをしたときに給付されるもので、945円のうち、町が約半分を負担し、年度当初に加入し、けがをした子供たちへの費用に充てております。3万9,000円の減は、児童生徒数の減少によるものです。  説明資料は146ページで、予算書は40ページ、41ページです。款16府支出金、項2府補助金、目7教育費府補助金のうち、一番下でございますが、166万円、これは看護師配置事業補助金、補助率2分の1でございます。これは障がいのある児童の中で医療的ケアの必要な介助員として支援いただく方の嘱託員報酬に充てております。平成24年度は、本年度と同様、東郷小学校と久佐々小学校に配置いたします。続きまして、その下の300万、使える英語プロジェクト事業補助金、補助率は10分の10でございます。英語検定事業に充当いたします。続きまして、70万、大阪府教育コミュニティづくり推進事業補助金、補助率3分の2でございます。学校支援地域本部事業に充当いたします。  続きまして、予算書42、43ページ、説明資料は147ページでございます。10万円、特別支援教育総合推進事業補助金、補助率3分の1でございます。不登校支援対策事業に充当いたします。  続きまして、予算書44、45ページ、次のページでございます。款16府支出金、項3委託金、目6教育費委託金、教育統計調査交付金として1万7,000円、これは統計に係る消耗需用費に充当しております。  次のページの46、47ページをごらんください。款16府支出金、項3委託金、目8権限移譲交付金394万4,000円のうち、207万4,000円が人事権移譲交付金でございます。人事権移譲業務に充当いたします。  歳入は以上でございます。  続きまして、歳出について説明をいたします。  説明資料は145ページをごらんください。一番下、合計欄にありますとおり、総歳出費用は3,646万2,000円、前年度から4万5,000円の減でございます。  予算書146から153ページをごらんください。こども未来課の教育総務係のほうと一緒の予算書になっておりますので、学校指導課としては、このうちの教育総務費、目2の事務局費の中から節8の報償費418万7,000円、節9旅費18万5,000円、節11需用費184万1,000円、節12役務費282万3,000円、節13委託費26万8,000円、節14使用料及び賃借料118万1,000円、節18備品購入費134万6,000円、節19負担金補助及び交付金72万7,000円という金額が学校指導課の予算となっています。  事業別にいいますと、説明資料の145ページの事務局費のところに、上から事務局計上費から人事権移譲業務までの事業を展開しています。昨年の新規事業として取り組みました学校交流事業及び観光甲子園事業は、小中高一貫教育事業費の中に組み入れました。  それでは、予算説明資料を中心に説明してまいります。まず、148ページの教科書改訂事業でございます。先ほど次長のほうから説明がありましたとおり、小学校、中学校とも改訂を行い、採択を行いましたので、原則4年間は同じ教科書を使用することとなります。したがって、新しい教科書のための指導書を購入する必要がないため、99.5%の減ということで組んでおります。ただ、新規に教科書が発行されたり、使用している教科書が発行停止になる場合がございます。そのときには、新たに採択する必要があるため、委員報酬費のみ1万4,000円を計上しております。  それから、説明資料の次のページ、149ページです。小中高一貫教育事業、中高一貫教育総事業費207万7,000円です。さきに申しましたとおり、本年度より2つの事業を統合して組み入れましたので、58万6,000円の増でございます。この事業においては、今後、能勢高校の将来を検討する会議を継続し、特色ある能勢高づくりを支援しながら、町内の中学生が能勢高校に行きたいというような思いを持てる学校づくりを目指していきたいと思っております。また、平成22年度より、各学校で展開しております能勢町イノベーションプロジェクト事業を改善、充実、発展するように支援し、その成果を発信するために11月21日は能勢高校において研究発表会を開催する予定でございます。その費用等を組んでおります。主な歳出は、講師謝礼として48万、それから学力実態調査委託料として20万8,000円、交流に必要な自動車借上料81万9,000円を組んでおります。  次のページの150ページをお願いいたします。不登校支援対策事業、総事業費30万でございます。本年度より不登校対策については、いわゆる児童生徒に心のエネルギーを充電するサポーター派遣から、より専門家の指導を受けたほうがいいというふうに考えた児童に対しては、専門家派遣によりサポート事業へと支援の方法の転換を図りました。次年度もそのような形で実施をしていこうと考えております。したがいまして、派遣回数を絞りましたので40万の減です。主な歳出は、指導員報償費の30万です。  それから、151ページ、学校支援本部事業、総事業費229万円でございます。本年度より社会人活用事業やおおさか・まなび舎事業を統合し、この先日ありました本会議でも御質問のあったとおり、外部指導者をたくさん活用して現在進めております。また、この2月、3月から地域安全センターとしての機能を備え、より地域に身近な本部として活動しているところでございます。学校の問題を学校だけで解決するのではなくて、保護者や地域住民にも参画いただき学校に支援をいただく事業ですが、これは義務教育の目的でもある生涯学び続ける子の育成にもつながる事業だと考えております。したがいまして、子供たちにも支援をいただくボランティア自身にも両方に学びがあるというふうにとらえております。次年度は、さらに学校の課題とニーズを明確にしてそれに支援をいただくということ、また地域に愛着を持つ取り組みを進めること、そして安心、安全な地域づくりを目的として展開してまいります。主な歳出は、この事業をコーディネートしていただくコーディネーター謝金56万8,000円といろいろなことに活用していただく講師謝礼として127万を組んでおります。  続きまして、説明資料152ページをごらんください。漢字検定事業、総事業費114万3,000円です。本年度は小学校1年生から中学校3年生まで全員に漢字検定に挑戦をさせました。引き続き実施する事業でございます。先ほど速報値を述べましたが、きのう入ってきた情報なんですが、これからきちっと分析をしていきたいと思いますが、速報値から見る限りには大きな成果が得られたのではないかなと評価しております。現場の先生方も含めて頑張っていただいたなと思いました。今回は受検級を一人一人の能力に合わせ選択いたしましたので、その目標に向け努力した結果が合格率に反映されたのかなと思っております。まだまだ1年目でございますので、目標の中3で全員3級合格にはほど遠いところにおりますが、児童生徒が小学校1年生から進んで積極的に学習に取り組めるということに視点を当てて、ゴールを漢字検定に挑戦し合格するということで、次年度も頑張っていきたいと思っております。主な歳出は、受検手数料の114万3,000円でございます。  続いて、153ページ、英語検定事業、総事業費367万4,000円でございます。大阪府の補助事業、使える英語プロジェクトを活用して、英語を使って積極的にコミュニケーションを図る態度を育成するために英語力をつける事業でございます。東中、西中の生徒ともオールイングリッシュの授業を受けております。このオールイングリッシュの授業は中学校1年生だけに本年度は実施いたしましたが、学習指導要領に規定されている時間より1時間多く設け、活用の時間として設定いたしました。また、特設授業といたしまして、テレビ等で活躍されている大西泰斗先生に来ていただき、実際、両中学校の1年生に授業を受けていただきました。私たちはなかなかついていけなかったんですけれども、子供たちはその授業にしっかりついていってたかなと思っております。その結果、中1の成績でございますが、中1程度5級の合格率は85%でございました。これは大阪府が同様の事業を使って5級程度のテストを行ったんですけれども、能勢町のほうがはるかに超える数字でございました。次年度も、今年度に引き続き大西先生とか、それから有名な教育大の加賀田先生等にも御指導いただきながら小学校英語との連携、中1の取り組みを中2、中3へと広げ、より英語力の育成に幅広く取り組んでいこうと思っております。主な歳出は、講師謝礼の82万5,000円、受検手数料の49万3,000円、それから教材費として103万2,000円でございます。  続きまして、154ページ、新規、学校事務共同実施事業、総事業費10万円です。本年度より学校事務の共同実施に取り組み、府より事務職員の加配職員を配置していただきました。久佐々小学校に学校事務センターを設置したところでございます。次年度は、さらなる事務の効率化を目指すためにICT機器を活用しながら研究開発をする予定でございます。また、保護者からの徴収金をネットバンキングを活用したシステムにし、より適正化、透明化を図っていきたいと思っております。また、未納問題にも積極的に取り組んでまいります。主な歳出は、センターの設備を充実させる内容となっております。  続きまして、新規、大阪府へき地・遠隔小規模研究事業でございます。総事業16万3,000円でございます。平成24年7月に天王小学校において、大阪府へき地・遠隔小規模校研究発表会を開催いたします。その発表会に必要な講師謝礼や消耗品を組んでおります。天王小学校は小規模ということを生かして、本年度落語家の桂雀々さんを招いて発表力につながる取り組みを推進しました。4チャンネルで20分ぐらい放映されたかと思います。また、能勢の地場産の野菜等を使ったお弁当づくりなど、本当に小規模でしかできない取り組みを進め、大きな成果をおさめました。泣きながら落語を語っていた子供の姿が印象的です。これらの研究成果を大阪府下に発信して行きたいと考えております。  続きまして、155ページの新規、人事権移譲業務、総事業費149万6,000円でございます。人事権の移譲に伴う事務といたしましては、教員の任命に関すること、採用選考、管理職選考、広域人事交流など約30項目の細部にわたり事務を移譲します。加えて、教職員の育成につながる研修などがあります。これまでは研修については、大阪府の教育センターにおいて受講してきましたが、次年度からは、人事権を移譲されたために、受講する場合には受講料が必要となってきます。また、全項目を受講できるわけではありませんので、大阪府教育センターが能勢町に開いてくれなかった研修については、こちらのほうで研修を実施することとなります。そのために講師謝礼として50万、研修会参加費として22万、そして任命とか採用選考など共同実施をしてまいりますので、3市2町、豊能地区教職員人事協議会負担金41万を計上しております。府から権限移譲として交付される、先ほど申しました200万4,000円のうち、事務経費に充当するのは50万で、残りについては協議会に1名派遣いたしますので、その給与に充当いたします。  続きまして、予算書に戻ります。152から159ページをごらんください。款9教育費、項2小学校費、目1学校管理費に、学校指導課として節1から節22まですべて含めて894万6,000円で事業を組んでおります。また、目2の教育振興費のほうは、需用費として142万5,000円、節19の負担金補助金として224万7,000円です。  事業費別でいいますと、先ほどの説明資料145ページの小学校管理費から障害児教育の推進、それから障害児介助員、小学校児童健康管理、小学校振興費ということで、この予算に関しましては、主に小学校の日常業務に関連する経費を計上しております。  どういうものかといいますと、簡単に、説明資料155ページをごらんください。障害児介助員総事業費5万5,000円でございます。支援に必要な児童生徒に日々支援をしていただいております介助員の方々の資質向上、または教員との連携を目指して研修費等の予算を組んでおります。その費用弁償として1万6,000円、また一緒に修学旅行に引率をしていただく介助員の負担金として3万円です。説明資料には載せておりませんが、中学校費にも同様のものを計上しております。また、説明資料には載せておりませんが、小学校児童健康管理総事業費400万4,000円です。多額ですので説明しておきますと、学校保健安全法に基づき実施する児童の健康診断の費用です。内容は内科、歯科、耳鼻科、眼科、心臓、結核検診と脊柱側湾の検診をする費用でございます。主な歳出は、学校医報酬の250万ということになります。中学校にも同様計上しております。  続きまして、予算書158ページから163ページでございます。款9教育費、項3中学校費、目1学校管理費に学校指導課として、まず節1の報酬から節19の負担金補助及び交付金まで210万8,000円、それから目2の教育振興費につきましては、職場体験学習等も含めて節8から節19まで361万1,000円を計上しております。事業費別にいいますと、説明資料の145ページ、一覧表でございますが、中学校管理費の経常39万5,000円から職場体験事業の36万1,000円まで、これが先ほどのところに予算を組みました。これも主に中学校の日常業務に関連する経費を計上しております。  それでは、予算資料の156ページをごらんください。職場体験事業でございます。総事業費36万1,000円。御存じのとおり、主体的に自己の進路を選択、決定できるなど、自主自立の精神を養う体験として教育課程に位置づけている取り組みでございます。生徒の減少や自動車借上料を見直したために22%の10万5,000円の減です。主な歳出は、謝礼の8万4,000円と自動車借上料の18万です。これまで両中学校とも5日間実施しておりましたが、東中学校のほうは3日間に減らし、できる限り町内での体験をしてみようということで、方針を少し変換されました。  最後ですが、予算書174ページから177ページをごらんください。款9教育費、項7人権教育推進費、目1人権教育総務費、目2人権教育児童館費でございますが、これはすべて学校指導課の所管の事務経費に係る予算でございます。したがいまして、読み上げは省略させていただいて、説明資料で説明をしていきたいと思います。  145ページには、それぞれの事業、杉原通学バス事業から児童館推進事業費までの総額を載せております。これまで人権カレンダーを作成しておりました人権啓発事業がゼロになっていると思いますが、一部の業務、つまり、人権カレンダーの作成については総合企画課へ業務を移管しました。その他の業務については人権教育事業費に組み替えを行いました。  説明資料156ページをごらんください。下の段です。杉原通学バス事業91万3,000円でございます。歌垣小学校に新しく2名の杉原から通う子供が入学してきます。したがいまして、6名のバス代を補助するものとして計上いたしました。通学証の負担金として21万3,000円、杉原通学バス対策負担金70万円を組んでおります。  157ページ、人権教育研究会事業、総事業費88万でございます。町内の教職員で構成する能勢町人権教育研究会の負担金を計上するものです。人権同和教育問題の解決を図るために研究推進する研究会を支援していきます。人事権移譲とともに、特に人権に関する分野をこの研究会で担っていただこうと思っております。主な歳出は、負担金88万でございます。  説明資料157ページの下の段、識字教室推進事業でございます。総事業費24万6,000円です。非識字者が言葉や文化を獲得するために開催している教室でございますが、現在は2教室でございます。教室や回数の見直しにより6万円を減額しました。主な歳出は、講師謝礼の15万でございます。  続きまして、158ページ、人権教育児童館総事業費297万2,000円でございます。青少年の健全育成と人権教育の担い手を育成するために児童館活動を行っております。それに係る費用でございます。児童館活動が地域の人権教育の拠点となるように指導員の創意工夫により、毎回楽しく積極的に活動することができております。本年度は4児童館合同活動を5回開催し、児童館交流も図れました。大変よかったと好評を得ております。事業内容を少し精選するために34万を減額いたしました。主な歳出は、講師謝礼の45万8,000円、清掃業務委託費の57万2,000円、自動車借上料54万でございます。  以上が予算書及び予算説明資料に基づいた説明でございます。学校指導課はソフト事業が多い部署でございます。財源措置がなくても、さまざまな積極的な取り組みが推進できると思っております。能勢の活性化、次代を担う人材育成に寄与できる取り組みを次年度も頑張ってまいりたいと思っております。十分な説明ではございませんが、また新たな学校に引き続く学校の最後の総仕上げとして平成24年度の予算を組みました。御審議をいただき、お認めいただきますようよろしくお願いいたします。以上で終わります。 ○委員長(原田 健志君)  説明が終わりました。  お諮りいたします。  本日の会議はこれで延会したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○委員長(原田 健志君)  異議なしと認めます。  本日はこれで延会いたします。  念のため申し上げます。3月12日の委員会は午前9時30分より再開いたします。  お疲れさまでした。     ───────────────────────────────               延 会 午後 5時47分  以上、会議の経過を記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。  能勢町議会 環境教育常任委員会  委 員 長...